小学校のテストで点数が取れなくても『うちの子、勉強ができない』と慌ててはいけない理由

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今回は【小学校のテストで点数が取れなくても『うちの子、勉強ができない』と慌ててはいけない理由】と題し、小学校のカラーテストで点数が低下している時に冷静になって欲しい理由をお話していきます。

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ありがとうございます。

 

同じ義務教育でも小学校と中学校ではテストの在り方がかなり違います。

小学校では単元が終わればテストがあり、柱の教科である国語算数、漢字テストも頻繁に行われます。

3年生になれば理科と社会、そして小学校5年生からは英語のテストが加わりますが、やはり単元が終わったらその都度実施されるという流れです。

 

その一方で、中学生になるとテストは定期テストや実力テストになます。

テスト範囲も複数の単元を含む広いものになります。

それは国語だけというレベルではなく、全教科です。

公立中学校でも学区の学力レベルにより定期テストの問題の難易度に差がありますが、【小学校の頃よりも点数が取りにくくなる】というのが親子の共通認識ではないでしょうか。

 

そのため、小学校のテストで点数が取れない、80点以下が増えてくると【勉強ができなくなっている!】と不安を覚えるかもしれませんが、その時は慌ててはいけません。

点数で判断するのではなく、冷静に間違った理由や問題文を必ず確認してください。

子どもが単に勉強していないからテストの点数が悪いとは限りません。

なぜ、慌ててはいけないのか、その理由をご紹介していきます。

 

1.読解力を鍛える指導内容になっている

2020年度から小学校では学習指導要領が改定となりました。

読解力や思考力、自主的に学ぶことを重んじる内容となっています。

論理的な文章の書き方も低学年で学んでいたりと、校舎とか教室のつくりは親世代の頃とほぼ変わりませんが、教育内容に関しては変化しています。

 

そういう変化はテストでも見られており、例えば『算数では計算ができればOK』ではなく、この問題文の時はどういう式になるのか、どの四則計算を使うのか考えさせたりするようになっています。

そして、テストでも問題文が複数あり、それに適した式を選ぶという問題も低学年の頃から出ています。

こういう問題はパッと見で解けません。

まず、文章を読んで【どういう状況なのか】を把握する力が試されます。

書いている内容が分からない、つまりは読解力がないと適切な式を選ぶことができません。

それこそ当てずっぽうで【これでいいや】と答えを選択してしまう子がいても不思議ではないです。

 

または、こういう問題形式に苦手意識を持ってしまいテストを受けるたびに【文章の多い問題や嫌だな】という気持ちを抱いて【分かった!】という感情を経験しにくくなる恐れもあります。

テストの結果が悪い時は『全く理解していない』と決めつけることなく、間違っている問題の出題形式を確認して【文章が長い問題が苦手なのかな】【単元そのものを理解していないのか】と探っていくようにしてください。

苦手としている傾向が分かれば、対策を考えやすくなります。

また、読解力を鍛えるという大きな課題も見えてきます。

 

2.ICTを活用した学びで分かった風になっている

コロナ禍の影響で公教育の現場でも一気にGIGAスクール構想が進んで、今の小学生は一人一台パソコンが配布されて授業や宿題でも活用するようになっています。

パソコンが配布されたことで、教育格差が是正されるという期待もあります。

 

ICTを利用した学びは人前で発表するのが苦手な子もパソコン上で意見を言いやすいなど便利な面もあります。

図形だと、頭で考えるのが得意という子を除くと紙に書いてある図形で全部を理解するのは難しいものがありますが、パソコンやタブレット端末を使えば色々な角度から図形をみたりと勉強のハードル、理解するために要する時間もかなり抑えられます。

 

ただ問題点もあります。

その場のノリで【分かった!】となりやすいデメリットも潜んでいます。

学んだことを本当に理解し、定着させるには反復学習が不可欠です。

しかし、反復学習は面倒です。

一度【理解している】と思った子にもう一度やらせるのはけっこう難しいものがあります。

ICT機器を使うと視覚で理解するのでその映像が頭に残り【自分は分かっているから大丈夫】と思い込んでしまいます。

 

そう思うのは仕方がないことです。大人でも同じことが起きると思います。

けれど、テストを解いてみたらすっかり忘れていて自分が思っている【分かっている】とはかけ離れた状態だったことに初めて気がつくこともあります。

テストの点数が落ちてきている時は【本当に理解しているのか】【分かっているつもりでいたかどうか】を確認し、ちゃんと復習をしましょう。

やはり頭に定着させる、理解するには昔ながらの【鉛筆を持って問題を解いて】が一番です。

 

3.自発的に勉強する気持ちがまだ育っていない

2020年度から新しい学習指導要領が始まりましたが、実はその2年前から移行期間としてアクティブラーニングが増えていました。

昔ながらの班別行動だけでなく、班ごとに調べて発表する授業が親世代の頃より増えています。

アクティブラーニングとテストの点数が直接関係しているわけではありませんが、学び方が能動的になっていると自分から動いている子ほど輝いてみえて【勉強ができる子】と捉えて静かで受け身な子は【自分はあんな風にはできない】と自信を少しずつ失っていきやすいです。

 

子どもの性格は様々で、何でも積極的な子はアクティブラーニングでも問題にしませんが、引っ込み思案で受け身なところが強い子だと、自分から調べて考えて発表するという学びのスタイルにすぐには馴染めません。

受け身という言葉は悪いイメージを持たれることがありますが、自発的に勉強するに至るにはまず受け身を経験してそこから自主性が芽生えていきます。

 

もちろん、前にガンガン出るタイプではない、普段は控えめだけれど調べ学習が得意な子はICT機器を使った授業で積極的に動きます。

しかし、大人しい子が全員そういうタイプとは限りません。

何をどう調べれば良いのか分からない子もいます。

分からないことを恥ずかしがって周囲の人に聞けないという子もいます。

自発的に勉強する気持ちは個人差があり、アクティブラーニングが増えている今の学校教育の波に乗り遅れてしまう子がいても不思議ではありません。

 

また、楽な方に流れてしまうと調べる量も少なくなって、結果として十分な知識を得ることができなく、テストで点数が取れにくくなったりと悪い方に進んでいきます。

自発的に勉強する力を育てることは社会に出てからも役立つスキルですが、そのスキルは小学生時点でそこそこ個人差が出ています。

その差を是正できるかどうかが、学校のテストの点数の低下を防ぐ一助になります。

家庭で自発的に勉強する気持ちを育てるには、時間がかかります。

まずは【自分から積極的に動くのが苦手でも大丈夫】と話し、【勉強する意義】【家庭学習の進め方】【子どもの将来の夢】を語り合いましょう。

アクティブラーニングはメリットばかりと受け止められがちですが、合わない子もいます。

【テストの点数が下がった=勉強できない】と単純に判断を下せない難しさがあります。

 

まとめ

小学校のテスト、通称カラーテストは簡単で高得点が取りやすいと思われがちですが学年が上がれば高得点を取るメンバーは固定化していきます。

そして、学習指導要領が改定されてから算数では文章問題など、全体的に考えさせる問題が増えています。

普段から活字を読む習慣がない子や、パッと見で解こうとする子にとってはなかなか難しいです。

こうした公教育の変化を理解しつつ、点数が悪いからすぐに怒るとか、勉強についていけないと決めつけず、まずは【点数が取りにくくなっている原因】を探っていくようにしてください。

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