【小4の壁・10歳の壁を乗り越えられない】宿題だけではムリな話

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小学生時代、学校の宿題をやっていなかった私が言うのもなんですが、学校の宿題だけでは【小4の壁・10歳の壁】を乗り越えることは難しいです。

 

理由は明確。

宿題のみで越えられるほど、10歳の壁は簡単なものではないからです。

 

学力差が出て、学力グループが固定してくる小4、10歳頃。

現実世界を少し見るけれど、視線をずらしたくなる年齢です。

 

数年後には中学で嫌というほど自分の立ち位置が分かってしまう前に感じる【学力の差】。

 

宿題だけで突破することの無謀さを説明していきます。

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キンドルとは違う読み心地かなと思いますので、読み比べもしてみてください。

内容は一緒です!

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ありがとうございます。

 

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習熟度別に宿題が出されることは超レア

 

義務教育の勉強、公立小で習熟度による振り分けがあるといえば算数くらいでしょうか。

その算数も、習熟度によってクラスが分かれるのは大抵小学校3年生以降が主流。

 

学区の小学校では、習熟度別ではなく算数の授業のみ少人数制にして手厚く先生が見るというスタイルです。

 

算数の扱いは少々特別ですが、塾のような【理解度に合わせてクラス分けをして授業を行う】はなく、あくまで【全員が同じ内容を学ぶ】ことが前提です。

 

そして、宿題となると生徒のレベルにあったプリントを配布することは不可能。

オンライン学習が進み端末の持ち帰りが通常化していけば、タブレット端末教材のように【生徒一人一人に合わせた問題を出題】することは可能です。

 

ただ、まだまだ黎明期なため昭和的な宿題(プリント)が主体となっています。

全員向けなので、やはり基本的な問題が中心。

 

宿題プラスアルファで学力の厚みが変化

一口に宿題をやっているでも細かく見ると児童により学習量が違います。

 

・宿題すらまともにやっていない子

・宿題のみやっている子

・宿題と通信教材もやっている子

・宿題と公文や学研の宿題もやっている子

・宿題と親が用意した問題集もやっている子

 

小学校のクラス内では児童をこんな感じに分類できます。

 

それを小学1年からしていると、学力の土台の厚みに差が出てくるのは当然です。

 

そして学年が上がると学習内容も難しくなるので、宿題だけで内容が定着することは難しくなる。

さらに理解を深めるための復習が大切になってきます。

 

とくに普段から宿題が出ない理科と社会は、家庭学習の有無や学習漫画の活用で出来不出来がハッキリ出るので宿題のみで突っ走っている子は【授業だけ】状態。

 

どんどん基礎学力の厚みに個人差が出てきます。

そして、学力の厚みがあり、ピラミッドが高い子ほど楽々と壁を飛び越えていきます。

 

宿題のみだと勉強スタイルが確立が遅れる

 

宿題のみやっていると、中学進学後苦労します。

 

中学進学後は、毎日担任の先生から宿題が出ることはありません。

教科ごとに担当教諭がいるため、先生によっては宿題をほとんど出さないこともあります。

部活動や塾もあるので【毎日何かしらの宿題が必ず出る】はないです。

 

つまり、自発的に勉強する必要があるのです

遅かれ早かれ必要となる自学自習ですが、勉強スタイルは個人個人で違います。

 

小学生時代にスタイルを確立している子は中学生活にシフトチェンジすれば済みます。

しかし、一から作らなければいけない子は大変です。

 

実際に勉強してから変えていくなど試行錯誤を繰り返していかなければなりません。

 

宿題だけやっていた子は【与えられたら勉強をやる】ことが染み付いているので【自発的にやる】を引き出すことも重要なポイントになります。

 

10歳の壁や小4の壁は計画性で乗り越える

【うちの子、学校の宿題はちゃんとやっている】で安心するのは危険。

少子化が進み、地方でも中高一貫校が誕生しているので【受験なんて一部の大都市だけの話】ではなくなっています。

 

情報もインターネットで簡単に入手できるので大都市圏の子がどんな教材を使用しているのかもすぐに分かります。

地方住まいで入手が難しかった問題集やドリルもネット経由で購入できる時代。

 

学力の厚みが大都市圏の子に近い感じで増していく子もいます。

そうした現実を踏まえ、【宿題しているから平気】で片づけないでください。

 

学校の勉強は土台と考えて躓きを解消する

 

小学4年生を境に【勉強できる出来ない】または【勉強が得意な子と苦手な子】が子ども達の間で認識されるようになります。

 

学校で学ぶことは基礎であり土台です。

少しでもほころびがあると、上に重なる学習が崩壊していきます

 

土台を強化する意味合いで宿題以外の家庭学習を導入していきましょう。

 

すぐにできるのが以下の取り組みです。

・苦手単元の復習

・教科書ワークの活用

 

苦手単元を抱えたまま先に進むと子どももしんどくなります。

宿題とは別に、しっかり克服させることが大切です。

 

くもんのにがていたいじシリーズは、子どもが躓きそうな単元をターゲットにした優秀な教材。

子ども②③も小学1年生「は・を・へ」のつかいかた に取り組みました。

 

教科書ワークは、教科書をベースにした問題集です。

教科書なので馴染みがあり、家庭学習の導入期には最適。

 

子ども②が低学年の頃に愛用した教科書ぴったりトレーニング は家庭学習定着時の良き相棒でした。

 

 

ドリル形式もあり、家庭学習のお供としてお勧めです。

 

 

早いと感じても中学進学を意識すると吉

小学3,4年から中学進学を意識するのは時期尚早かもしれません。

しかし、中学では小学校のように頻繁にテストが行われません。

 

教科によっては小テストが実施されますが、基本的に数ヶ月ごとに実施される定期テストが全て。

宿題が少なくなる分、余った時間でしっかり勉強しないと結果を残すことが難しくなります。

 

10歳の壁や小4の壁を意識する時は、ついでに先の中学進学も考えておく。

中学を見据えて家庭学習のあり方を変えていく。

そういった考えを持つことが大切です。

 

部活動もあり小学校生活の牧歌的から多忙な学校生活がスタートします。

進学後にチェンジするのは至難の業なので、10歳の壁対策を考えるついでに中学進学を見据えてみましょう。

 

目先の問題にも長期的な視点を

宿題だけだと小4の壁と10歳の壁を乗り越えるのは難しい。

その理由は、家庭学習の有無により学力の厚みが異なり目の前にそびえる壁の高さが変わってくるから

 

【学力差が広がるからなんとかしないと!】ではなく、長期的な視点を持ちつつ子どもの勉強を見守る必要があります。

 

見守ると言っても、単に見るだけでなく親が誘導して家庭学習時間を設けるなどです。

良き先導役として子ども自分の足で歩いていけるようにする。

 

目の前の壁も大切ですが、その先を見越して家庭学習の環境を整えていきましょう。



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