市街地の進学塾で夏期講習会に参加した子供①ですが、進学塾に通う子供の多くが通っていただろう、公文には通わせたことはありません。
ちなみに、学研には小学2年生の夏に無料体験教室に当時年長だった子供②と共に通わせた経験があります。
どういった違いがあるのか、イマイチ分からないで悩む保護者も多いことでしょう。
今回、園児から通える勉強系習い事の2トップについて書いてみました。
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公文か学研か
この【公文か学研か】、ネット上では散々質疑応答されているものです。
Yahoo!知恵袋で検索しても、山のようにヒットします。しかも、エンドレスというおまけつき・・・。
私自身、家が貧しい中でも母が費用を捻出して公文式の算数を小学1年生から4年生の春辺りまで通っていたので(教室閉鎖による退会)、昔とは言え公文経験者です。
まぁ、ひどいグータラ小学生でしたが。。。
さて、子供達には学研の体験に通わせたこともあり、その際に学習プリントにも目を通しているので両者の違いは理解できているつもりです。
公文について
私自身の公文は算数のみでしたが、まともに取り組んでもいなかった私でもクラス内での計算スピードは上位にいました。
計算は性に合っていて、好きだったんですよね。
何というか、貧乏でもスピードでは負けないぞ!、という意味不明の対抗心・笑。
小学で計算スピード早い子は共通点があります。
公文orそろばん、どちらも通っていないけど教育熱心な家庭の子という顔ぶれでした。
ですから、真面目に勉強する子がやれば相当なスピードが身に付くことは間違いありません。
(子供①が経験した塾2つでも、公文&そろばんの組み合わせの同級生は鬼のような計算力、とのことです)
子供①の計算を見ていると、チンタラ具合にイライラしてしまう自分がいます。→おかげさまで、劇的改善しました!
だったら公文をやらせれば?、という突っ込みがありそうですね。
あえて公文に通わせていないので、今後もイライラしないように自分自身に言い聞かせるしかありません・・・。
あえて通わせない理由とは、やはり自分自身が計算スピードだけでは太刀打ちできない小学校4年生以降の割合等々の高度な内容につまづいた経験者ということが大きいです。
そして、同じ教室に通っていた同級生の面々で、トップ高校に進学したのは私だけだった、というのも影響しています。
狭い範囲内の話ですが、これは子供ながらに不思議でした。
本当に宿題まったくやらず、公文の問題が整理されていない状態で机の中で押しつぶされていましたからね。
↑母にばれない様に・笑。0点の答案を隠す、のび太君状態です。
自分自身、中学時代に確変したから、というのもありますが、誰が見ても真面目にやっていた公文仲間の同級生が、トップ高校に手が届かない現実。
3番手以下の高校に進学していたのを目の当たりにしたのですから、ちょっと疑問を抱かないわけでもありません。
というか、疑問を抱くのは当然。
国語に関しては、文法などを理解するには公文式はベストだと思います。
日頃から読書習慣がない子が物語や説明文など幅広く接するチャンスでもありますしね。
今となっては、国語もやってみたかったなと思う自分がいます。
さて、以下の意見は完全に個人の考えなのでノークレームでお願いします
ドストライクで申しますが、おそらく、公文だけではムリなんですよ。
公文のみではキツイ。
公文+アルファがないと伸びない、と。
公文を否定するわけではありません。基礎は伸びるためにも不可欠。
それに、公文の国語はかなり優秀です。
ぶっちゃけ、算数と国語を選ぶなら国語の方が良いかも、と思うくらい。
私の場合は、読書習慣と中学時代の確変があり、超絶な突貫工事でトップ高の高さまでなんとか到達はできました。
しか~し、真っ当にやっていた同級生を踏まえると、公文+αの2乗を家庭で施してこそ手が届く世界があるのでは、と。
ということで、お金を払って公文に通わせず、低学年まではコツコツ計算と基礎学力、読書&外遊びで好奇心旺盛を養った方が得策、と旦那さんと意見交換して今に至っています。
ネットの無料プリント(ドリル形式)を試しにやらせたとき、拒絶反応すさまじかったのも理由の一つではありますが。
さて、+αはどういう事なのか、というのは単純に答えは出せないと思います。
家庭環境、親子関係、運動、読書、音楽、博物館通いなどなどの要素が+作用として働き、そこに明白な将来への目標がド~ンと待ち構えていれば子供はどんな壁も越えようと努力しますよね。
ただ、はまれば絶大な威力を発揮するのが公文式の魅力でもありますね~。
東大生の3分の1が公文式経験者、という話もありますし。←残りの3分の2は?、と突っ込みたくなりますけどね・笑。
「自分、勉強できるじゃん!」と自己肯定感がアップするのかなと。
ただ、私のような変な自己肯定感(←勉強もろくにしていなかった身分でスミマセンが)を持っていても、高学年になると違った対策が必要になります。
う~ん、一筋縄ではいかないのが子育て&教育です。
学研について
私が住んでいる地域は、公文式より学研勢力が強いです。
ですから、幼稚園児からおべんきょ系に通う=学研、という図式が出来上がっています。
その他にそろばん教室の子もいますが、両方とも通っているお子さんも知っています。
もちろん、公文式もありますが、公文のカバンと学研のカバンのどちらを目撃するか、と言えば後者の方が遭遇率が高いです。
学研と公文は考え方が違います。
まず、学研は国語と算数の2科目がセットとなっており、公文式のように1科目ごとの切り売りはしていません。
そして、公文式が学年無制限に対して、学研ではどんなに進みが早くても実際の学年+1,2学年という決まり事?があるそうです。
で、評判の良い学研に、子供①が2年生だった昨年の夏、②と共に無料体験に送り込んでみました。
時間は決まっているのかと思いきや、好きな時に来ていい、というまさかの完全フリー制に面食らいました。
そういうシステムで回せるのだろうか?、と少々不安になりながらも教室へと送っていくと・・・。
教室内はけっこうな人数で、これで生徒の面倒みられるかな?、という印象。
で、1時間後迎えに行くと元気に二人が出てきました。
宿題のプリントも出されましたが、1日2枚(国語と算数合わせて)。
問題内容も、思考を試すような良問ばかりでした。
さすが、ガリバー・学研だ、と感心しましたね~。
国語と算数の切り売りをしていないのも、2教科の基礎構築が全ての土台という信念があってのことでしょう。
学校で使用されている教科書を基にした問題づくりを徹底している印象を受けました。
そして、応用問題も出題されています。
その配置の仕方が、唸るしかないくらい上手いのですよ。
算数は計算だけではなく、図形や文章題も低学年から出ています。
虫食い算などもありました。
ぱっと見少ないかな、と思ってしまいますが、子供に学習習慣の定着を図るため、という考えもあるようですね。
学校内容を盤石にしたい、という考えであれば学研はオススメです。
塾とは違い、公文と学研は教材費込みの月謝ですからね。良心的。
ではなぜ学研に入会しなかったのか?、と気になりますよね。以下が見送った理由です。
- 通う日と時間がキッチリ決まっている訳ではなく、ゆるく、生徒が多い時と少ない時がある。
- 多い時に当たると、面倒を見てもらえない確率が高い。
- 狙う高校を考えると、小学3,4年で進学塾に移行するため、1年~1年半の在籍は中途半端
こんな感じです。
当時、子供①は小学2年生(8歳)でした。
小学高学年&中学生での成績でほぼほぼ高校&大学のレベルが固定することを考慮すると、ここで学研に飛び込むのではなく、この1,2年の家庭学習で足腰鍛えてから進学塾に通わせよう、と決めました。
公文のように、かつて通っていた有名人をCMなどに起用することはありませんが、卓球の張本選手が小学生から学研に通っていたこともあり、ド~ンと宣伝に起用していますね。
まとめ
学研でも公文でもそうですが、責任者で校の雰囲気がガラリと変わります。
子供さんと相性がよさそうかどうかを口コミ&体験で見ることが大切です。
どちらも、出口(通塾へ変更)の時期を先に考えてから入会するという戦略を立てないと、ズルズル通うことになりますので、事前に保護者が作戦会議をしておくべきだと思います。
親が道筋を立て、子供がそれなりに成長してきたら転塾の是非を確認する作業を怠ると、受験マラソンの計画変更になりかねませんし。
幼児を持つ親御さんにありがちな、「何となく通わせようかな~」、な世界の入り口でもある公文と学研。
あいまいな考えを捨てて、小さい頃からキツキツではないものの、おおまかな計画立てて勉強系の習い事を選択する癖を身に着けたいですね。
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