【小4の壁への備え】低学年時に面倒でもやっておきたい【その場で間違いを見直す】の裏ワザ

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2020年度から小学校で新学習指導要領がスタート。

低学年でも学ぶ内容が深くなりました。

 

個人的に、早い段階からテストで思うように点数が取れない子の増加が進むのではと不安を覚えています。

学びはドンドン上へと重なっていくので、土台が弱いと積み重ねることが難しくなります。

 

学校の勉強も難化しているので【低学年だから勉強は二の次】とのんきに構えず、出来不出来をその場で解消することが望ましいです。

 

とはいえ、間違い直しをするのは子どもも面倒。

コピー用紙を買ったり、印刷したり、教材を準備する親も面倒。

 

面倒くさいのオンパレードですが、私も家庭で実践している【その場で見直す裏ワザ】をご紹介していきます。

親の負担は10分程度なので、すきま時間で取り組めます。

 

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大小問わずテストの間違いを再度チャレンジ

 

小学校に入ると、国語や算数では大小問わずテストが行われています。

 

大判のカラーテストは単元の終わりに実施されます。

同じようにカラーだけれど、サイズが小さいのは狭い範囲の単元テストです。

国語では、漢字数が少ないのからドドンと50問テストと幅広く行われています。

 

大判サイズのテストに目がいきがちですが、範囲の狭い単元テストの間違いをすぐ直して理解させることが重要です。

 

なぜなら、狭い範囲でも理解不足を放置していると大判テストで高得点が取れにくいからです。

早速、我が家で実践している【即日簡単やり直し術】を紹介していきます!

 

何度も漢字練習は昭和的だが漢字は超重要

全ての教科の基本、土台である国語。

漢字が出来る・出来ないかは小学校3年生以降から目立っていきます。

 

漢字に関しては問題なかった子ども①②に比べ、子ども③は書ける漢字としっかり覚えきれない感じがハッキリしています。

担任の先生もトメハネなどのチェックが厳しいこともあり、満点をとることは稀。

昭和的な延々と漢字練習だと漢字嫌いに拍車がかかります。

 

そこで、間違った漢字を練習する際は

・どんな文章で使われるか

・既習漢字も含めて文章を書かせて漢字を覚えさせる

といった作戦を敢行しています。

 

漢字単位だけだと【どんな文章で使うのか】【漢字の持つ意味】がイマイチ分かりません。

 

しんぶんし⇒新聞紙、だけでも良いのですがそれを「先生は新聞紙を読む」「新聞紙のスポーツらんを読む」と、既習漢字を使い【新聞紙】がどういうシチュエーションで使われるのかを理解させていきます。

 

とくに、今の子ども達は新聞紙を家で購読していないことも多いので【新聞紙ってどんなもの?】がピンときません。

スポーツ欄を四コマ漫画に変えてもOKです。

 

小学3年生になると同音異義語が急増

角川まんが学習シリーズ のびーる国語 使い分け漢字 同音異義語・反対語・類義語他

角川まんが学習シリーズ のびーる国語 使い分け漢字 同音異義語・反対語・類義語他

漢字は読めるけれど、ちゃんと書けない。

その状況を放置していると、漢字もたくさん学ぶので【書けない漢字】が量産されていきます。

 

小学1年では80字、小学2年で160字、3年生で200字。

小1から小3を低学年とすると、3年間で440字の漢字を学ぶことになっています。

 

習った漢字の中には、音訓同じ漢字が複数あります。

そのため、正しい漢字を選択して書けない子も出てきます。

 

極端な例ですが、

おやつを半分に分ける

おやつを反分に分ける

などです。

 

自分の知っている、そして書ける漢字を当てはめて書くのが漢字が苦手な子の特徴の一つです。

 

間違い直しや特訓の方法はシンプル

鉄は熱いうちに打て、と同じように漢字も早い段階から苦手克服など手を打つべきです。

子ども①②に比べると漢字が怪しい子ども③に対しては、以下の通りで速攻復習をしています。

 

テストで間違える

漢字のテストを返却された日に手書きで作る

その場で書かせて丸つけ

 

つまり、漢字テストが返却されてきます。

間違えている場所があります。

不必要なお便りプリント等の裏側にボールペンで漢字テストをそっくりそのまま書きます。

アレンジしてもOK。

 

既習漢字が漢字で書いてあれば、それもひらがなにしてみる。

例)一人でどくしょをする

アレンジ)ひとりでどくしょをする

 

そうすることで、すでに習って日が経っている漢字も書けるかどうか判断できます。

手書きをするのも面倒かもしれませんが、インターネットで無料教材を探して印刷するよりも早く済みます。

 

それに、裏紙を使用するので実質ゼロ円。

問題数も、15問~20問全部でなく間違えた漢字、ちゃんと覚えていな漢字をピックアップのみでもOKです。

 

漢字テスト対策は【今練習している漢字の復習】

 

学校の国語の中で新しく学ぶ漢字を宿題などで練習します。

そのため、次の漢字テストは【今、子どもが宿題で取り組んでいる漢字】が出題されるわけです。

 

漢字テストで高得点を取るには、今の漢字を宿題以外にも書く機会を設ける。

とはいえ、延々と練習させると嫌がります。

この時も、裏紙を利用して新出漢字を含む一文を書いて漢字の書きをさせていく。

 

例)こうえんまえとおる

ふりがなのある「とおる」には線を引くなど、【送り仮名も書いてね】と分かりやすくします。

 

漢字は書けるけれど送り仮名をミスして点数を落とすこともあるので、気をつけましょう。

 

算数は量と慣れがカギ

小学校低学年の算数では、やはり計算問題が中心です。

そこに単位が入ってきます。

計算ミスをなくすには、毎日計算問題を解いて慣らしていくことが必要です。

そして、独特の問題の出され方にも慣れて行くことも大切です。

 

知識を問う問題も出ている

 

テストでは、どうやって式を立てるかという知識を問う問題も出ます。

普通の計算問題とは異なるため、読み方を間違えると大問一つを全て落として悲惨なことになることもあります。

 

【分かっていたけど間違えた】は勿体ないです。

学校でも間違い直しをしますが、その場のノリや雰囲気で「分かった風」になっているかもしれません。

 

【直しはした】と言っても、家庭で再度確認する習慣を作っていきたいですね。

本当に理解しているかどうかを探るには、裏紙に大問をそのまま写し数字を変えてみて問題を作り直し、解けるかどうか解かせてみてください。

 

全く違う答えをかいていたら、理解していないと分かります。

 

計算問題の手書きはハードだが効果絶あり

 

計算問題も、裏紙に手書きで20問くらい解いています。

やり直しをする際は、間違った問題も含めて20問くらいは欲しいです。

 

やはり、計算を解くというのは野球の練習の素振りと同じようなもので、算数や数学の土台になります。

 

とはいえ、たくさん解くのはいいですが、多すぎると子どもが嫌になります。

15問から20問が多すぎない境目かなと。

 

子ども③の場合、繰り上がりと繰り下がりの三桁と二桁の計算の組み合わせを解いて【ちゃんと解けているか】を確認しています。

 

例)634-19=、389+26=

計算問題を一から考えるのは面倒。

最近やった宿題やテストを見てそのまま書いたり、数字を少し変えてみたりして手書きで問題を書いています。

 

毎日取り組んでいる効果も出て、宿題プリントのミスは激減し、テストの方は少しずつ改善しています。

 

【すきま時間にやる】と気負わずに

小学校で頻繁に行われる大小のテストは、子どもの苦手や理解不足を確認する最強のツールです。

 

苦手だと思ったら速攻で対応する。

返却されたその日のうち、または翌日までに手書き問題でサッと復習。

毎日、直近のテストのやり直しや類題を書いて解かせると効果が出やすくなります。

 

親の負担もありますが、裏紙に書いて解かせるだけなので思う以上に大変ではありません。

 

さらに、ギスギスした雰囲気でなければ親子のコミュニケーションが増えます。

【この問題なら解けるかな?】

【怪盗ママゴンからの挑戦状だよ。制限時間は○○分以内】

こんな風に、軽いノリで取り組ませていきましょう。

 

アレもコレもしなきゃと悩んでいるうちに、時間がどんどん過ぎていきます。

学校のテストを活用したやり直しは子どもの苦手克服に繋がるので軽視せずに導入してみてください!

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