中学デビュー大作戦は二宮金次郎の如く③ | 元塾講師 透明教育ママ見参!!

中学デビュー大作戦は二宮金次郎の如く③

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少しずつ中学校生活に慣れてくると、それまで気にもしなかった周囲のことが見えるようになってきます。

その時、小学生時代とは様子が違うことに気が付くのでした・・・。

 

kindle出版しました。unlimitedでも読めます。

完全に無料で読めるコミックエッセイです。

↓こちらはアマゾンの縦読みfliptoonです。

キンドルとは違う読み心地かなと思いますので、読み比べもしてみてください。

内容は一緒です!

透明教育ママの絵日記 教育系コミックエッセイだけど役に立つ可能性ゼロ【ブログ放置編】

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新作です。

kindleのジャンル別ベストセラー獲得しました!

ありがとうございます。

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更なる努力が必須と感じた学年末

前回までのお話はこちらです。

中学デビュー①

中学デビュー②

心を入れ替えて過ごした、中学生初めての夏休み。その結果は夏休み明けに行われた実力テストで早速でました。

うろ覚えで恐縮ですが、クラス順位で一桁だったのです!!!

 

成績表をもらった時、思わず気持ち悪い笑みをこぼしていました。

あぁ、努力はウソをつかない、と心底思ったものです。

これを契機に、私の順位は上昇気流に乗りました。

学年末では学年20位後半までジャンプアップしました。1学期の250人中80番台だった時に比べたらすごいこと。

ただ、嬉しい反面、通っていた中学校は市内有数のトップ公立中ということもあり、上位層がかなり厚く、そこにたどり着くには更なる努力が必要だとも痛感しましたね。

 

トップ層の子は小学校からしっかり勉強している子ばかり。

そこに食い込むには、ダメダメ小学生だった自分を奮い立たせる必要があったのです。

 

あれ、あの子出来る子だよね!?

ところで、中学校に入学して妙なことに気がつきました。

小学校時代、周囲から成績優秀&行事があるたびに生徒代表で何かをしていた(私はいつもボケ~、と過ごしていたので見過ごしていました・笑)同級生が、どうもトップ層にいるわけではないらしい、と気が付いたのです。

それも一人ではなく複数人。当時は、なんでなんだろう? 私よりずっと真面目だし先生からの覚え愛でたかった。なのにどうしてなんだろう???、と首を傾げたものです。

この答えを見つけたのが、塾時代でした

小学生の頃から周囲から優等生として一目置かれていた子が、中学生になると伸びなくなることがありました。

その子達に共通していたのが、自分は出来るんで、という姿勢でした。

「私、失敗しないんで」、と言って成功すれば何も言うことありませんが、プライドが高い子は自分の成績低下をなかなか認めてくれません。

 

塾でも、基本問題は完璧でも応用問題では間違えるので、避けて通ろうとします。

学校生活では、小学校からの評判があるので、中学でも優秀生徒と思われる。それが当の本人の立場を苦しめ、優等生の振りをしなくてはならない、という悪循環になっていました。

これが塾業界で言われる、伸び切った子、なんだと実感したと同時に、同級生たちもこの例に当てはまったのだろう、と思いました。

 

魔の中学2年で飛躍も・・・

中学2年は魔の学年です。中だるみ、思春期、学校生活が慣れてくる。

様々な要素が重なり合い、不良として堕ちていく子は堕ちていきました。

 

成績の二分化が進む学年を、荒波を超えてようやくトップ層に!!

女子で学年10番以内にいればトップ校に合格するのはほぼ確実のなか、6番手まで上がってきました。

しか~し、トップ層の子は夏休み明けから次々と進学塾に通いだします。

当初、家でチャレンジを猛烈に解いていれば差は出ないだろうと思っていた私が甘かったと認識する出来事がありました。

友人の一人が通塾していた大手進学塾Eの模試に一般生として参加しました。

中学2年になると、志望校判定もでます。志望校の学校をいくつか書き、テストに臨みましたが・・・。

ギャ~、ナニコレ?????

全国展開している進学塾の模試の問題はレベルも初体験。

 

とくに、数学は撃沈。国語の問題の量もクオリティーも私が普段解いているのより2ランク上。

後日戻ってきた結果は悪いのなんの。落ち込みましたね~。

田舎の街でそれなりに良くても、全国では上には上がいて、されにその上にもたくさんの人がいるんだ~、という認識でした。

目先の高校入試しか頭に入らず、その後待ち受けている全国との戦いにまだ目も向いていませんでした。(親になり、当時の私と首都圏&近畿圏にいる同級生との差はこういう事だったのか!と痛感)

この時に、全国の相手を意識していれば、高校に入り挫折を経験しないで済んだかもしれません。

この模試は一回きりで逃亡しました。情けないですが本当の話です。

そして、順風満帆な中学2年を終え、ついに受験学年に進級するのでした・・・。

 

おまけ・中学2年の英語

塾では英語を教えていましたが、元から英語が得意だったわけではありません。

中学生以上になると、文系科目では圧倒的に英語科目の受講が多いので、英語担当になった、という経緯があります。

もちろん、生徒に教えるのですから予習復習&自己反省は必ず行っていました。

英語が苦手になるかどうか。分岐点が中学2年だと感じました。

これは自分の中学生時代と、働いていた時の経験から導いた答えです。

文法を理解する、というテーマがのしかかってきます。特に、不定詞の使い方で多くの生徒が倒れ込んでいきました。

ふと、自分はどうだったか振り返ってみましたが、やはり不定詞の意味をちゃんとは理解していなかったです。

英語と国語は違うものですが、言語という点では共通しています。

 

国語の文法をちゃんと理解していれば(主語、動詞、形容詞、副詞)、不定詞の意味も理解しやすいのだな、と講師をして気が付きました。

私は、国語の文法をなぁなぁでやってきており、入試でもあまり出ない単元ですが、やはり英語を勉強するうえでは文法の理解は絶対だ、と断言できます。

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