【小学1年生のテストは簡単に100点とれるのか説】を検証

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公立小は簡単。

低学年はテスト100点は珍しくない。

そんな印象を持つ方もいるかもしれません。

たしかに、就学前からみっちり勉強してきたお子さんからすると物足りなさを感じることでしょう。

 

【小学校は簡単】

【もっと難しいことをやりたい】

公文や学研などをやっている子にとっては楽勝ムードが漂います。

入学直後の文字練習や数づくりで手間取る子は少数派でしょう。

 

しかし、字が汚かったり、慌てて解いているとミスが出て100点が取れないこともあります。

 

今回は、世間一般で思われている【小学1年生は100点簡単に取れる説】を検証していきたいと思います。

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完全に無料で読めるコミックエッセイです。

↓こちらはアマゾンの縦読みfliptoonです。

キンドルとは違う読み心地かなと思いますので、読み比べもしてみてください。

内容は一緒です!

透明教育ママの絵日記 教育系コミックエッセイだけど役に立つ可能性ゼロ【ブログ放置編】

 

 

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夏休み前では余裕で100点?

 

子ども①②、そして2021年度リアル小学1年生の子ども③をみていると、100点は余裕です。

よほど汚い字でなければ、100点攻略は難易度低め。

 

子ども③は5月下旬から単元テストを持ち帰ってきますが、やはり100点です。

花のイラストが描いてあり、【いくつありますか】→数字を書く、というもの。

 

1回だけ99点とりましたが、当の本人も「自分、賢い?」と勘違いしている模様

 

まぁ、いいです。何かに自信を持つことは悪いことではありません。

 

ただ、子ども①②の経験上、この【国語も算数も簡単に100点とれる】は夏休み明けで終了していきます。

最初に終わりを告げられるのが、算数です。

 

繰り上がりという難関が待ち受けている

小学1年生の最大の難関でもあるのが、算数の【繰り上がり】【繰り下がり】です。

我が家でも、ここをスムーズに抜け切るため、就学直前期から対策を講じてきました。

 

この難関を楽々超えられるかどうかが、勉強に対する意識に影響を及ぼすと言っても過言ではありません。

 

子ども③は、繰り上がりと繰り下がりを特訓中。

先日、先輩である子ども①②に意見を聞いてみました。

②【学校で習うサクランボ計算は分かりにくい】

①【あれだけじゃ速く解けないよ】(⇒私 (# ゚Д゚))

 

子ども①の計算スピード狂騒曲はコチラ↓

 

それぞれ、独自の解き方を考案した模様でした・・・。

そして2人の意見が一致したのが【とにかく問題をたくさん解くこと】です。

子ども③、その言葉を聞いてガックシ肩を落としていたのは言うまでもありません。

 

自信を持つか、持たないかは本当に大きく作用します。

低学年では計算スピードが一番目立つため、それなりの速さと正確さを身につけるべきです。

 

繰り上がり以降、スラスラ解けること解けない子が出てきます。

子ども①の時もそうでしたし、子ども②が1年生の頃にもいると聞きました。

 

そこを境目とし、100点連発者が徐々に減少していきます。

 

繰り上がり・繰り下がり対策

小学1年生の満点ロードを長いものにするためにも、繰り上がりと繰り下がりを定着させることが肝要。

無料教材をはじめ、ダイソーやセリアといった100均でも教材が販売されており安価で教材が手に入る時代です。

 

これを使わないのはもったいない!

我が家でも、無料教材や100均を活用して【繰り上がり】【繰り下がり】を楽々超えられるように準備しました。

あと、数字になじむために導入したのがこちらのアイテム。

 

現在、子ども③が愛用中です。

 

たかが1年と思わないでください。

1年生の繰り上がりと繰り下がりで躓いた子は、計算に苦手意識を持ち算数嫌いへと傾いていきます。

【そのうち出来る】と片づけず、事前に子どもが超えられるようにアシストしていきたいですね。

 

国語はまだ大丈夫だけれど・・・

1年生の最大の山場が繰り上がりと繰り下がりと算数に集中しています。

一方、国語はというと【ひらがな】【カタカナ】そして後半から漢字を勉強。

算数と比べれば、楽勝ではあります。

 

ただし、この楽な時期に取り組みだいのが撥音や【ず、づ】など間違いやすい言葉使いです。

今の小学校では、書くことを重要視しています。

誤字はしっかり減点されますし、先生から指導されます。

あと、「は」「わ」や「お」「を」、「へ」「え」ですね。

 

これは1年生の頃には徹底的に直していかないと、学年が上がってから直そうと思っても大変です。

ドリルを購入して特訓してみてください!

 

先日、子ども②の社会のテストを見ていたら、【ということです】にすべきところを【とゆうことです】になっていました・・・。

もちろん、減点&先生からの訂正アリ。

当の本人も反省・・・。

 

子ども②はこういうところが小さい頃からあり、1年生の頃に

誤【おねいさん】→正【おねえさん】

など、けっこう問題を解かせました。

残念ながら、使用していた問題集は現在販売されていません・・・。

くもんが出していたニッチな教材でしたが、非常によく出来ていたので惜しまれます。

 

1年生の国語は大きな壁がない分、早めに漢字をやらせようとする親もいるかもしれません。

しかし、こうした言葉使いを地味に直していくことが大切です。

作文で毎回減点される、は避けたいですからね。

 

ちなみに、子ども②は誤字で減点されることは稀です。

その分、先日のテストでの原点は落ち込んでいました。

 

国語に関しては、2年生の漢字もそこまでハードルが高くないです。

本番は3年生から。

塾で仕事をしていた時に出会った、漢字の苦手な生徒はほぼ全員小学3年生の漢字からあやふやになっています。

小学1、2年の漢字はけっこう楽勝で書けていたんですよね。

それが3年生のプリントを渡すと悲惨なことに、です。

 

1年生だから100点連発とは限らない

夏休み前までは学校生活に慣れることが最大の目標なため、勉強内容も数字遊び、ひらがな練習がメイン。

本格化するのは夏休み明け、秋以降です。

 

ここから勉強内容も濃くなるため、100点連発も減ってきます。

【簡単なのにどうして100点取れないの?】と思う方もいるかもしれません。

文字が乱雑で減点になっていたり、早く問題を解こうと焦ってミスをすることもあります。

 

テストが返ってきたら、ガミガミ小言を言うのではなく子どものミスを見つけることをしましょう。

問題点を見つけたら、【焦らずにしっかりと解こうね】と前向きな言葉をかけること。

親から怒られるのを子どもは嫌がります。

 

次につなげられる、励みになるような言葉を口にする、がポイントです。

 

ミスの早期解消がカギ

 

親の本音としては、「なるべく100点を取ってくれたら」ですよね。

とはいえ、100点を取れなくても、これまで見えなかった子どもの苦手や弱点を知らせるサインの可能性もあります。

 

字が汚く先生に伝わらない(これは後々、入試でもマイナスになるので早期解決が必要)

・早く解こうと気ばかり焦る

・問われている意味が分からない

 

1年生だから仕方がない、で片づけてしまうのは危険。

子どもの【もったいないな~】を見つけていきましょう。

 

結果を求めすぎない

低学年の頃、100点を取るのが当たり前で親もそれを求めていると、学年が上がり100点を取るのが難しくなってくると、途端に意欲が低下することもあります。

 

行き過ぎた成果主義は子どもを追い込みます。

100点が当たり前、とって当然、取らないのは信じられない、は禁句。

数字ばかりを追い求めていると、子どもは委縮してしまいます。

まぁ、毒親と紙一重状態ですね。

 

勉強は、あるひ突然点数が急降下するわけではありません。

徐々に出ていきます。

例えば、2年の二桁のひっ算でミスが少し出て、3年以降の計算問題でバツが増える。

ミスが出始めたころの初期対応が何よりも大切です。

 

長いようで短い小学6年間

 

子ども①はもう小学校を卒業し、あんなに小さかった子ども②も5年生になりました。

長いようであっという間に過ぎるのが小学6年間。

 

1年生の夏休み前までは学校生活に慣れることを最優先しつつ、算数の繰り上がりや繰り下がり対策をしていきたいですね。

 

当ブログの100点シリーズはコチラ↓

 



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