【算数】小学1年でも思考力重視の影響か算数の宿題が文章題多め | 元塾講師 透明教育ママ見参!!

【算数】小学1年でも思考力重視の影響か算数の宿題が文章題多め

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ブログスタート時点、まだ幼児だった子ども③も小学校デビュー。

宿題をしたり、放課後は友達と遊んだりと元気な小学生生活を送っています。

 

さて、子ども①②と違い子ども③は完全なる新学習指導要領っ子

上の二人とは何が違うのか興味深く見てきました、やはり教育方針は微妙に変わってきていることを感じています。

 

なにせ国の方針は「思考力・判断力・表現力等の育成」。

文部科学省のHPでも、それを支えるための言語活動的な文が載っています。

第1章 言語活動の充実に関する基本的な考え方

 

子ども①②ともに、子ども③の算数の宿題を見て【うわ、面倒くさい!】と騒ぐ始末・・・。

正直、勉強が苦手な子や家庭学習をしていない子にとって宿題を1人で消化するのが無理ゲー状態。

 

とにかく、文章題の文章が長い!

本当に公立小?、と教育関係の仕事をしている私ですら感じています。

 

今回は、算数の宿題から見る違いを話しつつ、思考力や文章問題を理解するための読解力の鍛え方を説明していきます。

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簡単な足し算だけど文章が長い算数の宿題

 

子ども③は夏休み明けから足し算と引き算を本格的に勉強しています。

計算カードもやっていることもあり、計算力は今のところ問題ない様子。

 

そのため、算数ラボ10級を家庭学習で利用しています。

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さて、まだ小学校では繰り上がりや繰り下がりはしていませんが(2021年10月現在)、宿題のプリントは基本的な計算ものではないのです。

 

子ども①②の時には、こうしたガッツリ文章題の宿題はほぼ皆無でした。

これも、新学習指導要領の影響なのでしょうか。

はたまた、近隣ではソロバンや学研、公文に行く子が多いので計算系は抑えているのか・・・。

 

真相はやぶの中ですが、とにかく文章題の問題をたくさん解いています。

 

読書習慣がない子は問題を読むのも大変かも

公立小の1年生の宿題なので、問題は簡単です。

・すずめが電線に5羽とまっていました。そこに4羽のすずめがきました。ぜんぶで何羽でしょうか。

普通に5+4=9で、答えは9羽。

 

計算問題としては基本ですが、問題はこの手の文章題が6問程度あります。

子ども③はゾロリを1人で読んだり、すでにクレヨンしんちゃんの学習漫画やこち亀を愛読しているので活字に対する抵抗感ゼロ。

計算問題よりも喜んで解いています・・・。

 

先生側の目的は、しっかり文章を読んで問われている式(足し算か、引き算か)を書いて答えを導き出すことができる、だと推測。

 

しかし、本を読むのは学校の図書の時間や国語の時くらいという子にはしんどいと感じました。

 

文を読むのが面倒で、数字だけ拾って式を作る。そういうように宿題を片付けてしまう子もいるのでは、と。

 

図書館に行ったことがない子は案外多い

 

図書館から距離がある町ならいざ知らず、学区の小学校からけっこう近い場所に図書館があります

そういう好条件なのですが、図書館に行ったことがある子は子ども③の話だとクラスの3割程度(何割という概念はないので、〇人と表現していました)。

 

図書館から「名前と小学校名を書いて持っていけば本が借りられるカード」的なものがクラスで配布されました。

その際に、先生から「図書館に行ったことある子は手をあげて」と言われて手を挙げた子の大まかな数が分かったからです。

 

子ども③もビックリ。

 

その話を子ども①②にもしたら、「そんなものだよ」とサラリと言われてしまいました。

本を読む子は読むけど、読まない子は全く読まない

小学校生活を通して、子ども①②はすでに感じてきたようです。

 

1年生でこの文章題なら今後は・・・

 

算数の宿題でこれだけ文章題が出ていると言うことは、学年が上がるとさらに文章題が複雑化すること確定。

 

ちなみに、子ども②の算数のテストでも考えを説明させる問題があり(分数の単元)多くのクラスメイトが撃沈したそうです・・・。

 

ちなみに、受験をして学区以外の中学に進学した子ども①も、学校でレポートや作文課題はけっこうあります。

 

将来的に自分の意見を書ける力は大学や社会に出た後、強力な武器になるので国の言語活動充実という方針も頷けます。

 

その一方で、公立学校でこれだけドドンとやっているので【まだ1年生だから】では済まされそうにない事態になっているな、と感じずにはいられません。

 

真剣に、読解力とか思考力とか鍛えておかないと高学年になったらキツイということです。

 

即効性が期待できない読解力と思考力

読解力のある子、思考力のある子にさせたいというのは近年の家庭教育ではパワーワードになっています。

 

それだけ需要がある。裏を返せば悩んでいる方多いということです。

しかも厄介なことに、即効性がない

 

すぐに結果が出ないと言う点が嫌なところです。

読解力を鍛えるには地道な、本当に地道な作業の繰り返しです。

 

ここでは、時間はかかるけれど確実に力をつけられる方法をご紹介していきます。

地味で耐えられないという方はスルーしてください・・・

 

1.問いかけをする

 

おやつを選ぶとき「なぜ甘いものが食べたいの」と問いかけるレベルからスタート。

無意識で選ぶより、問いかけられると自分で「どうして甘いものを選んだんだろう」と考えるようになります。

 

勉強とは程遠い日常生活の上で行われる会話です。

いきなり「宇宙とは何か」と古代ギリシャ的なことを聞いても、子どもがポカンとなるだけ。

 

ハードルが低く、子どもにとって勉強的な要素ゼロな場面から問いかけしていくようにしましょう。

 

2.理由を説明させる

 

問いかけに似ていますが、欲しいおもちゃ、お菓子があれば必ず理由を説明させてください。

言葉で説明し相手を納得させるように仕向けます。

 

説明が下手でも、親はしっかり聞くこと。

馬鹿にしたり茶々を入れると、二度と説明しなくなります。

 

一生懸命説明したら褒める。

説明したら怒られることはないと思わせます。

 

最初は不慣れでも、徐々に「相手が納得してくれるにはどう話せばいいのか」と子どもなりに考えるようになります。

 

語彙力も一緒に伸ばせるのでおすすめです

 

 

3.読み聞かせをする(漫画OK)

 

読書習慣の鉄板、読み聞かせ。

読み聞かせを熱心にしていても、子どもが100%本好きになるわけではありません。

しかし、しないよりはしていた方が確率があがる、と個人的に考えています。

 

読書習慣の効果は、語彙獲得や集中力など多岐に渡ります

私はゆるい教育ママを自認しているので漫画でもOKです。

 

我が家の場合、ドラえもんとこち亀の読み聞かせをしていました。

完全にキャラになりきる感じです。

 

この作戦が上手くいったのか、子ども①②③ともに本&漫画好きな子になりました。

子ども③に至っては、私の漫画の読み聞かせのようにこち亀をキャラになりきって音読しています・・・

 

4.図書館に行くようにする

読み聞かせをするなら図書館は不可欠。

本を購入するとなるとけっこうなお金が必要になります。

こういうときは、図書館をフル活用したいところ。

 

我が家では子ども①②③ともに、生後2,3ヶ月から図書館デビューして足しげく図書館通いをしていました。

 

乳幼児ルームで本を選んで読み聞かせをしたりと、子育ての想い出が詰まった場所になりました。

本が身近なものになりますし、2,3歳頃から自分でお気に入りの本を勝手に取ってくるようになります。

 

好きな本を見つける

読み聞かせしてもらえる

また図書館に行きたい!

という流れを作ります。

 

あらゆるジャンルの本があるので、少しでも面白そうだなと思ったら迷わずに借りて本棚に置いておく。

それの繰り返しをしています。

 

5.テレビやデジタルの完全オフタイムを作る

これはユダヤ系の方の子育て論に通じるものがあります。

 

子どもが集中して何かに取り組めるような環境を作る。

そこに本があれば本を読み、レゴをやったり絵を描いたり、プラレールをしたり・・・。

 

テレビつけっぱなし&タブレット端末いつでも使用OKな環境だと、自分で考えて何かをする機会が奪われてしまいます。

 

ボーっとする時間でも構いません。

受け身ではなく能動的な状況を作り、自分で何をするか判断させるようにする。

実践しやすい上に、自分の好きなことを見つけるきっかけにもなります。

 

勝手に勉強し始めるを期待してはいけません

 

子ども③の学校の勉強をみていると、家庭学習習慣がない子にとってはキツイ未来が待っている予感しかありません。

 

まだ1年生だし、低学年だし、子どもに勉強させるのは可哀そう、という考えはちょっと捨てた方が良い雰囲気です。

 

ただ、遊ぶ時間を全て奪って勉強させるのは虐待ですので気をつけてください。

 

さて、学習指導要領が新しくなり就学前から思考力や読解力の素地を鍛える必要性がアップしています。

 

恐れるのではなく、何事もチャレンジさせて見守る

結果はすぐに出ないので、焦らずに子どものペースで思考力や読解力を伸ばしていきましょう!

 

数的な思考力を伸ばすのに便利、そして家で取り組める教材でとくにおすすめなのが算数ラボ 

1ページの問題量も少ないので、子どもも嫌がりません。

ただ、問題によっては親のサポートは必要です。なにせ、学校で習わないようなものばかりですから。

 

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図形、空間認識に特化したシリーズも出ています。

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我が家でも子ども①②が過去やり、2021年度は子ども③が10級デビューしました。



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