【親の操縦はほぼ不可能】中2の中だるみはあっという間にくる

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小学校から中学校にかけて、親にとっての難題ともいえるのが、言わずと知れた【小4の壁・10歳の壁】です。

子ども①は2022年度、中だるみの中2とも揶揄される中学2年になりました。

 

中学2年の秋は中学校生活の折り返し地点。

部活動では、先輩が引退しリーダーとして後輩を引っ張っていく役割も担います。

その一方で、学習面では重要単元をワンサカ学びます。

数学では証明。英語では不定詞や比較など。

高校受験でガツンと出る単元を学ぶため、一切気が抜けない時期に突入します。

そして、思春期沼にはまっている中学2年生は小4の壁以上に厄介です。

 

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中2問題が厄介な理由

俗に【中2病】(ネット上では厨ニ病)はデメリットしかないように思われますが、立ち直るのも本人次第。

親の介入が難しく、深刻なものにならないようにするのが精一杯です。

 

中だるみ、中2病と悪いことばかりが起きそうな中学2年生。

正直、ここからの追い上げを図ることは極めて難しいです。

 

中だるみや中二病が凄く厄介な理由を紹介していきます。

 

これという処方箋がない

中だるみや中二病は【自分はならなかったら子どもはならない】とは限らず、個人差も激しいです。

 

反抗期とは違い、自我がハッキリして親の小言に動じない年頃。

大人に歯向かう。

大人になる事への葛藤

 

背伸びをして、【自分なら出来るはず】と語るだけで努力しないと、周回遅れどころでは済まされません。

 

親に本音を言わなかったり親や大人をを信じなかったり、という心理が働いた方は少なくないでしょう。

 

その気持ちの深さも個人差が大きいという超難題と立ち向かわないといけないわけです。

 

「やる気が出るまで様子を見て待つ」をしていると、受験が迫ってきます。

はっきり言って、子ども本人がやる気を出すまで辛抱強く待てません

 

友人関係や恋愛が絡んでくる

時代が移り変わっても、思春期は友人関係や恋愛で悩むのが定番

今は推し活も広まり、恋愛がっちりという空気は薄まってきています。

しかし、やはり身近な人間関係で悩む子どもは少なくありません。

 

悩みや困ったことがあればすぐに親に話をすることもなく、自問自答を繰り返す日々。

親も経験済みですが、悩み度も親の比ではないこともあります。

 

問題を抱えていると、どうしても勉強に意識が向きません。

とはいえ、親子で解決しようにもストレートに話すことができないと子どもは殻にこもります。

親に悩みを相談しなければ、親は「なんだかダラダラしている」「くよくよしない!」「つべこべ言わずに勉強しなさい!」と口にすることも。

 

親子のすれ違いが出始めて、ギクシャクするのも中2頃から急増してきます。

 

学力の立ち位置が固定する

中学に入ると定期テスト、実力テストが学校で行われます。

塾に通うと、塾主催の模試や地域模試なども加わります。

 

小学校の時と全く異なるシステムが「校内順位が分かる」です。

中学によっては、順位を出さないところもありますが、風の噂などで自分の立ち位置がだいたい分かります。

 

とくに教育熱高い地域ですと、中学二年生から学力の下剋上を果たすのは相当過酷な荒行です。

熱心な家庭が集まっている=小学生または就学前から家庭学習や公文や学研に通っている子が多い

こうした状況で、【中2から本気出す⇒成績が急上昇で学年トップクラス】は夢物語近いです。

学区が荒れている、教育熱低めの学区であれば可能です。

けれど、学区の中学の進学先で上位や中堅が多いと下剋上するのは滝から這い上るくらいの根性が必要になります。

 

そこに、中二の中だるみ問題や思春期ガッツリだと、成績の向上は本当に難しいです。

 

成績下降の危険も潜んでいる

中2の中だるみ、中2病ではやる気が出てこないため、成績下降の危険もはらんでいます。

せっかく中学1年では成績が順調に推移していても、重要単元盛りだくさんの2年生に思春期に突入。

友人関係や恋愛で悩み事が増えて、勉強が二の次になる。

 

親の勉強しなさいは全く効果がなくて負のループ。

ようやく、やる気になった時は部活引退の中学3年の夏休み頃。

気がつけば周囲はすでに受験モード全開になっていた・・・。

 

ちょっと怖いですが、これが現実です。

自分はそうではなかった、という場合でもクラスメイトで何人かいたと思います。

 

激ムズな中2攻略方法

親として、中学2年生は鬼門中の鬼門。

完全に大人への階段を上がっている途中ということもあり「親は心配しているのよ」ビーム光線の効き目は低下。

 

家では親子の会話も激減。

すごく大切な学年なのに、どうにもこうにもならない状況が続いていきます。

 

どうすれば、中2の中だるみを極限までなくし、中2病の症状を和らげることができるのでしょうか。

 

信頼できる知り合いのママに聞く

ママ友と言うのはトラブルを招くきっかけにもなりますが、口が堅く信頼できるママ友は強い味方。

困った時は「うちの子、学校や部活でどんなふうにしているか聞いている?」と聞いてみましょう。

 

子どもから聞かされていないようなトラブルが発生しているかもしれません。

とはいえ、そのままストレートに「部活でこんなことが起きているの?」と聞くのはご法度。

練習の送迎についていく、気にかけているというのを態度で示していく地道作戦を発動します。

親が少し関わることで、「あの子(問題相手)、ちょっと言動がおかしくない?」と子どもの味方であることを明確にしましょう。

 

すごく遠回りですが、遠回りをしてトラブル発生を探すことが思春期には必要です

なぜなら、子どもはストレートに聞かれてストレートに返さなくなるから。

ストレートが無理なら、遠回りをするしかありません。

 

塾の先生に相談してみる

塾に通っている場合、塾の先生に「何か悩んでいることを口にしていませんか」と聞いてみましょう。

とくに個別指導の塾では先生と生徒の距離も近く、他愛もない会話から悩みまで話していることが多いです。

親には言いにくいけれど、塾の先生には言える。

意外と多いです。

恋愛系だと、学校や家では言えないので塾で先生に話をしてみたり相談する子も少なくありません。

 

塾で勉強ばかりしているのではなく、成長すると学校での悩みや恋愛のことを何気なく話していたりもします。

 

塾の先生も、生徒から聞いている話を全部素直に話すことは稀です。

オブラートに包みながら、

「この前のテストの結果が思っていたよりも悪くて悩んでいる様子です」

「結果ばかり言われて本人も少しつらそうです。長期的な計画を立ててそれに向けて頑張ると言っていましたので、ご家庭でも見守ってください」

「部活のレギュラーに選ばれなくて落ち込んでいましたが、私も経験があり微力ながらアドバイスを送りました」

などと伝えます。

 

中学2年生になると、親以外の大人との接点のうちに塾や習い事の先生との距離が近くて色々と話せケースもあります。

親も一人で悩まず、聞いてみてください!

 

断捨離をする

人生を変える断捨離

 

人生を変える断捨離

断捨離と言うと親がするものというイメージがありますが、子どもから大人へと確実に進んでいる中2の子の状況を改善するにはやはり心機一転が必要。

 

勉強するにも机の周りが乱雑。

必要な問題集やテキストが見つからない。

周りがグチャグチャだと、スッキリした気持ちになりにくいです(個人差はありますが)。

 

心がモヤモヤしている時は、自分の周りを片付けて過去と向き合い未来へと進む。

断捨離を通じて心と向き合うようにしましょう。

 

断捨離で100%改善するとは限りませんが、少しでも現況から好転するきっかけを作ることが大切です。

モノがあふれていると判断力が鈍くなったり、変な物欲も芽生えてきます。

 

やはり、家の中をスッキリさせて居心地の良い空間を作ることも【脱中2の中だるみ】に欠かせない要素です。

 

責任を持たせる役割を与える

中2の中だるみはやる気が出ず、他人任せな部分が出てしまいます。

家庭で責任を持たせる役割を与えてみてください。

 

小学生の頃は風呂掃除担当だったけど、中学生になり部活で帰宅が遅くなるから係がなくなった。

そういうことも珍しくありません。

家で何かしらの役割を担っていないと、やはり連帯感や責任感が育ちません。

「自分は中学生だから特別」と特権階級を意識すると、やや面倒です。

 

部活がない時はお風呂掃除をする。

食器洗いをする。

ゴミ出しをする。

休みの日に料理にチャレンジする。

出来る範囲で責任が発生する係を与えて、やる気のなさを減少させていきましょう。

 

上手くいけば飛躍する

子育ての中でも攻略が難しい中2の中だるみや中2病。

中2病が全くない子もいたりと個人差が激しいです、放置は厳禁ですが、特効薬もなし。

確実に近づいている高校受験。

そして未来に夢を実現させるためにも努力することの大切さを知る子もいれる。

その一方で、全てを後回しにしてダラケル子もいる。

極めて難しい難題に直面しますが、それを乗り越えると自立への第一歩に目覚めて大きく飛躍するきっかけにもなります。

 

中2はみんなあんなものと思わず、中2の中だるみや中2病への対処法を考えてみてください。

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