【自学自習】今の子ども達に必須のスキル「検索能力」を高める簡単な方法

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アクティブラーニングが進んでいる学校での教育。

GIGAスクール構想も2020年度を境に一気に進んで、【生徒1人に1台】がほぼほぼ実現しました。

 

子ども①②③も、時折パソコンを使って調べ学習をしている状況です。

 

とくに子ども①②のように、高学年や中学生になると授業内での調べ物をする機会が多くなります。

そして、生徒間の【検索能力】に差が出てくる事態に発展。

 

子ども達は同じ条件のツールを与えられているのに、結果が全く違うわけです。

 

どうすれば、より調べ学習でプラスになる検索をしていけるのか。

検索能力を高める方法を考えていきます。

 

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検索はできるが・・・

 

デジタルネイティブな今の子ども達。

学校では、検索の仕方などを超丁寧に説明することはほぼ無いようです。

 

皆が検索の仕方の基本を知っています。

 

しかし、【ググる】という言葉が死語扱いされているように、今の子ども達はSNSでのハッシュタグ検索の方が慣れています

 

その中で、

・調べ学習で多くの正しい情報にアクセスする

・正しい情報を収集する

は意外と重要なことです。

こうしたスキルは、大学や社会人になって非常に重要性が高まります。

 

出来ることなら子どもの頃から鍛えたいスキルです。

 

正しい情報へのアクセスの仕方

子どもがICT機器で調べ学習をする時、キーワードを入力したらたくさんのサイトが画面に出てきます。

 

とはいえ、それを全て信じるのも危険です。

とくに、SNSでの検索に慣れている子にとってパソコン上での検索は別物

 

そして、フェイクニュース問題や怪しい情報も大量に存在しています

その中から子どもの力で【正しい情報を見極める】ことが求められるからです。

 

まず、ヤフーキッズ公的機関新聞社検索欄で調べる。

とくに、各省庁では子ども向けサイトも存在しています。

 

小学校高学年や中学生の公民で憲法や法律などを調べる際は、法務省のきっずるーむがおすすめです。

税について調べる時は、財務省のファイナンスらんどが便利。

 

最初は公的機関の子ども向けサイトから情報を収集していく、というのが鉄板でしょうか。

 

検索する際は、

【税 子ども向けサイト 財務省 税務署】

【憲法 子ども向け 法務省】

関係する省庁を含めると公的機関に辿りやすくなります

 

関連するキーワードを考える

学校の調べ学習で、与えられるテーマは全員バラバラということは稀です。

社会科で憲法を学ぶ、SDGsについて調べる、など。

 

単位は個人か班で調べるかの違いはあるかもしれません。

しかし、授業内で全員別々なことを調べるということはほとんどないでしょう。

 

与えられるテーマが決まっている。

そして、調べる時間も平等という中で情報量に差が出るのも事実

 

より多く、より正確に、そして詳細な情報にアクセスするカギは【検索するワードの組み合わせ】です。

 

グーグルで検索すると検索されているキーワードの組み合わせが出てきます。

例えば、【加速度】→【加速度 求め方】【加速度 単位】など。

 

ただ、やはり【自分の調べたいこと】の方が優先順位高いのも事実。

気になることを考えて、ワードを入力して検索にかけることが重要です。

 

たとえば、【基本的人権の尊重】と検索しても難しい内容ばかりヒットします。

 

【基本的人権の尊重 子ども向け 説明】とすれば、小学生向けのサイトに辿りつきやすくなるわけです。

 

・子ども向けサイトに到達できるワードを考える

・画像検索もしてみる(イラストで説明されていて分かりやすい)

 

この2つを意識するだけでも、かなり検索時に楽になります。

 

変化している検索の在り方

キーワードを入力すると上位検索が並ぶので、検索能力を鍛える必要性もないかもしれません。

ただ、今の子ども達は何度も触れていますが【ハッシュタグ文化】で育っています。

 

気になることはハッシュタグで検索。

TikTok、インスタやYouTube、Twitterもハッシュタグで気になるものを検索。

 

インターネット黎明期から現在に至る流れを経験している親世代の【検索】とは似て非なるもの

SNSや動画サイトでの検索と、調べ学習での検索は種類が異なります。

 

ですから、親の方も【なんで検索できないの?】と一方的に叱るのではなく、検索の変容を理解することも必要です。

 

 

自学自習やアクティブラーニングの機会が増えているので、【自分で調べて考える】重要性が増しています。

同じテーマを与えられても、調べる量やちゃんとした情報に辿り着くのは個人差があります。

 

【何を調べたらいいのか】【どういう風に調べればいいのか】【公的サイトって何?】と悩む子ども達。

ツールは十分あるけど正しい検索結果に至らないこともあるのです。

 

簡単に情報にアクセスできる時代、そして情報過多の時代を生きる子ども達。

親から見ると非常に便利な反面、情報が溢れていても正しく活用する技術が全員に浸透しているとは思えません。

 

【検索能力向上】を意識して、日々実践させてみてはいかがでしょうか。



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