【小4、10歳の壁の先を考える】小学4年から逆算する大切さ【中学入学後に重要性を再確認】

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教育産業や子育て中の方なら耳にしたことのある、【10歳の壁】【小4の壁】というワード。

個人的には早期教育など、ガンガンする派ではありませんが小学校に入ったらとりあえず「学業」がメインになります。

これは疑いの余地がありません。

 

超簡略的にいえば、義務教育は生きていくために必要な教養を身に着けるためのものです。

つまり、小学校と中学校は「社会に出てから困らないレベルの教養を学ぶ場所」でもあります。

 

この時点で怠けていると、社会に出てからチト困ったことになる、と受け止めるべきでしょうか。

さて、この小学4年生や10歳前後が超重要なのは「学力の固定化が進む」というのが一般的です。

 

学力のグループ分けがされていく、進んでいきます。

今回「小4、10歳までが超重要」というのをお伝えしたのには理由があります。

我が家の子ども①が2021年4月から中学生になりました。

 

で、子ども①の生活をみていると小学生時代の牧歌的な時間の流れはほぼ消滅

勉強時間の確保も困難になっています。

正直、短時間でどれだけ集中して取り組めるか、にかかっています。

 

つまり、「中学生になってから勉強すればいい」という考えは通用しないのです。

そう、中学以降のことを考えるなら小学4年までに手を打っておくことがベストということに気がついたのです・・・。

 

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そもそも勉強時間が激減する

私は小学生時代にグータラして勉強をせず、中学入学後に心を入れ替えて猛勉強した過去を持ちます。

そのため、中学生時代は挽回するため、少しでも空いている時間は勉強ばかりをしたという特異な過去を持ちます。

 

一般的な小学生⇒中学生、の進学後の学習時間の確保を理解していない面もありました。

そのため、塾で仕事をしているときに担当している、部活動に励んでいる生徒を見ては「空いている時間にもっと勉強すれば成績上がるのにな」と内心思ったこともあります。

 

ただ、これがあまりにも無謀な願いであることは、子ども①を介してようやく分かるようになったのです・・・。

 

勉強時間は限りがある

中学生になると、部活動などで帰宅時間が遅くなることもザラ。

学区の中学校が近いとは限らず、登下校で時間がかかることも珍しくありません。

我が家の子ども①は受験をし、合格したので学区ではない中学校に公共交通機関を利用して通学しています。

登下校でそれなりの時間がかかります。

よって、帰宅時間は遅くなります。しかも部活動をしていクタクタ・・・

 

勉強スイッチがなかなか入りません・笑。

 

学校によって対応は異なるかもしれませんが、中学校は小学校に比べると宿題量も少なく、勉強量は生徒自身の気持ち、やる気で左右されます。

【家庭学習が限りなくゼロだと相当キツイ】です。

 

中学校に入ってからガンガン勉強しよう!、というのはかなり難しいと感じました。

私がガンガン勉強する気になったのも、「このままではヤバイ」と心の底から恐れたからです。

それくらい、本人が危機感を持たない限り、中学入学後に「勉強する子」に変身するのは与えられている時間を考えると、かなり厳しいと思います。

 

中学入学後を見据えた対策は必要

小学4年生や10歳頃になると、学力差がガツンと出てきますが、その影響は中学入学後にさらなる拡大を引き起こします。

 

高校進学は成績によって進学先が選ばれますが、【中学から頑張る】は先に述べたように難しくなります。

まだ小学生だから~、と呑気に構えずに中学入学以降のことを考え、逆算して10歳までに家庭学習習慣を定着させたいところ。

そして、自分から勉強する子に変身させておくと中学入学後はそこそこ楽になると思います。

 

成長するに伴い、子どもも自我が芽生えて親に反抗してきます。

これは自然なことですが、思春期に突入する中学生で【勉強する・しない】は親子ゲンカ勃発の原因になりやすく、無駄な衝突をさせるためにも、先手先手で対策を講じる必要があります。

 

まだまだ中学は先の話、と思わず行動したいところです。

 

「自主的に勉強する」の威力が増す

中学に入学する頃には反抗期やら思春期やらで親の言うことは聞かなくなります。

そのため、子どもの【自主的に勉強するかどうか】にかかってきます。

子ども①は超マイペースに、なんなら平日1時間も勉強していません・・・。

定期テストが近づいたら猛勉強するのでしょうか・・・。

 

とはいえ、塾の宿題はちゃんとやり、小学生時代テキスト(超難しい算数の問題)を解いたりする時もあります。

親的には色々と思うところは多々ありますが、子ども①のペースで自主的?に勉強しています。

ガミガミ言いたいのですが、まぁ抑えています・・・。

 

さて、中学生になると、この自主的に勉強するがポイントになります。

自分で嫌がらずに勉強できるかどうか、です。

成績がガツンとでて、逃げ場がないくらい現実を知る年齢になります。

 

親から勉強しリコール ⇒ うるさい!

毎日ダラダラして! ⇒ 今からやろうとしていた!

こんな問答の繰り返しで、貴重な時間が無くなっていく。

もったいないですね。

 

こうならないためにも、小学4年までに学習習慣の定着や勉強に対する意識改革を行っていきましょう。

 

勉強は長い道のり

子ども一人一人が歩く勉強という道は、分かりやすく言うと小学1年からスタートし、コツコツと道を作っていくことです。

 

木々に覆われ獣道になるのか、整備された高速道路のようになるか

それは子どもによって違います。

小学4年頃から険しくなる勉強の道を、怠けることなく日々向き合うことで丈夫な道となり中学生へと繋がります。

私の場合、小学生の道は草に覆われ穴ぼこまみれ。

そこを突貫工事で救急処置を行い何とか道を作りましたが、高校入学後にボロボロになりました・・・。

やはり、長い時間をかけて丁寧に丈夫に作った道には敵いません。

 

1本の道だと思い、初期の頃はある程度親が一緒の伴走しつつ、整備していく(問題集やドリルの選択)ことが必要です。

軌道に乗れば、あとは子どもが力強く歩んでいけることでしょう。

中学に入学すると整備(勉強)する時間も少なくなるので、集中してガツンと整えるしかありません。

 

放棄すればそれだけ荒れてしまいます。

そして、将来の夢に辿り着くのが極めて困難な状況に追い込まれます。

最悪、その道が分断して夢破れるかもしれません。

中学時代の成績は、将来の大学進学に直結するため(高校受験が当たり前の地方では特に)油断禁物。

 

けれど、中学入学前後に慌てて準備しては間に合わないこともあります。

やはり、小学4年、10歳頃から本格的に3年後を見据えて行動することが大切です。

 

【まだ小学生】と思っていても、時の流れは速く気がついたときは遅すぎた、ということもあります。

とはいえ、いきなりエンジン全開では子どももついていけません。

・できる範囲で

・確実に毎日取り組めることから

・子どもに多くを求めない

というスタンスで、中学生に向けた準備をしていきたいですね。

 

コチラも参考にしてください↓

 

 

 

 

 

 



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