(Last Updated On: 2020年5月12日)

 

子供が就学するまでの期間にガンガン先取りで勉強させるのを一般的に【早期教育】と言われます。

我が家の場合、私の考えもあっていわゆる早期教育にはほぼ手を出さないまま子供③を育ててきました。

 

子供①は小学6年、子供②は小学4年そして子供③も年長になりました。

 

そこで今回は、塾での見聞や3人の子育てを通じて感じた【早期教育は必要なのかどうか】を考えていきたいと思います。

 

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結論:早期教育はそこまで必要ではない

最初に結論を言ってしまうと、早期教育に執着する必要はないと思います。

勉強勉強、と親が焦ると子供にもその気持ちが伝わってしまい、悪影響です。

あまりにも成長を急がせると人として大切な何かを失ってしまうと思うんですよね。

 

音楽系やバレエとかは別ですけど、普通に勉強の話になると3,4歳から漢字や計算をガンガンさせる必要はないな、と。

 

私がそこまで必要ではないと考える理由は以下の通りです。

 

1.「もっと出来るでしょ」と親が欲を出してしまう

子供の吸収力は早いのと、のみ込みの早い子は簡単な計算や文字なんか覚えちゃうしか書けます。

それをみた親が、喜ぶ&欲が出る。

ドンドン先に進めていくも難易度上がって子供がダウンし、親がムキーと怒る。

 

悪循環になって良いことなんてないんですよね。

超稀に天才児もいますが、一般論としては親子関係がギスギスしがちになって負の方が大きいと感じています。

 

塾で仕事をしている時に、一番上の子は先取りしてガンガン勉強させたけれど、そのせいで勉強嫌いになった、と話してくださった保護者がいました。

下の子達は反省を活かし、塾に通わせるも宿題以外は勉強させず自由にさせていました。

で、めちゃくちゃ出来の良い子達でした。

 

上の子は、塾に通わせずスポーツ系の習い事のみさせて勉強と距離をおくようにしたそうです。

普通はその決断も難しいのに、スパッと判断するのはすごいと驚いた記憶があります。

 

2.無我夢中に遊ぶ貴重な時間を奪う

成長するにつれ、言葉使いや振る舞いなども変わっていきますよね。

幼児期は幼児期に合う遊びがあります。

 

おままごと、見えない敵との戦い、プリキュアごっこ、延々と砂場遊びをする・・・。

上げたらきりがありませんが、年齢によって遊びの質や内容が変化していきます。

これは、どの親も経験していることでしょう。

 

でも、子育てをし、かつ教育熱心だと忘れてしまいがちになります。

 

塾で年長さんや低学年の子を教えたり、3人の子育てをして気がついたのは、子供は【夢中に遊んぶことで自然と自分の合う合わないを選択できるようになる】ということです。

 

簡単に言うと、子供自身が勝手に【自分らしさが分かってくるようになる】です。

 

親が何でも準備をしてスケジュール管理をしていると、自我が芽生えてこなくなるのではないかと感じています。

 

3.勉強が義務化されて勉強嫌いになる可能性がある

私は早期教育とは無縁の幼児期を過ごしましたが、中学に入ってから真面目に勉強しました。

今でも思うのが、幼児期に言葉は悪いですがアホみたいに自由に過ごしていたおかげで、中学から【勉強しなくては】という気持ちが出てきた面があると思っています。

 

あまりにもあからさまな成果主義的な早期教育は、子供を潰してしまう危険があります。

ノルマを課す、叱責ばかりになる・・・。

 

親の目を気にし過ぎて、子供らしい経験を積まないまま成長するのはある意味、悲劇的です。

勉強する意義を見出せず、嫌いになる可能性もあるので、早期教育に手を出すときは本当に気を付けたいところ。

 

公文に通わせるけれど、プリントするとき以外は子供の自由にさせる、一緒に遊ぶ、外遊びをする、とメリハリさせて親子ともども息詰まることのないようにしたいですね。

 

早期教育で親が望むような子になるとは限らない

我が家では、レゴやニューブロックといった、知育玩具の代表格はやらせてきましたが、勉強系を家でしたのは年長の冬頃から

100均の教材、ちびむすドリルを使用していきました。

 

早期教育というと計算や漢字をガンガンさせる詰め込み的なイメージですが、そうした教育はしてきませんでした。

そのせいなのかどうかわかりませんが、今のところ子供①②③とも勉強への抵抗感はなく成長しています。

 

私が小さい頃勉強嫌いで遊んでばかりいたので、【小さい時に紙の勉強ばかりじゃ辛いよね】と感じたりしていましたしね。

家では、人としてのルールは教えるけれど勉強系は距離を置く幼児期を過ごしました。

 

外遊びをして子供時代にしかできない経験を積ませる

個人的に早期教育よりも重要視していたのは、外遊びです。

基本的に、降園後は公園で遊ぶ毎日を送っていました。

砂遊びを延々と続けたり、一緒に山とトンネルを作るなど親子で泥だだらけになることも多々。

 

玄関が土っぽくて、よく夫も【どうした、この土?!】と驚いていましたね。

その代償と言っては何ですが、好きなものはバラバラですが好奇心旺盛な子に成長してきています。

 

時間を忘れて遊び惚けるのって、幼児期しかできないと思います。

いっぱい遊ばせておくと【小さい頃はたくさん遊んだな】と満足感を感じる模様。

現に、子供①②は【ほぼ毎日遊んでいたよね】【夕方まで外に出ていたけど夕飯大丈夫だった?】と口にしています。

 

夕飯、めちゃくちゃスピード料理を作っていましたけどね・・・。

 

遊びを通じて自分を知る

先に少し触れましたが、遊ぶことで子供は自分と向き合うと感じています。

砂場やブロック、おままごと人形、同じ遊びでも表現の仕方は全く異なります。

 

子供の仕事は遊ぶこと、とよく言われますが、自分を知る・自我が芽生えるきっかけるなるんですよね。

我が家の場合、子供①はレゴや砂場遊びを通じて工作が好きになり、子供②は探偵や新聞記者のように情報収集して考えるのが好きになりました。

 

早期教育を小さい頃から取り組んでしまうと、遊ぶ時間がブチブチ切れてしまいます。

各家庭によって考えは異なりますが、個人的に最優先するべきことではないと感じています。

 

勉強もできて反抗期も全くなくまっすぐ育つ子なんて超激レアなんですよ~。

 

子供によって成長のペースが違う

早期教育をしてしまうと、周りの子や兄弟姉妹と比較してしまうこともあります。

【全く意に介さず】という方もいるかもしれませんが、やはり気にしてしまうのが親というもの。

 

幼児期に勉強が絡むと、飲み込みの早い子や成長が早い子は目立ちます。

大器晩成型の子を持つと【なんでうちの子は遅いんだろう】と悶々とし、暗い気持ちになってしまいます。

我が家の場合、話すのもバラバラで、子供③は2歳3ヶ月、子供①は2歳2ヶ月から意味のある言葉【ママ】【パパ】と話し始めました。

 

児童館に連れて行っても、他の子と比べても遅い遅い・・・。

この状態で早期教育していたら、親はドヨ~ンとするのは必至です。

 

親子の健全を保つにも、あまり早期教育の世界に足を踏み入れるのは控えた方がいいかな、と思います。

 

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野放しはNG 子供の特性を見極める

早期教育をしていると、親と子の距離が近くなり【自分の夢は子供の夢】と同一視しがちになります。

それなら、放任主義が一番いいのかと思ってしまいますが、放任は放任で危険です。

 

幼児期に本を読ませる機会や数字を数えることをしていないと、就学直後から勉強に躓いてしまいます。

 

一緒に過ごせる時間は遊んだり本を読む。緩く見守りつつ、そっとサポートする。

 

普通ですが、普通が一番なのかもしれませんね。