新学期が始まった!、と思ったら目の前に夏休みが迫っている。
毎年そんなことが起きています。
小学生時代、早く夏休みが来ないかな~、と指折り数えてグータラに拍車をかけた夏休み生活を送っていた私なら分かります。
親が無策・放置だと、勉強している子との差が拡大するのが夏休み、だと。
昭和や平成の初期に地方で小学生時代を過ごしていた親御さんなら、夏休みごときでそこまで差が出ないだろう、と思うことでしょう。
ただ、今は時代が変わり、地方であっても、金銭的優位に立つ家庭は短期集中の習い事(英語のサマースクール・塾の講習会etc…)に子供を通わせています。
そんなのムリムリ、という庶民はどうしたらよいのでしょうか?
今回は夏休みの勉強対策を考えていきたいと思います。
エール出版社より本が出版されました。
小学3年生から4年生で気をつけるべきことを詳しく取り上げています。
kindle出版しました。unlimitedでも読めます。
完全に無料で読めるコミックエッセイです。
↓こちらはアマゾンの縦読みfliptoonです。
キンドルとは違う読み心地かなと思いますので、読み比べもしてみてください。
内容は一緒です!
透明教育ママの絵日記 教育系コミックエッセイだけど役に立つ可能性ゼロ【ブログ放置編】
新作です。
kindleのジャンル別ベストセラー獲得しました!
ありがとうございます。
夏休み勉強格差解消の作戦を考える
義務教育で週休2日制が導入され、休日の使い方で差が出てしまっているという記事をどこかで目にしたことがあります。
近所の中学生のお兄ちゃんが、「遊ぶ相手がいない。みんな塾とかに行っているから~」と口にしているのを耳にしたことがあります。
まぁ、そのお兄ちゃんも通塾し始めていましたけどね。
土日の過ごし方でも経済格差云々の議題に上りやすいのですが、夏休みという長期休暇の場合はモロに影響を受けてしまいます。
私のように、祖母の家でスイカを食べ、トウモロコシを頬張りながら甲子園をゴロゴロ見る。
漫画をゴロ寝しながら漫画を読む、といったダメダメ小学生スタイルは絶対避けてくださいね。
学校の夏休みの課題も適当にし(答え丸写し・苦笑)、これをほぼ6年間貫き通しましたが、100%自分のためにならないことは身をもって知っています。
自分の子供には、そんなことはさせまい!、という気持ちで毎年夏休みに臨んでいる私です・笑。
で、私の子供時代と子供①②の違いは何か、と言いますと、親の準備の差です。
断言できる自分が悲しいです。
とはいっても、面倒な準備は避けたいものですよね。
コストをあまりかけずに夏休み中の勉強を維持する方法はいくつかあります。
小学校の課題だけでは物足りない。けれど夏休み中ずっと勉強!
こんな状態にはならない程度のアイデアですので、どうかご了承ください。
市販を利用して手軽に復習
1年生から6年生まで、夏休み期間中に親が何か問題集を用意してくれた記憶、ありません。
夏休み中、週1回は公文に通っていたのですが、モチロン宿題は放置プレー。
朝起きたら、学校のプール以外は家で教育テレビの再放送(探検ぼくのまち等々)をゴロゴロしながら見る。夕方はアニメを見る。夜は野球中継を見る。
完全に↑のようなルーティーンを守っていました・笑。
そこに高校野球が加わると最恐!! 起きている時間から入浴とトイレの時間を除いたのがテレビ視聴時間、という酷い有様でした。
こんな生活スタイルをしていると、勉強格差の底辺確定になります・苦笑。
夏休みを放置プレーすると、ろくな事にならないのは十分理解しているので、学校の課題以外のものを用意しておくことを強くお勧めします。
夏休み中、子供②にはこれら市販のドリルを使用します。
公文
定番の公文から出されている夏休み向けの復習ドリルです。前学年、国語と算数の2教科構成。
この手のドリルの良い点は、お手頃価格で単元の要点がまとまっている問題が出ている、というところです。
そして、漢字ポスターが付いているのは嬉しいですね。
正直、漢字ポスターは1枚では足りません。
我が家では、リビングの子供が勉強する壁とトイレにそれぞれ貼っていますし、こういった安価な復習ドリルを購入して1枚ゲット!、をしています。
Z会
就学準備問題集でもおなじみ、Z会のわくわくワークの夏休みバージョンです。
2018年度、子供②用に購入。
公文より少し価格設定が高いのですが、国算以外の教科も付いているからでしょうか。
1,2年生は国語・算数・経験、3年生以上は国算理社+英語です。
1、2年生には英語のポスターが付いていますが、3年生以上には付録のポスターはありません。
付録ではなく、科目数で勝負!、という考えが伝わってきますね。また、3年生以上では読書感想文の書き方も載っています。
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これはお買い得ですね。
独自路線を行く感漂うZ会です。
学研
学研でも、夏休み向けのドリルは出版しています。付録は他の2つより多いです。
2018年度の夏、こちらも子供②用に購入しました。
購入したのが、ちょうどAmazonプライムのセール期間中の影響を受け、普段よりも配送が1日遅れました・笑。
漢字表は全学年、2年生は九九ひょう、3年生は日本地図、4年生では星座表が付いていますね。
5年は世界地図ポスター、6年は世界の国旗ポスターがそれぞれ付録。
1年生~3年生は問題がカラー、4年生からは2色刷りといった感じです。
公文と同じく国語と算数の2教科構成。
正直、質はどれを選んでも高いので、付録や教科数で選ぶのがポイントとなるでしょう。
複数購入することもアリ、だと個人的には思っています。
体験講座で安く勉強時間確保
夏休みは教育産業は生徒獲得に向けて色々な企画を打ち出してきます。
親世代だと、無料講習会などありませんでしたが、いまは少子化の時代なので上から目線でお客さんを待っていてもきません。
無料や格安価格で体験してもらう機会を提供する時間になっています。
公文と学研
公文や学研では、夏休みは生徒獲得のまたとないチャンスです。
CMやチラシで宣伝していますよね。
我が家の子供①②もそれぞれ2年生&年長児に学研の夏休み講習会に参加しました。本人たちは習い事するんだ!、と大喜びで通っていましたね。
周囲での口コミはいいけれど、本当なのか?、と知る絶好の機会にもなりますし、親世代の頃と教材に変化はあるのかどうかを知ることもできます。
少子化なので、夏休み後の継続を求められることもあるでしょうが、通わない場合はハッキリ断れば大丈夫。
教育関連の習い事は口コミ命の業界でもあるので、しつこい勧誘は評判を落とすだけなので、引くときは引くハズです。
夏休み期間は、無料体験や有料の体験コースが設定されているので、申し込んでお子さんの様子を見てみるのも手段の1つです。
地域に両方ある場合は、前半は公文、後半は学研なんて合わせ技もできますね。
公文と学研の違いについてはこちらの記事を参考にして下さい↓
進学塾の体験講習会
少子化の流れもあり、地方都市の進学塾でも低学年向けのクラスを設けたりしています。
たいてい、テキスト代のみで受講料無料を謳っているところが多い印象がありますね。申し込み早割特典をつけている塾もあるようです。
もし、送迎が可能な時間帯や日時でしたら、市の中心部や教育熱心なが学区の教室を選んで雰囲気を確かめてみるのも良いですよ。
たいていは保護者セミナーも行われるので、教育熱高めの保護者を観察しに行ってみてください。
私も試してみましたが、本当に雰囲気違いますよ・・・。
学校のクラス内ではそれなりに出来る位置にいると思っていた子供①は、現在通っている塾に3年の夏の講習会に参加し、鼻が折れて帰ってきました・笑。
上には上がいると知ることで、目が覚めること間違いなしです。
ただ、子供の性格によっては向き不向きがあるので、ご注意ください。
出来る子ばかりで落ち込んでやる気を失うタイプの子もいますからね。
通塾を検討している場合、塾の講習会も、日程が重なっていなければ負担のない範囲で複数の塾を試してみることもいいですね。
しかし、講習会と言えども宿題はそれなりに出ることは間違いないので、他の習い事で日程キツキツの場合は避けておいた方が無難です。
まとめ
夏休みを勉強子供に丸投げは避けましょう。人間、楽な方へ逃げていきます。そこから這い上がるのは本当に大変なことです。
学年が上がるにつれ、夏休みの過ごし方で学力の差や生活スタイルの差が広がっていく気がしてなりません。
私自身、心を入れ替えて臨んだ中学1年生の夏休み期間中、猛烈な勉強をして成績向上へとつながることができました。
自由に使えるからこそ、上に行くことも下に転げ落ちることもできてしまう夏休みだと思います。
夏休みと言えば、読書感想文。毎年、大騒動をおこしています。
↓とくに低学年のお子さんをお持ちの保護者にオススメです。
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