子ども③は、①②とやや年齢が離れています。
しかも早生まれときているので、勝手が違う面がありました。
また、学習指導要領も新しくなったこともあり、違った力も鍛えていかなければいけません。
今回は、令和版として【低学年でのリアル家庭学習】をご紹介していきます。
宿題プラスアルファの教材です。
宿題以外の家庭学習は、20分程度で全て終わるくらいにしています。
ちなみに、我が家は自由時間確保が最優先なのでガンガン勉強という方針ではありません。
子ども①②の時に使用した問題集、こちらも参考にしてみてください。
基礎学力をつけて、塾デビューもなんとかできました。
↓
算数の家庭学習の教材等
子ども③の場合、こち亀を年長から愛読しているので活字を読むスピードはあります。
漢字も読めるのですが、【書き】が甘い・・・。
※詳しくはコチラ
↓
漢字は子ども③オリジナルなことをしていますが、基本は子ども①②を踏襲した形をとっています。
とはいえ、全てが同じというわけではありません。
「計算力を鍛える」は避けて通れない道
子ども①②に比べると、算数に対して抵抗感ほぼゼロでまぁまぁ計算問題のスピードもある子ども③。
計算ドリルが大嫌いで、毎回ギャーギャー言っていた子ども①と比べると凄い差です・笑。
当の本人は、クラス内に公文やソロバンを習っている子もいるので【絶対に早くない】と捉えています。
このまま計算スピードを鍛えるよりは、確実性を鍛えた方が良いタイプかな、と思ったりしています。
さて、計算に関しては以下のような教材を使用。
・インターネット上にある無料の計算ドリル系の問題を印刷
・毎日1枚以上は解く(問題数が公文式くらいの多さなら1枚、少なければ2枚)
計算力をつけるには、日課にすることが欠かせません。
毎日、無理のない範囲で取り組ませるを子ども①②の時と同様に心がけています。
1枚5分程度で解けるレベル&量です。
子ども①②の時に愛用した5分間計算ドリルは今のところ出番なし。
[amazonjs asin=”4867091723″ locale=”JP” title=”5分間計算ドリル 小学2年生”]
ただし、九九などが始まったら再登板する可能性はあります。
今のところ、算数が好きという気持ちを持っているので、その気持ちを大切にしたいです。
とけい・じかん
算数の中で、子ども③は時計は少々苦手意識がありました。
繰り返し家で解き、学校でも習ったこともあり、問題なく解けるようになりました。
家で予習⇒学校で復習、とという流れですね。
[amazonjs asin=”4774327263″ locale=”JP” title=”とけい (算数の壁をすらすら攻略!)”]
小学1年生では単純に【何時何分】ですが、2年生と3年生では内容が難しくなっていきます。
その時に備えて、日頃からアナログ時計に触れさせるなど【時計好き】にさせておくのもアリです。
子ども①②の時に比べると、スマートフォンが乳幼児期から当たり前のようにある子ども③世代。
散歩や公園で会う保護者の方が時計を身に着けている率も減っている気がします。
時間はすぐにスマホで確認できますからね。
ただ、やはり時計の方が【5時15分前だから、そろそろ帰る準備を】などと子どもに見せるメリットは大きいです。
自然と時計に関する独特の言い回しを覚えます。
【とけい】といった単元は、習う前後に予習復習をして、期間が空いたら定期的に理解度をチェックするようにしています。
算数ラボ
学校の勉強とはちょっと違う、思考力系を鍛える教材です。
塾が主催している模試に出てきそうな問題もあり、塾通いを検討しているなら必須です。
低学年の子も書きやすい大判サイズで、1ページの問題数も多くはありません。
そのため、子ども③も①②同様に【算数ラボならやる】という感じです・笑。
問題数も多く値段もお手頃と親的には嬉しい限り。
お値段は若干上がりますが、図形に特化したシリーズも出ています。
[amazonjs asin=”4786802654″ locale=”JP” title=”算数ラボ図形 空間認識力のトレーニング 10級”]
将来的に中学受験する予定なら、1年生の頃から算数ラボ図形 空間認識力のトレーニング 10級に取り組ませてみてください!
Z会のグレードアップ問題集
子ども①②の時も、通塾スタートするまでグレードアップ問題集を愛用していました。
子ども③の場合も同様です。
算数各学年で【計算・図形】【文章題】の2冊あります。
子ども③の場合は、小学1年の冬からグレードアップ問題集の小学1年生をスタートし、復習的な意味で取り組ませています。
学校よりはやや難しい内容です。
1日1ページ、コツコツと取り組んでいます。
問題数も多くはないので、低学年の子も嫌気にならずに問題を解いてくれるのが良いですね。
国語は何と言っても漢字の読み書き
子ども①②とは違い、漢字の書きが甘い子ども③。
3人目にして漢字定着方法を色々試しています・・・。
漫画や本をよく読む子なので、【漢字の読み】の力はそこそこあります。
そのため、書きを鍛えることが最大の課題です。
漢字の読み書きは毎日継続する
算数の計算と同じように、国語の漢字も毎日コツコツと継続して定着を図ることが大切。
学校で現在進行形で学び、宿題で出される漢字と、既習の漢字も同じように書かせる。
昭和的な文字を一行ずっと練習するのは嫌になるだけなので、インターネット上の無料教材をA4紙に印刷。
漢字の書きよりは、小テスト系の問題を印刷して解くを繰り返しています。
ちょっと怪しすぎる漢字は練習する枠のあるものを印刷するでOK。
1日何枚も解かせるではなく、MAX3枚(問題数は5~10問程度)。
子どもの自由時間確保を考えて【欲張らず】がおすすめです。
ノートを購入してガンガン練習は、漢字嫌いの意識を植え付けてしまうのでやりすぎ注意です。
アプリも併用して【確実に覚える】を実行中です。
ちなみに、家庭学習をしていく上でプリンターとコピー用紙は必需品です。
[amazonjs asin=”B0006L0120″ locale=”JP” title=”コクヨ コピー用紙 A4 白色度80% 紙厚0.09mm 500枚 FSC認証 KB-39N”]
語彙力を増やすグレードアップ問題集
国語の場合、語彙力を鍛えることも必要です。
漢字オンリーだとなかなか鍛えられれないので、こういう時はグレードアップ問題集が最適。
算数同様に、【漢字・言葉】【読解】の2冊構成になっています。
グレードアップ問題集は、語彙を増やしたり普段読まない文章を読む機会を増やす役割を担っています。
ただ問題を解いて正解したらOK、ではなく【色々な文章に触れさせる】の重要性を感じています。
また、小学校の国語ではほぼスルーの文法的な問題は、低学年から慣れさせておきたいところ。
なぜなら、通塾スタートすると必ず国語で文法を学びます。
普段、文法を意識することがほとんどありません。
【主語・述語】【副詞・形容詞・形容動詞】という言葉を知っているかどうかはアドバンテージになります。
理科社会の土台作りもする
小学校1年生と2年生では、生活科があります。
理科と社会は3年生からスタートします。
しかし、子ども①②を通じてみるとやはり高学年になると関心度の違いが成績に反映するという事実。
勉強ぽさを薄めつつ、すきま時間で低学年の頃から理科と社会の土台作りもしていきましょう!
覚えることの多い社会
ドラえもんの社会科おもしろ攻略 都道府県がわかる (ドラえもんの学習シリーズ)
国民的キャラクターであるドラえもんは、学習漫画シリーズが大量にあります。
我が家にもかなりの数ありますが、都道府県の位置や特産物などを覚えるのに一役買っています。
淡々と覚えるよりは、馴染みのあるキャラクターが登場する漫画の方が覚えやすいです。
このほかにも、両さんの国のしくみ大達人 ―憲法から地方自治まで― 、新版 クレヨンしんちゃんのまんが都道府県おもしろブック といった社会科系の学習漫画が本棚に並べて、いつでも手に取れるようにしています。
学習漫画も多種多様ですが、中学受験レベルも対応なのが名探偵コナンの学習漫画です。
学習漫画と侮ってはいけないような内容です。
興味で左右される理科
理科は私自身も経験していますが、理科はけっこう大変な科目です。
興味がある単元はしっかり勉強し、無関心の単元は授業も真面目に受けなかったりとムラが出やすいです。
学習漫画はこうしたムラをなくすのに必要なアイテム。
子ども①②は塾で人体が苦手でしたが、こち亀の満点ゲットシリーズで克服しました。
[amazonjs asin=”4083140208″ locale=”JP” title=”両さんの人体大探検 (こちら葛飾区亀有公園前派出所/満点ゲットシリーズ)”]
学習漫画以外にも、家庭で花や野菜を育てると理科的なことに関心を持つようになります。
天体観測、氷を使った実験(凍らせると膨張するなど)も家庭でできますよね。
自分で経験した理科的なものは、心に残ります。
そして【面白かったな】という気持ちが理科を学ぶ意欲にも繋がるので、積極的にやっていきましょう!
低学年を軽視しないことが大切
子ども①②は、私と違い低学年の頃から【宿題以外の勉強】をしてきた子ども達です。
そのため、勉強するのが日課という受け止め方になっています。
低学年は伸び伸びと、ではなく【伸び伸びとしたなかでも少し家庭学習をする】が一番ベストです。
その方が、学年が上がってからの親子喧嘩を回避できます。