中1ギャップを軽視するのは危険【小6から備えよう】

0
1105
AD
(Last Updated On: 2022年4月26日)

 

小学校6年生は小学校生活のラストイヤーになります。

勉強だけでなく、委員会活動、クラブ活動、修学旅行の他にも通塾スタートする子もいるでしょう。

 

楽しいことや責任感のある学年であり、中学進学を見据えて行動すべき1年になります。

この1年をどう過ごすか。

中学デビューを上手く飾れるかどうかがの大きなポイントになります。

 

小学6年の1年間は中学を意識することがカギ

 

小学6年生になると先生達から「上級生として~」というような言葉を頻繁に投げかけられます。

否が応でも、下学年の模範生的な行動を求められるわけです。

 

なにかと頼りにされるシーンが増えますし、行事も多い。

充実している分、【気がついたら冬になって制服を作る時期になっていた】というくらい時間が過ぎるのも早いです。

 

勉強時間の少ない小6は約4割程度いる

 

2022年度、子ども二人が「小学6年生」になった経験を持つ親になりました。

まだ子ども②は現在進行形。

子ども①に至っては小5から小6はコロナ禍による臨時休校でバタバタしていたので記憶が曖昧・・・。

AD

 

それでも、小学6年生になると勉強する時間が増えました。

単に宿題や問題の難易度が高くなったこともありますが、以下のことが大きかったです。

中学ではクラス替えの規定が明確」「定期テストで順位が判明」と塾の先生から何度も言われました。

 

少し前のデータになりますが文部科学省が「平成26年度全国学力・学習状況調査」を基に作成した児童生徒の学習時間の帯グラフ。

 

小学6年生の平日の学習時間が1時間未満は38%と約4割

休日は1時間未満が43.6%という結果になっています。

 

勉強するのは学校の宿題または何もしない】という子が4割程度いるわけで、これを見れば分かる通り勉強している子としていない子の差は大きい。

 

中学では平日の勉強時間は増加

それが中学3年生になると状況が変わります。

 

同じく文部科学省のデータをみると、中学3年生の平日の学習時間1時間未満はの割合が小6よりも小さくなっています。

逆に、学習時間が増えていることが分かりますよね。

 

しかも、全国学力テストと学習状況調査は新年度スタートした4月に行われるので、中3生が部活動を引退する前のデータになります。

 

コロナ禍前なので、平日は部活動も普通に行われていることを考えると、かなり勉強への意識が変わっていることが分かります。

もちろん、通塾していれば勉強時間も自ずと増えるので、小学生と比べて【通塾率が高い】のも影響しているのでしょう。

 

土日といった休日の学習時間も明らかに多くなっているのも注目すべき点です。

 

中学進学後は勉強の優先度が高くなる

小学校では頻繁にテストが行われますし、順位が出るわけではありません。

しかも、通知表も「よくできた・できた・がんばりましょう」といったもので子どもの心に響きにくい評定です。

 

けれど、中学に入ると全てが変わります。

定期テストの範囲は長いし、校内順位が出る。

評点もガッツリ出るし高校受験への影響も大きい。

 

中1プロブレムという言葉がありますが、小6から中1はそれまでの【進級する】とは全く質が違います。

 

大袈裟かもしれませんが、【生きる世界が激変する】と思っていいでしょう。

先輩後輩というしきたりもありますし、子どもの世界から大人風の世界に足を踏み入れるのです。

 

小学6年から実行する中学進学の備え

我が家の場合、子ども①は普通に中学校生活に適応できました。

しかし、早くなった起床時間⇒部活をやって下校の流れに慣れるのに時間がかかりました。

 

現実は【元気な子でも最初は大変】です。

 

小学校とは違い、授業スピードも速くなりこまめな単元テストも行われず【どこでつまづいたのか分からない】状態にもなりやすいです。

また、思春期突入で人間関係で悩みを抱える子もいます。

 

子どもは意外と親に弱音を吐かなかったりするので、ちょっとした変化も見逃さないようにしましょう。

言動が荒くなった、口数が少なくなった、好きな食べ物もあまり食べてくれない、兄弟姉妹に当たり散らす回数が増えた、など。

 

子どもも中学進学は期待と不安で押しつぶされそうになることを理解してください。

俗に中1ギャップや中1プロブレムと言われますが、やはり親も必要以上に煽ったりせず小学6年生から着実に進学に向けて準備をしていきましょう。

 

備え1.家庭学習の時間を増やす

文部科学省のデータの通り、中学進学後の学習時間が増えています。

家庭学習の習慣は、いきなり増やすことは難しく小学生時代にしっかり土台を作ることが望ましいです。

 

中学に入ってから【勉強習慣を作る】では間に合いません。

なにせ部活動もスタートして時間的な余裕はゼロ。

 

そしてなりよりテストの順位が出ると一喜一憂します。

周囲の子と比べて不安になったり自信をなくしたり。

【このままではいけない!】という気持ちが出る以前に、【自分はダメだ・・・】と後ろ向きに考える子も少なくありません。

 

後ろ向きな気持ちを出にくくするためにも、コツコツと学習時間を増やして基本問題を理解するようにしていきましょう。

 

備え2.中学校生活をシュミレーションする

上にお兄さんやお姉さんがいないと、リアルに中学校生活を体感することができません。

子ども①は長子ですが、運よく?幼馴染の子に中学生の上の子が2人もいたので間近で【中学生の生活】を見てきました。

 

とくに、子ども①が小学校入学時は小6で、小学2年の時に中学1年生になったお兄さんは【小学生と中学生の違い】のお手本ともいえる存在でした。

 

夕方暗くなった頃に毎日帰宅し、軽くご飯を食べたら塾に行くという流れを見て育ったのも大きかったです。

 

そのおかげなのか、子ども①②は【中学生になったら自由時間が少ない。今遊ぼう!】という気持ちが大きくなりました・笑。

 

身近なお兄さんやお姉さんを参考に、【中学生は部活をしてこの時間に帰宅するね】とシュミレーションしていきましょう。

 

備え3.進学先の中学校の部活動リサーチ

公立中でも強豪の部活動は練習時間が多かったりします。

本当に子どもがその部活動に入りたい場合は良しとして、【なんとなく】で厳しい部活に入るのはちょっと避けたいところ。

 

部活によってはお金のかかり方も千差万別。

知り合いのママさんなどの情報から、中学の部活動の実情を探ることは必須です。

 

・部活動があるのは週何回か

・お金がかかる部活はあるか

・昭和的な顧問はいないか(この時代にしごきや体罰や暴言を吐く等)

 

親が誘導して部活動を決めるのはオススメしません。

しかし、どう考えてもブラック的な部活に我が子を入れさせたいとは思わないでしょう。

 

中学に入ると、クラスメイトより部活仲間の方が仲良くなったりすることもあります。

【絶対にこの部活!】と決めていない限りは、中学での部活選びは重要です。

進学前から情報収集を重ねていくのが無難です。

 

1年365日を無駄にせず過ごしたい

 

小学6年生は小学校生活最後の1年になります。

中学は同じ義務教育でも別世界。

 

小学校では毎日宿題が出されますが、中学ではその限りではありません。

各教科の先生の裁量によりマチマチ。

授業以外では【自学自習が基本】なので、個人任せになってきます。

 

違いを理解しつつ【自分が中学生になったらどう過ごすのか】を想像する機会を増やしていきましょう。

 

親の方も【順位が出るからしっかりと勉強する】【先輩後輩の序列がある】とコワイ世界ばかりを伝えないように気をつけて下さい。



AD