2021年度は子ども①が中学生に、子ども③が小学校入学と我が家の子育ても次のステージへと進みました。
子ども③に関しては、①②で小学校を経験済みなのである程度対策というか、家庭学習の進め方も感覚を掴んでいるので良いとして・・・・。
問題は、子ども①です。
自分の時にも経験していますが、小学生から中学生への進学は生活リズムがガラリと変わります。
牧歌的な小学生時代から一変。部活動も始まるため自由時間が少なくなります。
限られたなかで勉強時間を確保しないと、ズルズル成績が落ちていく恐れも。
塾の方でも、ある程度牧歌的だった小学生コースとは異なり【高校受験】(地方は中高一貫校が超レアなので高校受験が主流)に向かって走り出す中学生コースはクラス分けがシビア。
学校の定期テストの点数、模試の偏差値などを考慮してクラス分けが行われます。
子ども①も内心オロオロ・・・・。
子どもが中学生になりある程度冷静に見ていますが、限られた時間の中でどれだけ効率的に勉強できるかどうか。
それが全てのように感じられます。
そのため、やはり小学生時点で家庭学習習慣がないと中学ではさらにキツイ目にあいます。
今回は、中1ギャプを親としてアレコレ考えていた時に気がついた事実をお伝えしていきます。
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中1ギャップが起きるのは必然
中1ギャップという言葉がメディアなどでも取り上げられることが多いですよね。
同じように、小1ギャップという言葉もあります。
勉強もスタートしたり、時間ごとに教科が決まっているなどそれまでの子ども園、保育所、幼稚園と違う雰囲気になじめない、という問題。
または、預かり先の問題などがクローズアップされます。
どちらかというと、親子が直面する問題。
中1ギャップをサクッと羅列すれば、
・部活動のスタート
・勉強の出来不出来が明らかになる
・小学校時代はほぼ皆無だった上下関係
・定期テストの範囲が長い
と小学校との違いから戸惑うという、ほぼ100%子どもが直面、感じるギャップです。
学区の中学校に進学すれば、他の小学校のメンバーも加わるとはいえ、知っている面子がいます。
そうした中でも、学校生活自体がガラリと変わるので疲れは溜まりやすい。
ギャップを感じるな、という方が酷でしょう。
そして中学生になると難しくなるのが【平日の学習時間の確保】です。
集中して取り組むしかないが・・・
コロナ禍で部活動も制限され、運動部に入っても思っていた以上に時間を取られないことがあるかもしれません。
けれど、授業+部活→帰宅、という流れが一般的になり帰宅時間が遅くなります。
しかも、中学では小学校のような青いテストで頻繁にテストを行い理解度を見ることもしません。
数か月単位で実施される定期テストでガツンと試験を行い、順位が判明。
思春期の子どもにとっては嬉しいものではありません。
しかし、限られた時間で集中しで勉強をし、学んだことをしっかり覚えておく必要があります。
中には、部活が終わったら軽くご飯を食べ、塾に向かう生徒もいることでしょう。
平日の塾では夜7時頃スタートする授業でこういう生徒が多く通っていました。
眠たそうな子もいて、【練習後に勉強するのは大変そう】と思ったものです。
【部活動終了後に勉強をする】となると本当に限られた時間に集中して取り組まないといけません。
そこで問題になるのが、【学習習慣の有無】です。
限られた中で勉強する子、しない子
多忙な中でも、隙間時間や短い時間ても勉強できる子は小学生時代からコツコツ勉強してきた子です。
それでも、忙しかったり疲れたりで思うように勉強時間を確保できないことでしょう。
勉強習慣のある子でもやり繰りが難しいなか、勉強する習慣がない子はさらに困難に直面します。
あまり勉強していない子が、すきま時間に勉強しようと思っても、そもそもどこから手を付ければいいのか本人だけで把握することは難しいです。
そして、そうこうしているうちに時間が過ぎていきます。
勉強してきた子は自分なりに勉強をし、勉強をしてこなかった子は悩んでしまい学習面で大きな悩みを抱えてしまう。
中1ギャップでは、こうした問題が大きく出てしまうのです。
中学生までは受験しない限り、住んでいる学区で進学先が決まります。
あらゆる学力層が集まり、言葉は悪いですが「ごった煮状態」。
その中で、鮮明に【勉強できる・できない】が分かれていきます。
小学校3,4年生で出始めた学力差を早い段階で小さくしておくべきなのは、中学生活がスタートしてから挽回することが極めて難しいからです。
激変の最中に新しいことをする難しさ
生活リズムがガラリと変わり、適応することで精いっぱいという時に【一から学習習慣を身に着けようとする】のは容易ではありません。
【容易ではない】という言葉では言い表せないほど、難しいです。
大袈裟かもしれませんが、不退転の覚悟がなければ実現不可能でしょう。
自分はできないのに同級生、友達はできている。
そういうのを目の当たりにして、燃え上がる子もいるかもしれませんが、多くの子が落ち込むと思います。
思春期に突入し、他者との違いを感じて心を痛める。
ナイーブなお年頃と片づければそれで済みますが、時は待ってくれません。
定期テストで5教科、9教科がド~ンとテストを受けてもチンプンカンプン。
手に負えないので放置し、さらに分からないことが増えていく・・・。
親としてはかなり心配になりますよね。
全く対策を取っていなければ(小学生時代に家庭学習習慣を身に付けさせていない)中学ではこんなことになる可能性はゼロではありません。
中1ギャップを感じても学習時間を保つコツ
中1ギャップというと、部活動やそれに伴う上下関係などなど、肉体的・精神的な負担に注目が集まりがち。
しかし、勉強がさらに重要になる中学校で【学習時間確保】が思うようにいかない点は、少々認知度が低い気がします。
簡単に言えば、小学時代の家庭習慣の有無や学力差が中学3年間で劇的に広がります。
こうした現実をもう少し知っていれば、小学時代から勉強を軽視する子どもが減るのではないかな、と個人的に思っています。
さて、ここではザクっと忙しくなった中学生でも学習時間を確保するコツを紹介していきます。
1.塾の自習室を活用する
塾では自習室を開放しているところも多く、通塾しているなら利用するのがお得です。
家にいると気が散る、という時は塾で勉強した方が効率が上がります。
近所の塾ならなおさら利用しやすいです。
部活終了→軽くご飯を食べる→1時間程度勉強→帰宅、というルーティーン化するのもおすすめ。
家でゴロゴロして時間を無駄にするのはもったいないです。
家から遠い時は難しいかもしれませんが、親の送迎もしくは子ども一人で行き来が出来る距離なら、自習室を利用して学習時間を確保しましょう。
2.通信教材を使う
小学生時代も、通信教材を利用している子は少なくありませんが、中学生になると通信教材との相性が抜群によくなります。
とくに部活動が忙しい生徒は、通信教材を利用して復習をこなすことが現実的。
塾よりも価格を抑えられるところも魅力です。
今は各社ともにタブレット端末に力を入れています。
(Z会はiPadの準備が必要)
子どもが抱く勉強への抵抗感も、タブレットなので薄らぐ効果も期待できますね。
代表的なものは3つ。
進研ゼミ中学講座
言わずと知れた、通信教材の巨人。
子どもの頃、資料についている漫画に必ず目を通した、という方も多いはず。
学習習慣が怪しい、楽しく学校で習った単元を復習したい、というお子さんには最適です。
私も、中学生時代に進研ゼミにお世話になりグータラ小学生からの脱却を図ることに成功しました。
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Z会
敷居が高いZ会。
地域のトップ高校を狙っている、ゆくゆくは難関大学を狙っている、という子には最適です。
学習習慣が身についていて、小学生時代の成績優秀。中学入学後は部活で忙しく通塾も大変、という子はピッタリ。
スマイルゼミ
タブレット端末の通信教材の革命児。
スマイルゼミの登場で、進研ゼミもタブレット端末を開発をし、現在の【通信教材はタブレット端末】という流れが作られました。
全ての科目をこの1台、としたのは革命的です。スマイルゼミ
3.休日に1週間の復習を行う
部活動にもよりますが、土日どちらも部活動で潰れるというところでなければ、どちらを【1週間の復習を行う日】に設定しましょう。
平日は隙間時間で学校から出された課題、簡単な復習をして、休日に全集中する。
平日通塾している場合、塾の宿題をまとめてできるのは休日くらいなので、やはり部活を引退するまでは休日の過ごし方がとても重要になってきます。
せっかく平日勉強していても、休日まるまる遊んでいてはもったいないです。
勉強一色もいけませんので、ほどほどの息抜きは必要ですが、子どもも勉強重視というスタンスを持たせたいですね。
親も中1ギャップを受け入れる
子ども①が中学1年生になり、小学校時代との違いを痛感しています。
小学生の頃のような牧歌的な雰囲気で時が流れているわけではないな、と親ながら感じています。
当の本人は、いまだに脳内は牧歌的ですが、まぁ元気に通学しています。
生活が激変することを受け入れつつ、なんとか多忙な中でも学習時間を確保するよう工夫していきましょう!