【中学受験の世界】最難関レベル問題を見て震えた方がいい本当の理由

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秋からスタートした子ども①の塾通い

本人は毎回楽しそうです。

通塾の2回に1度の割合で開催される保護者セミナーは、子供が授業を受けている間に、校の責任者が様々な教育トレンドをお話します。

↑は塾選びにおいても重要ポイントです。年間を通して一切保護者セミナーをしない、中堅以上の塾はオカシイ、と個人的に感じています。

首都圏でも近畿圏でもないので、地方と中央の認識の差だったり、教育改革の話などがメインです。直近に行われた保護者セミナーでは、2月からのコースで使うテキストを見ました。

で、5年生用理科のテキスト(天体の単元)を見て驚いたことが・・・。

これって、私が中学生の時に進研ゼミの基本問題で解いたレベルと同じですけど!

進研ゼミには本当にお世話になりましたダメダメだった私がトップ高校に届いたのも進研ゼミのおかげです。

進研ゼミとZ会の違いを説明します【資料は宝】
小さい頃、私の家はバブル経済で浮かれている頃、家は自慢できるほどの貧しさでした。 小学生1~4年の途中まで、公文の算数だけ母がパートしたお給料から捻出して通わせてくれました。 しかし、それ以降は外での習い事は全く経験がありません。(部活以外...

 

責任者の先生曰く、「この問題を解いていれば、地元の公立中に進学しても復習に近い内容になると思います」

マジですか!?

小学3,4年生が塾に通う意味を考えるin地方都市

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キンドルとは違う読み心地かなと思いますので、読み比べもしてみてください。

内容は一緒です!

透明教育ママの絵日記 教育系コミックエッセイだけど役に立つ可能性ゼロ【ブログ放置編】

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 最難関中学の世界

個別形式の塾は、一部を除くと勉強嫌い系の中学生が多かったのと地方ですから公立高校受験が最大の目標です。

講師であっても、首都圏の中学受験する生徒と出会うことはほぼゼロに近いです。

(私が入る前年度に、首都圏の難関中学を受ける小学生が通っていて(無事合格)、文系&理系のエース級が教えていたと耳にしたことはありますが、それは超レアケース)

 

私は理科のテキストをワナワナと震える気持ちでページをめくっていくと、どのページにも数字が記してあることに気が付きました。

中学偏差値○○台でこのレベルの問題、と意味していることが責任者の先生が説明してくれました。

もちろん、中学偏差値は大都市圏の私立中学校を意味しています。

で、私が中学生時代に解いた問題は偏差値50台の中学校レベルと判明。

 

11歳~12歳の子と14,5歳の子が同じ問題を解くのか、と何とも言えない気持ちになりました。

そして、偏差値65以上になるとトンデモナイことに!

 

「ある日の午後8時の南の空を見上げると図のような星座が見えました」、簡単な例えですがこういう問題が載っていました。

で、何の星座か一切書いておらず星座の図表だけで季節を察して問題解いてね、という星座の知識がないと手に負えない問題のオンパレード!

最難関レベルになると、もはや思考回路はショート寸前。

テキストには、地方の公立オンリー育ちに私にとって、あなたの知らない世界が広がっていました。

ちなみに、オリオン座などのメジャー星座ではありませんでしたヨ。

カリキュラム&テキストの確認は重要です!お子さんを地域トップ高校に!、と考えているのであれば値段&口コミだけで申し込むのは危険行為です。

必ずカリキュラムとテキストの確認はしましょう。そうしないと、私が塾講師時代に出会った生徒のように転塾もありえますから

 

圧倒的な基礎学力

最難関になると、知識云々ではなく好奇心旺盛な子ほど有利に働く問題(圧倒的な基礎学力も必要ですが)ばかりだな~、としみじみ感じました。

そういえば、開成中でも開通したばかりの地下鉄の路線に絡んだ問題が出されたことがある、と何かの本で目にしたことがあります。

何も鉄オタが欲しいのではなく、新しいニュースに興味関心がある子を欲しい!、という現れなのですよね~。

以前紹介したビジネス雑誌は教育系の話多いよ的な記事でも取り上げた雑誌にも、アクティブラーニングは偏差値高い私立中高一貫校の方が効果が出やすい、という記事がありました。

 

小学生の間に基礎学力を鍛錬してきたので、アクティブラーニングなどの負荷をかけてもヘッチャラらしい、という内容でした。

たしかに、国が声高に宣言しているアクティブラーニング思考力は、基礎学力がなければ成果がでないですよね。

これを企業の商品開発話にすり替えれば以下の通り。

市場調査

結果報告

チーム内でディスカッション

上層部に検討

商品化

積み重ねの世界です。商品化の過程でもディスカッション&予測作業は続きます。

知識も報告書の書き方も、相手先との交渉術も自分で鍛えていくしかありません。

単純労働はあっという間にAI担当になる勢いですしね・・・。

小学生の問題を眺めながら、サラリーマンの世界まで飛んで行ってしまいました。

読解力がカギ「AI vs 教科書が読めない子どもたち」を読んでみました
出版されるや、ビジネス系のHPなどで取り上げられて話題沸騰になっていた本を読みました。 著書はAIが東大を目指すプロジェクト、通称東ロボプロジェクトの立ち上げ人、新井紀子氏。 題名からして、子供の教育系の話かと思いきや、実はそうではないので...

 

公立中高一貫校の問題とおまけ

その日の保護者会では、他にも2020年度受検用 公立中高一貫校適性検査問題集 全国版を順番にまわして、見ました。

私が見た印象ですが、地元の地理問題は頻出でしたネ。

適性検査なので教科ごとの試験ではありませんが、地元の産業に絡む内容はどこでも出しているな、と感じました。

大学入試改革を見越して社会科の内容(考察させて記述させる)が増えてきている、との話を子供①が2年生の冬&春に受講した塾の保護者セミナーで責任者の方が口にしていたのを思い出しました。

この、公立中高一貫校の誕生がこの10年で地方の進学塾に革命を起こしたと言っても過言ではありません。

 

それまで裾野のが極セマだった中学受験&小学生の通塾が拡大したわけですよ、地方都市で。

少子化が分かっている教育産業は、渡りに船でバンバン公立中高一貫校向けの講座を開講して青田買いしています。

とくに地方の進学塾では【うま味】でしかない。

 

で・す・か・ら、周囲が通塾しているから何となく、で塾通いをスタートすると金銭的&辞め時が分からず大変なことになります。

通塾スタートは長期的戦略に基づき、子供の性格を吟味して時期を考えるべきです。

我が家の考えはこちらの記事に書いてありますので、興味ある方は目を通してみてください。

ノー塾でハイレベルを求めるならZ会がベスト。

【Z会の小学生コース】中学受験コースは受験塾と同じカリキュラムという事実
新年度、夏休み前、冬休み前は、塾のチラシなどがバンバン入る時期ですね。 地方だと、どうしても塾=中学生向け、というイメージがあります。 そんな塾に比べれば、低学年でも馴染みのある通信教材。我が家でもよく資料が届いたりしています。 塾に通って...

 

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