【小3が分岐点】公立小学校の4年生と2年生から見えてくる事実

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子ども②は、子ども①という先輩がいるので、小学校の勉強ではどういったポイントで躓きやすいのか、ということが分かります。

現在4年生と2年生の2人を見ていると、やはり【3年生が分岐点】を痛感するばかりです。

 

そう思った理由は以下の3つになります。

  1. 漢字テストの再テスト回数が増える
  2. 理科と社会がスタートし、勉強の意識差が拡大する
  3. クラス内の立ち位置がぼんやりと判明してくる

今回は、【小学校で3年が一番大切な時期なのでは?】という話をしていきたいと思います。

 

衝撃の【小学2年で漢字の再テストの話】はこちらを読んでみてください。

【驚くほど格差あります】公立小学校での漢字テストの再々テストを避ける術
子ども②は小学2年生です(2023年度中学1年になりました) 塾で仕事をしてからずっと思っている、【漢字スキルの格差】が2年生から出始めている事実を目の当たりにしました。 先日、漢字の50問テスト(1年の復習と新履修漢字)が実施されたのです...

 

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3年生の分岐点に気がつかなければいけない

世の中は、【小4年の壁】問題を煽っております。

小学3年の後半に進研ゼミやZ会の資料請求をすると、必ずと言っていいほど【小学4年が分岐点】とアピールしているのです。

 

昨年の冬、実際に子供①に届いたZ会や進研ゼミの資料には扇動しまくりでした・笑。

それが現実でもありますよね。

 

算数で言えば、四則計算は小学3年で全て基本を習いますから、それ以降の学年ではそれをベースにして授業を展開してくのです。

 

しかし、私の狭い範囲内で申し訳ないのですが、子どもの世界では小学3年が分岐点と断言できます

私自身、仕事をしている時に【4年からハッキリしてくる】と感じていました。

それは、世の人々と同じ考えでした。

 

けれど、子ども①②を見ていると小学3年で【勉強する・しない】のグループがぼんやりと出来上がっていくのを感じています。

 

まだ、子ども②は2年生ですが(2018年当時)、すでに勉強しない子はポツポツ出てきています。

それが、3年生になると、当人たちが勉強することを放棄して定着化していきます。

 

その過程を、子ども①の時に見聞しているので間違いありません。

 

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小学3年の分岐点に気がつかない3つの理由

とくに地方だと、小学3年生は親世代の区分上、【低学年】になります。

最近では、下学年・中学年・高学年の3学年構成になっているようですが、親はどうしても小学3年生=低学年、と考えてしまいます。

おそらく、その意識が【3年から勉強の差が出るはずがない】を生んでいるような気がしてなりません。

 

なぜなのか原因をさぐっていきましょう。

 

理由1.意識高い系親の出現で格差拡大

地方でも、公立中高一貫校の誕生で、5つの家庭像が出来たと個人的に考えています。

  1. 更に教育熱高い家庭(大都市圏の家庭に近い感覚)
  2. 昔ながらのそれなりに意識高い家庭
  3. 学校の勉強できているからOKという家庭
  4. 学校でOKだろうという家庭
  5. 放置プレー家庭

 

地方の公立中高一貫の誕生と2020年の教育改革の影響を受けているであろう、1と2の家庭は昔に比べてもより意識高くなっていると思われます。

実際、子供①の塾のクラスの子は完全にタイプ1です。

まぁ、私は透明教育ママなのと自己反省でそこまで激アツではないのですけどね・苦笑。

子育て=放牧(善き羊飼い的な感じ)をモットーにしているので・・・。

 

で、学校のクラスにいる、公立小では意識高い系の家庭はタイプ2になります。

子供①のクラスには、3~4人いますね。

でも、正直言ってタイプ1の足元にも及びません・・・。恐ろしいことに。

そして、昔ながらの3~5の家庭の子と、タイプ1&2の子との差はとんでもないくらい広がっています。

 

理由2.親の意識が昔のまま【低学年は勉強軽視】

これは、上記の理由1の反対バージョンです。

親が、現在の小学生を取り巻く環境が自分の小学生時代と同じ感覚のままで、学力格差が拡大している事実に気がついていない、というパターン。

地方では多く見られますね。

 

低学年は遊びが主体、勉強は学年が上がれば自然とやるようになるだろう、と。

遊びは大切ですが、昔のように勉強しなくても職にありつける時代は終わりを迎えつつあります・・・。

主体性がない子はAIに仕事奪われ(高度な仕事が人間には求められるようになる)、路頭に迷うと予想されています。

 

しかも、昔から教育意識高い系の家が通わせていた公文・学研に入っていれば大丈夫、そろばん教室通わせていれば心配なし、という旧来型の考えでは、厳しくなります。

 

それ以外にも、本に親しませたり、博物館や美術館、科学館に連れていくというプラスαをしていかないと、差が縮まってこないです。

小学校では気がつかなかったけれど、中学に入り成績がハッキリ出てしまうことで気がつく、というのが一番多いケースと言えます。

 

理由3.親が勉強しなくてもまだ平気と考えている

小学校3年生の勉強なら、親もぱっと見すぐに教えることができます。

そうすると、自分の子供もこの程度なら理解できるはず、と思い込む危険性があるように感じます。

4年生以上になると、理社など長いこと前に習ったものを見ると「難しいな・・・」と思う親も多いことでしょう。

けれど、小学3年の段階では、そういったことを考える場面がほとんどないのです。

子供の考えと親の考えの違いが、3年生での分かれ道に気がつきにくい原因だと個人的に考えています。

 

小学3年生の中だるみ対策は、こちらの記事に書いてあります。

 

小学3年の分かれ道でもOKな子・3つの特徴

3年生からバ~ン、と違いが出るのではなく、小学4年の後半からドドォーンと学校のテストなどで親も現実を知る、というのが最近は多いのでは、と感じます。

とはいっても、私自身は自分の小学3年~4年のテストがどんなだったのか覚えていません・・・。

でも、漢字の再テストは小学3年?の1回きりでした。

ちなみに、その時一緒に受けたのは自分入れて5人程度。

 

そのメンバーとは同じ中学でしたが、私だけ成り上がりに成功しました。

それだけ、下剋上は難しいのですよね。

 

特徴1.とにかく好奇心旺盛な子

子ども①の塾の話を聞いていても、スポーツ系の習い事をしている子はいますが、スポーツ一辺倒には親がしていないのは感じています。

そして、塾に早めに来た子は分厚い本を読んでいたりと、子供①の知っている小学校の教室とは別世界のようです。

 

子ども①も、この前、塾に本を持っていきました。

なんと、それは私が図書館から借りていた懐かし大全でした・・・。

日本懐かしお菓子大全 (タツミムック)

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あ~、恥ずかしい・・・。

ただ、面白いことにクラス内で跳びぬけて出来る天才肌の子が、子ども①の持っている本に興味津々だったので、見せてあげたそうです。

 

【出来る子ほど何にでも好奇心旺盛伝説】は本当のようなエピソード。

ちなみに、授業が始まる直前までその子はずっと読んでいたそうです・笑。

 

特徴2.将来を見越して行動している子

将来を見越している、というと投資会社みたいな話になりますが、将来の夢に向かって今何をやるべきなのか、を理解している子、という意味です。

どうしても、子供の頃は小学校という狭い範囲が世界の全てのように考えがちです。

 

しかし、小学3年生の分かれ道でさっそうと明るい道へ進んでいくのは「将来の目標をちゃんと持っている子」と言えます。

 

ちなみに、子ども①の小学校では、クラスの男子の大半が夢がないようです・・・。

照れ隠しなのかな?、と思って子ども①に聞いたら、本当らしく驚きました。

 

ですから、大半が「会社員」と答えているそうです・苦笑。

会社員でも、どういった職種に就きたいという発想はゼロみたいなので、笑うしかありません。

 

まだ「ユーチューバーになりたい!」と言っている子の方がいいですね・・・。

例えば、子供①が通う塾のクラスでは、半数近くが医者&薬剤師になりたいので、それに向かって勉強している訳です。

スポーツ選手など夢を持つと、原動力になります。

 

特徴3.学校が全てではない子

小学校以外にも、自分の場所を持っている子は強いです。

私自身、大量の習い事をすさせることは反対ですが、自分の居場所を数カ所持っていると、視野が広くなる印象があります。

 

とくに、団体で何かする習い事の子は学校以外の同級生から刺激を受けたりするので強いです。

子ども①の友人2人は、文化系とスポーツ系の習い事をそれぞれしていますが、話をしていても頭が柔らかく、縄張り意識もあまりない子達です。

 

まとめ

巷では、小学4年が分岐点ということが広まっていますが、子ども①②を通じて【小学3年が分岐点】と確信するに至りました。

親世代なら、小学5年が分岐点だったかもしれませんが、年々低年齢化していると肌で感じています。

 

おそらく、教育改革などの影響が大きいのだと思います。

そういったことを念頭に置き、子供たちの様子を注視していかなければ、と改めて痛感しています。



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