公立中高一貫校の登場で激変!!地方都市での中学受験事情 - 元塾講師 透明教育ママ見参!!
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公立中高一貫校の登場で激変!!地方都市での中学受験事情

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(Last Updated On: 2020年3月6日)

 

このブログでは、地方都市からの難関大学を目指す!、を考えた話題が中心です。

なので、中学受験の話でも、首都圏や近畿圏とは趣旨が異なりますので、ご注意ください(;’∀’)。

けれども、この10年で地方都市も変わりましたね。

 

大都市圏とは様相が違います

北関東で育った私は、受験の二文字は高校受験しかありませんでした。

しか~し、小学6年生の時にクラスメイトの男の子が国立大附属中を受験 したり、東京の従妹から中学受験する同級生が普通にいる話を聞き、驚いたものです。

働いた塾ものんびりとした郊外のベットタウンということもあり、国立附属中学受験をする生徒は年に1人程度。

通塾している小学生の多くは中学受験はしない子ばかりでした。

しかし、ある年を境に様子が一変しました・・・。

 

 公立中高一貫の誕生

2000年代に入り、ゆとり教育の開始とそれに対する保護者の不信と重なるように次々と誕生したのが公立の中高一貫校でした。

1998年の学校教育法改正法を受け、1999年に現行第一期の公立中高一貫校が産声をあげました。

宮崎県立五ヶ瀬中等教育学校

岡山市立岡山後楽館中学校・高等学校

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私が働いていた市でも、2000年代半ばに1校目(仮にA中学・高校)が誕生予定のため、塾に受験予定の小学6年生が通塾し始めました。

地方だと、県下No.1はそのままにしておいて、No.2以降の高校に中学部を設ける形をとる都道府県が多いように思います。

A校もやはり、地域No.2の進学高校でした。

 

中高一貫校

中高一貫校が地方に開校したことで、地方の塾業界の地殻変動が起こりました。

それまでは、中学受験する子には2パターンありました。

1.地元の国立大学附属中学を受験する

2.学区が悪いので私立中学に受験する(裕福層子息が多い)

1に関しては狭き門(教育熱心な家の子)、2に関してはそれなりに勉強している子であれば通過できる門です。

(地方都市の私立中高は大都市圏のそれとは別世界だと考えてください)

例で東北の中高一貫、国立附属中の偏差値が載っているHPを見れば、私立中が軒並み公立中以下なのが分かると思います)

国立大学附属中に関しては、私が住んでいた北関東でも地元の名士というか、今風で言うとセレブなご家庭が多かった印象があります。

私の幼馴染の一人も、お兄ちゃん2人とともに附属小からのエスカレート組でした。

ちなみに、その子の家は町内で1,2位を争うお金持ちでしたね~。

 

地方都市の庶民にとっては遠い存在だった中学受験が突然、目の前に降りてきたのです。

この1,2のパターンに中高一貫校受験するという3番目のパターンが誕生したのです。

 

公立中高なので学費は私立に比べれば安い。県からの後押しがあるから、学区の中学校に比べて、学習環境は抜群にいいはずだ。

高校受験であくせくしなくてすむから、大学入試に全力投球できる、と親は思います。

しかし、適性検査という、それまで馴染みのなかった試験を受験生に課されることとなりました。

 

家にいながら中高一貫校対策が出来るのですから、便利な世の中になりましたね~。

適性検査

適性検査?

私も初めて耳にした時、どんなことをするのだろ、と疑問を抱きました。

なぜ入学試験という名称ではないのでしょう。

学校教育法により、公立中学に入学する場合、個別の科目ごとの学力をはかる試験は禁止されています。

 

国立大学附属中の場合は、国立大の研究機関とみなされるため、筆記試験が課せられています。

科目ごとの試験でない、ということは全ての教科をミックスさせた総合的な問題を問うものに仕上がっています。記述形式が多く、書く力がない子は極めて不利です。

この傾向は、どの都道府県の公立中高一貫で共通しているものです。

満遍なく出来つつ、自分の考えを言葉で表現できる子を求めているのです。

少子化で生徒数の先細りが予想できる中、この中高一貫校の誕生は塾業界にとってチャンスでした。

小学生から通塾させる動機づけになるからです。

 

地方都市の地元密着型塾でも、中学受験に重きを置くところが出てきました。毎年、〇名合格!、生徒数は少ないものの合格率は驚異の○○%、と春先にチラシをいれるところもあります。

 

適性試験の問題はネットで入手可能の都道府県もあります。

↓は東京都立小石川中等教育学校HP

こちらの問題を見ても、読解力、作文力、理科、算数、社会とどの教科が欠けてもいけない作りとなっています。

 

 準備は低学年から

近所のママさんから聞いていると、低学年の間は、Z会などの通信教材で家庭学習をし、4年生頃から進学塾に通わせるようです。

そして、家では専用の問題集をといて力を蓄えていきます。

 

 

長期的な視野に立って、家庭で準備をしていかないと闘えないわけです。

 

進学塾に関しても、中学受験専門校だと絶対に入塾テストを課して生徒の実力を見ますしね。

ここ数年、CMでも流れている四谷大塚の統一模試の得点の一つに、あるレベルの点数があると入塾許可を得る、があります。

我が家に関しては、中学受験で力を使うよりは、地元のNo1高校経由で難関大学に入学する戦略を立てています。

新聞を読ませたり、まとめさせたり

可能な限り外に出て体験学習をさせて机ではない知識をつけさせたり。

私立の中学受験同様に、親のサポートが欠かせません。

1つの事象を、異なる観点から考える複眼的な思考がないと太刀打ちできなな、と思います。

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