【多様化で難化】ゲームとの付き合い方【家庭内ルール構築し消費者マインドを語り合う】 | 元塾講師 透明教育ママ見参!!

【多様化で難化】ゲームとの付き合い方【家庭内ルール構築し消費者マインドを語り合う】

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任天堂のファミリーコンピュータ、通称ファミコンが誕生したのが1983年

すなわち、2023年で40周年を迎えることになります。

その後、【スーパーマリオブラザーズ】【ドラゴンクエスト】が発売され瞬く間に当時の子ども達の間で人気が爆発。

 

小学校での話の中心になることもしばしばでした。

ドラクエの登場人物の名前にどんな名前を付ければ強くなるか、という裏技的な話をした記憶を持つ方もいるかもしれませんね。

で、約40年間、ずっと親を悩ませているのが「子どもとゲームの付き合い方」です。

 

時代が変わり、技術革新で外出先でもゲームで遊べるようになりました。

我が家の場合、2021年に子ども①・中学1年生、子ども②・小学5年生、子供③・小学1年生になりました。

一般的に、この年齢の子どもを持つ親は、小学生時代にファミコンで遊んだ世代にあたるでしょうか。

場合によってはは「スーファミがドンピシャ」、「いやいやゲームボーイでしょう」という方がいても不思議ではありません。

 

私(貧乏が理由)や旦那(世代がちょっと上でゲーム=インベーダーゲーム)のようなひともいるかもしれませんが、今の小中学生の子を持つ親は、子ども時代にゲームで遊んでいた世代ということになります。

 

ますます難しくなるゲームとの付き合い方。

やはりゲーム解禁になる前に家庭ごとのルールを決めることが絶対に必要です。

ゲームの裏表や企業側の思惑もしっかり伝えることも欠かせません。

 

エール出版社より本が出版されました。

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キンドルとは違う読み心地かなと思いますので、読み比べもしてみてください。

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新作です。

 

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ありがとうございます。

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「ゲーム」の形が多様化

昭和から平成初期、ゲームといえばファミコン系やゲームセンターというイメージでした。

ゲームセンターは不良のたまり場、もしくは高校生以上しか入れないような異様な空間。

偏見かもしれませんが、そんな印象が強く、子どもが簡単に入れる場所ではありませんでした。

ファミコン系は家のリビングにあるテレビに繋げる、が基本でした。

ゲームボーイの登場で、持ち運びできるゲーム機が身近なものとなっていきます。

 

時は流れて現在は、かつてのファミコンやプレステのような据え置き型ではなく、タブレットやスマホで簡単にしかも無料でゲームを楽しめるようになりました。

 

ゲーム機の購入、ソフトの購入はまとまったお金が必要でした。

令和の今は「スマホがあればゲームが出来る」とスタートラインの敷居が低くなっています。

多様化&安価でゲームが楽しめる、というのは歓迎すべき点ではあるものの、問題も生じやすくなります。

ここでは、問題点と解決策、後半には我が家で実践している裏技をご紹介していきます。

 

問題1.ゲームスタートの低年齢化

親がゲーム好きだと、子どももやりたがるのが早い&やらせるのも早くなります。

親だけやっている、という家庭もあるかもしれませんがいたとしてもレアケースでしょう。

タブレットやスマホを預けておけば、大人しく遊んでくれて相手しなくてすみます。

その間に家事などが出来て便利です。

 

こうしたこともあり、ゲームに触れる年齢がググっと下がってきています。

スマホを取り上げると大騒ぎする子を見かけたことのある方、それなりにいるかもしれません。

時間を決めずに渡すと、子どもは楽しいので無制限にやります。

しかも、時間の概念がまだ理解しきっていな子どもにスマホを何も言わずに渡すのは危険です。

 

解決策.時間厳守を徹底する

こういうときは、「ママの用事が終わったらゲームはないない」という決めぜりを使い、本当に「ないない」にする。

また、タイマーを活用し、5分~10分に区切るというように制限時間を決めておくようにしましょう。

ここで延長させると、子どもは「予定をオーバーしても遊べる」と学習するので、断固とした態度で貫いてください。

初期からルールを徹底することは大切です。

なぜなら、小さい頃から「ゲームは無制限で出来る状態にしておくと、改善するのが難しくなるからです。

 

問題2.オンラインゲームの登場

ファミコンは、ゲーム機とソフトがある場所に皆が集まってやるしか方法がありませんでした。

しかし、今はインターネットと繋がっていればどこでも、四六時中ゲームが出来る時代です。

 

友だちと会わなくてもゲーム上で遊べます

元々、オンラインゲームは人気が高まっていました。

そして、コロナ禍を契機にさらにオンラインゲームで放課後遊ぶ子どもが増えたような気がします。

便利になった分、友達と繋がりやすくなった分トラブルも起きやすくなります。

 

「〇時から〇時に集合」と時間を決め、ゲーム内で一緒に遊べますが、失敗した子を責めたり予定していた時間が過ぎても抜け出せない、アイテムを買わせる、などなど。

楽しい反面、カッとなって暴言を吐くなど友達同士の関係性が揺らぐことも。

 

オンラインゲームは基本料金が無料のものが多く、子どもから「みんながやっている」「仲間に入れない」と言われてダウンロードする。

親的には金銭的な壁が低い分、OKを出しやすいという現実もあります。

 

解決策.ルールを文書化し共有する

一番やってはいけないのは、オンラインゲームを子どもの言われるままにダウンロードし、管理を丸投げすることです。

始める前に主導権は親にあることを示すことが大切。

そして、子どもでも分かるようにルールを文書化し壁に貼ることをおすすめします。

破られた際の対策として、証拠としてスマホでパシャリと画像を保存しましょう。

 

長ったらしい分ではなく、箇条書きがベスト

親が一方的に決めるのではなく、子どもと一緒に「こういうルールはどうか」と話し合いをすることがポイント。

・ゲーム時間を決める

・区切りがいいところでやめる

・ゲームをして嬉しいことがあったら報告する

・クリアするためのポイントを聞く

 

「一緒に話し合いをして決めた」ということは、子どもも許可している、理解しているという意味になります。

とないえ、短絡的にゲーム=悪、と決めつけないで「ゲームをして楽しかったこと」を聞きましょう。

親の理解ある態度、そしてゲームを発端としたトラブルが発生した時に「実は困ったことが起きて」言い出しやすい環境を作ります。

 

時折見直したり話し合いをすることも大切です。

子どもにとって勉強が本業です。

ゲームはご褒美、のスタンスを崩さない。

ゲーム中心の生活を送らないよう気をつける必要があります。

スマホでゲームをさせようとしているなら、こちらの本は必読です。

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問題3.24時間ゲームできる環境

オンラインゲームの登場で、24時間ゲームできる環境になっています。

【ダウンロード無料】というのもあれば、有料ゲームもありますが、ひと昔前に比べれば価格破壊が起きている状況です。

 

超安価でクオリティの高いゲームが楽しめます。

24時間、世界中の人とパーティーを組んで遊べる。

夢のような話です。

 

ただし、こんな甘い話には必ず裏があります。

完全に無料なら、ゲームクリエイターも無料で働いているはず。

ですが、そんなことはあり得ません。

ゲームを作るためには資金が必要ですが、ゲーム自体が無料や低価格でもビジネスが成り立つのはなぜでしょうか。

 

分かりやすいのが、課金システムです。

しばしば親子間の金銭問題でトラブル発生する課金ですが、ビジネスモデルの1つとして立派に成り立っています。

消費者にギブさせているようにみえるけど、実はテイク(利益)を生み出しているわけです。

 

24時間365日、ずっと全世界中でリアルタイムでゲームをしてくれるだけでお金が振り込まれる、というシステム。

完全に消費者の立場にならないためにも、ビジネスの話をすることも大切です。

 

解決策.ゲームとお金の問題を教える

昭和から平成初期にかけては、ゲームソフトの世界で完結していました。

しかし、インターネットにつながって遊ぶようになり、金銭のやり取りもできるようになりました。

クレジットカード決済だけでなく、Google Play やAppleギフトカードをコンビニで買い、記載されている番号を登録すればアイテムなどが購入できます。

 

昭和時代のゲームセンターなら、小学生だけで集まればお店の人が声をかけたりしたり、そもそも子ども達だけで入れない雰囲気なので、ゲームで大金を落とす行為も一部の子にとどまっていたと思います。

 

敷居が格段に高かったのが、ありえないくらい低くなっています。

そうした事実を向き合いつつ、ゲームとお金の問題を定期的に話し合うことは現代っ子には必要なことです。

 

あと、なによりも優先したのは親も今のオンラインゲームの仕組みを理解することです。

完全に莫大なお金が動く、そして生み出すビジネスモデルとして成り立っています。

利益が出ないのであれば、Appleも、Googleもマイクロソフト社もゲーム産業に進出しないはず。

 

現実は、そうではありません。

あまり子どもにお金をするのをよしとしない風潮がありますが、この問題はあまりにも子どもに身近なものとなりました。

ゲームの課金問題を親子で理解し合うことが大切です。

 

我が家のゲーム事情

 

当ブログ愛読者?の方はすでにご存じだと思いますが、我が家はゲームをする習慣がありませんでした。

やるとすれば、教育アプリのワオッチ、Googleのサンタ村(冬限定)やGoogleの検索でたまに出るゲーム(ハロウィンゲームなど)。

3人で10分~15分の時間設定をし遊ぶ程度でした。

 

過去形になっているのは、2020年春の臨時休校の際に旦那がDVD鑑賞のために独身時代に購入していたPlayStation2を押入れの奥底から取り出したからです。

 

ご存知の通り、プレステ2の登場でDVDの普及率が格段に上がりました。

そして、このゲーム機は全世界で売れに売れたので、ゲームソフトも相当販売されました。

そのため、中古ソフトもかなり市場に出回っています。

新しいのを買い揃える必要もなく、超安価で済みます。

 

我が家のルールは明確です。

【旦那の休みの日に1時間プレイする】

それだけです。

プレステ2しかゲーム機がない、というのも大きいのですがこのスタンスを貫いています。

 

現在は旦那がネットにて激安で購入した「みんなのゴルフ4」を休日に1時間プレイ。

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昔ながらの攻略本を旦那が中古で購入し、3人でくまなくチェックしています。

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今はネットで何でも情報が得られるので、攻略本を見ると懐かしい気持ちになります・・・。

 

この他に、タブレットで将棋ウォーズをやる、でしょうか。

将棋ウォーズの場合は、Google Play を購入し、毎月無制限対局できるようにしました。

私は将棋好きですし、将棋ウォーズの場合「課金=無制限対局」というように特典という明確なのと、持ち時間が10分、3分、10秒と選択可能なのでOKを出しました。

 

ゲームはe-スポーツとして認知度が高まっていますし、ゲームクリエイターのニーズは高いです。

完全なる消費者になるのではなく、作り手側になることや才能があればe-スポーツで世界大会に出場して賞金を稼ぐ(この場合はそれなりに英語が出来ていた方が有利)、という道もあります。

 

ゲームで親子喧嘩することも少なくはないでしょう。

一方的にガミガミではなく、経済的な話なども含めて色々と話し合うことが令和流の付き合い方なのかもしれません。


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