地方から国公立医学部に現役合格できる子のレベル【小学生から別格の特徴】 | 元塾講師 透明教育ママ見参!!

地方から国公立医学部に現役合格できる子のレベル【小学生から別格の特徴】

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今回は【地方から国公立医学部に現役合格できる子のレベル 小学生から別格の特徴】と題し、お話をしていきます。

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医学部医学科、とくに学費が抑えられる国公立医学部は全国の医師を目指す優秀な受験生が鎬を削る入試でもあります。

毎年春先になると、各高校の医学部医学科進学者数もインターネットや週刊誌で大きく取り上げられるなど大学入試の中でも別格な存在、扱いを受けています。

 

難関の中高一貫校が強いイメージのある医学部医学科ですが、地方でも公立中から公立高校経由で現役で入ってしまう受験生がいるのも事実です。

生まれも育ちも都会という方からすると不思議な存在に映るかもしれません。

小さい頃から天才児、神童扱いを受けている子ばかりですし、はたから見ると狭き門を軽々と超えていくという驚異的な存在。

もちろん努力し続けているからこそ結果を残しているわけですが、地方の公立小にいる他の子と何が違うのでしょうか。

1.算数のレベルが賢い子を超えるレベル

医学部を目指すとなると、絶対に避けられないのが数的なセンスです。

国語や英語ももちろん重要ですが、理系学部の頂点でもある学部学科の合格を勝ち取るには算数、数学が得意であることが不可欠です。

 

地方の小学生の大半が学ぶ機会がない中学受験算数の内容をすぐに理解し、解けてしまうレベル。

本腰を入れて受験勉強したら首都圏の難関中合格も可能なくらいの知能を持っています。

学校の算数は簡単なので、自主的に先取りをしたり受験算数を勉強したりと学校のクラスメイトの家庭学習とは違います。

公文であれば小学生で中学生の内容を勉強し、小学生だけれど数学検定を受けて合格できる子です。

 

2.集中力・暗記力や理解力がとてつもなく良い

国立大学の医学部医学科を受験する場合、全ての学部学科の中で最も多い受験科目数を課されるため、知識の吸収量が合否を決めます。

 

限られた時間で膨大な知識量を頭に定着させるには、集中力、暗記力や理解力が必要となります。

そして、時間もかかるため医学部受験は現役合格が難しく浪人する覚悟もないと挑戦できません。

そうした厳しい受験でも現役で合格できるのは、暗記力や理解力が桁違いに良いからです。

そもそも、地方では公立中高一貫校組を除くと高校受験が主流であり医学部合格者を多く輩出している大都市圏の有名中高一貫校とは異なり、先取りが難しいという教育事情があります。

 

限られた時間で受験に必要な科目をまんべんなく理解し、共通テストや二次試験の問題にも対応できるだけの高い学力をキープするのは至難の業です。

こうした事情があっても、クリアできるのは暗記力と理解力が想像を絶するほど良いからです。

はっきりいって、努力でどうにかなるレベルではなく、生まれ持った能力という表現が最適なのかもしれません。

頭が切れるという表現がありますが、1で100を知るような頭の回転の速い子です。

3.実年齢よりも難しめの本をフツーに読んでいる

入試問題を解くだけでなく、論文を書く、そして面接が課せられるケースも多い医学部医学科の受験は人間性や受け答え、語彙力がどの程度のものかみられる入試でもあります。

 

小論文もそうですが面接対策をしたらなんとかなる、と言うレベルではなく自然とどのような言葉が出てくるのかや最近読んで感銘を受けた本を質問される事も多く、語彙力や読書習慣の探りを入れられます。

正直言って、現役でそのレベルをスイスイこなして合格切符を勝ち取るのは大変です。

こうした知識、語彙、論理的に話せるのは【勉強しているから】だけではなく、蓄積してきた読書量が強い味方となっています。

 

本を読んでいる人が全員賢いわけではありませんが、読書量と学力の関係性を指摘するデータはかなりあります。

そのデータを裏付けるような存在なのが神童的な存在の子ども達の読書レベルです。

幼児期や低学年の頃はクラスメイトと変わらない児童書や学習漫画を読んでいますが、小学4年生頃になると中学生向けの文庫本を手にするようになり、同級生がまだ読まないような対象年齢が高い本を手にするようになります。

気になる本があれば片っ端から読んでいき、自分の興味関心に沿って様々な本に目を通していくようになります。

暴論かもしれませんが、自分の子どもは神童ではないけれど、学力向上を目指していくのであれば【本好きな子にさせる】は外せない一手です。

4.勉強ばかりではない

現役で国公立医学部に合格する子は、四六時中勉強しているというイメージがありますが、スポーツや習い事を頑張っていたりと見た目は普通の子どもと同じです。

中学生や高校に進学し、部活も頑張っている普通の学校生活を送っています。

勉強もするけど部活にも入って大会にも出てと、一見すると青春しているな、という若者です。

 

それなのに難関を突破してしまうわけですから地元で神童扱いされるのも仕方がありません。

友達と同じような生活を送っているけれど、勉強時間も他の子と比較して大して変わらないけれど尋常ではない集中力、知識の吸収力そして暗記力で他を圧倒してしまう成績、点数を叩き出しています。

こうなると、周囲の親も【うちの子もあんな風になって欲しい】と思わなくなります。

生まれ持った素質の違いがあるので、全く同じように育てるのは無理があるので、【どうしてあの子と同じようになれないの!】と暴言を吐くのはやめましょう。

5.向上心がえげつない

ただでさえ賢いのに、もっと知りたい、もっと難しい問題を解きたいと飽くなき向上心を持っています。

難しい問題が解けたら、【自分はよく頑張った】と嬉しくなるのが普通なのですが、もう少し難しい問題に挑戦したいと向上心が天井知らずです。

解けない問題が合ったら、逃げ出す子が多い中でも何とか自分の頭をフル回転して答えを導き出そうと考えます。

諦めない、やり抜こうとする力もあるのでますます学力がアップしていきます。

学力マラソンというものがあったのなら、一人旅状態で突っ走っている状況です。

 

ただ、難しい問題を目の前にすると思考回路が停止して、さじを投げてしまう子が負けてしまうのは当然のことであり、そういう子に対して【諦めるな!】と強要するのも無理があります。

子どもが解けない問題に遭遇したら逃げたくなるのが当然の反応だからです。

神童さんと比べて考えるのは子どもにとってマイナスになるだけなので、そこは気をつけて欲しいです。

 

まとめ

狭き門であり、全国の超優秀層がしのぎを削る国公立医学部医学科の受験。

地方の受験生で現役合格するのは小さい頃から神童として地元では有名な子、というパターンは珍しくありません。

小学生の頃から特別で、大学進学を機に地元を去ったあともしばらくは神童伝説が受け継がれるような存在です。

そういう子を目標に全く同じことをしても同じ結果になることはないので、【参考にするけど我が子は我が子のやり方で】という気持ちで神童さんを見ることが精神衛生上いいのではないでしょうか。

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