(Last Updated On: 2020年3月7日)

 

2020年度から変わるのは、なにも大学入試だけではありません。

小学校での英語必修(評価される教科に格上げ)、そしてプログラミングを学んでいくこと。

とくにプログラミングの知識はAI社会で生き残る術、とも言われています。

なぜでしょうか?

 

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STEM教育って、なに?

 

STEM(ステム)。

馴染みのない言葉ですよね。大都市圏では耳にしている方も多いかもしれませんが、地方都市ではあまり聞く機会はありません。

近所のママさんの間でも、英語の話はあるものの、プログラミングなどの話題が出ることはありません。意識していなければ、耳から通過していくこの言葉。

 

 

Sはサイエンス(Science)、Tはテクノロジー・科学(Technology)、Eはエンジニアリング・工学(Engineering)、Mはマス・数学(Mathematics)を意味しています。

3年後の2020年には公立小学校でのプログラミング教育導入が決定しているので、里山の小学生だろうが港区の小学生だろうが、全国津々浦々の公立小学校に通う生徒は学んでいくことになります。

発祥はアメリカ。理工系に強い人材を育てていくことに国をあげて情熱を傾けています。

 

たしかに、私がパッと頭に浮かぶアメリカの大富豪はバフェット以外IT長者ばかり。ただ、バフェット、経済学部で学んだ経歴はあるので、バリバリ文系とは言い難い。

ちなみに、ビル・ゲイツはハーバード大学の法律を学ぼうとするも興味が持てずに中退し、中学校時代から情熱を注いでいたコンピューターの世界にドップリ浸るんですよね。

Google創始者の二人はスタンフォード大学のコンピューターサイエンス学科で知り合ったことは有名な話。

 

パッと見、理系に特化した人間を育成するプログラムなのか、と思いがちですが、欧米の有名大学は読書課題が凄まじい量なのは有名な話で、大学時代も文系軽視ではありません。

というか、とくにアメリカでは学部生時代は理系・文系にくっきり分けないで平たく学問を学ばせます。

 

 

最近は、STEMにアート(Arts)を組み入れた、STEAM教育、と紹介するサイトも多くなってきています。ちなみに、Artsの意味は人文学です。

複数形なので、芸術の意味ではありません。

誤って書いているサイトが見受けられるので、心配です・・・。

 



 

国を挙げて育成する意味

 

なぜ必修化するのでしょうか。

今、国力はICT技術いかんによって行く末が決まっています。

日本がMDやCDの音源で切磋琢磨している間、不調の時期もあったアップルが放ったiPodの出現で音楽業界に激震が走ったのは2001年。

当時、音質がそうでもないから、と音楽雑誌などでも本気になって相手にしていなかったのを覚えています。

ただ、消費者は便利なものには飛びつきます。

アレヨアレヨをうなぎ上りに売れに売れ、2007年には全世界衝撃のiPhoneが発表するに至りました。

この5,6年の間に日本が世界に誇っていた家電力が右肩下がりへと方向転換。

技術は確かに凄いのでしょう。

ただ、消費者の心を鷲掴みする製品開発が出来なかったのです。

日本のように石油などの鉱物資源がない国は技術でやっていくしかないのですが、完全にICT部門では後塵を拝しているのを否めません。

 

AI社会ではパソコンスキルは必須

 

IBMのディープ・ブルーから始まるチェス、将棋、囲碁の人工知能の活躍。

AIが様々な分野で活躍するのは間違いないことです。

ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉

ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉

こちらの中に、外科医の話(架空の未来・2025年)が出てきます。

 

ネットでロボット操作をしながら手術をする描写があります。

会話も、脳外科医の母語(ヒンディー語)から医療スタッフの母語(広東語)に自動翻訳される様子が描かれています。

ロボット操作など無縁だった医師も、将来は操作しないといけない未来が待ち受けている、と示しているのです。

 

オンライン学習も着実に家庭に浸透してきている時代ですからね。

プログラミング??

 

プログラミングは専門職のイメージが強いですが、公立小で導入されるということは、将来的には仕事をする上では必須のスキルであり、得意不得意によって稼ぎが変わることも意味しています。

大都市圏ではプログラミング教室が開校されています。ネットで探すとけっこうな数がヒットします。

 

たいてい、ロボットを動かす・ドローン操作・ゲームを作る、など子供が楽しく取り組む内容のものになっていますよね。

自宅でも手軽に体験できるのが、アメリカMIT(マサチューセッツ工科大学)発祥のスクラッチ

 

NHKにも特設サイトがあります。

スクラッチのサイトを見ていると、やはり英語は全世界の共通語なんだよな~、と思いますね。

 

ICT大国のアメリカはもちろん、インドでもシンガポールでもエリートは英語を話しますしね、普通に・・・。

 

今は、英会話も自宅で出来ることが可能になっていますから、これもICTの発達のおかげですね。