英語スタート最適年齢も載っている「賢い子に育てる究極のコツ」の感想 | 元塾講師 透明教育ママ見参!!

英語スタート最適年齢も載っている「賢い子に育てる究極のコツ」の感想

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理想と現実はかけ離れ、なかなか子供達の学習も停滞気味ですが、旦那さんの夏休みが入る前にカタ付けられるものはカタつけないとな~、と考える今日この頃です。

さて、隙間時間に以前から気になっていた本を読んでみました。

その本とは??

 

kindle出版しました。unlimitedでも読めます。

完全に無料で読めるコミックエッセイです。

 

↓こちらはアマゾンの縦読みfliptoonです。

キンドルとは違う読み心地かなと思いますので、読み比べもしてみてください。

内容は一緒です!

透明教育ママの絵日記 教育系コミックエッセイだけど役に立つ可能性ゼロ【ブログ放置編】

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「賢い子に育てる究極のコツ」

16万人の脳画像を見てきた脳医学者が教える 「賢い子」に育てる究極のコツ

16万人の脳画像を見てきた脳医学者が教える 「賢い子」に育てる究極のコツの瀧先生は東北大学病院の偉い先生です←平たく言うと、デス。

専門は認知症

つまり、脳画像を大量にみる仕事をしているわけですね。

 

おそらく、お年寄りのみではなく、あらゆる年代の画像を見ることで、比較し研究をしています。

研究を通じて、脳は後ろから発達し、前から壊れていくこと、様々な領域は子供の成育とともに発達していくことが簡易的に説明されています。

そして、先生には小さなお子さんがいます。そのことを踏まえた話も載っていました。

 

 子供の脳

幼児教育の話でよく出るのが、「刈り込み時期」です。

これについて、とても分かりやすく解説してあります。

生まれると同時に沢山の道路ができるものの、普段使わない道路を壊し、よく使う道路を高速化する、というのが本来の刈り込みなんですよね。

これを知らない奥様方は、色々なことを小さいうちに!、と詰め込もうとします

本では、いやいや、そうじゃありませんよ、と先生は述べています。

Googleで synapse elimination と英語で検索かけると、その手の話(刈り込みは自分らしい脳をつくる意味)はけっこうヒットします。

 

しか~し、いかんせん日本のみでは誤った情報が多いのでは、と感じていました。

刈り込みを「恐ろしいこと!」として幼児教育にお金つぎ込ませようと企んでいる輩も多いのでは、と庶民の私はずっと腹の底で思っていました・笑。

詰め込む、ということは使わない道路を大量につくり、脳の回路をぐちゃぐちゃにさせてしまうのでは?、と素人ながらに以前から思っていました。

こちらの本でちゃんと専門の先生が説明されていることは、有意義なことですし、もっと大々的に宣伝してもいいと思います。

 

 

英語教育

音楽は可能ならばば幼児期から触れさせるべき、という話が先ず最初に出てきます。

音楽に関する脳の領域は、3歳から発達し始めるそうです!!

そういったことから、園児時代にスタートさせるのがベスト、とありました。

それでは、英語教育はどうなるのうだろうか、と思いますよね?

瀧先生によると、英語などの他言語は8歳~10歳の頃に触れさせるのをスタートするのが良い、と書いてあります。

これは、母語を確立してからの方が第二言語取得した方が脳にとってベストだという意味でもあります。

ちなみにフィンランドでは、小学3年生以降から英語クラスが始まりますが、これも母語の確立をしているからなのだろう、と本を読んでいて思い出しましたね。

 

図鑑を与える時期

一番興味深かったのは、図鑑を与える時期、家に置いておく時期が私の思っていた以上に早い、ということです。

3歳頃にはポンと置いておくとよいのは、好き嫌いの区別がまだはっきりしていないので、あらゆることに接することができるから、ということだそうです。

今は、図鑑も低年齢化しており、選びたい放題ですから、可能なら2,3冊置いておく方が子供の可能性を広げるのかな、と思いましたね。

我が家の場合、今のところは宇宙系、食べ物系、鉄道系で、生き物系のコースに誰も乗ってくれなかったので、残念です・・・。

動物園にも連れて行っているのですが、たしなむ程度ですね・苦笑。

残念な点

まとまっているので、とても読みやすいのですが、とりあえず東北大学という旧帝大の教授の本なので、あらゆるデーターが載っている読み応えのある本と期待していました。

ですが、データーという点ではほとんど示されていなかったのが残念。

日本の本は、データーをあまり載せていないのですよね・・・。

前回紹介した「われらの子ども」分厚い本ですが、サクサク読めるのは豊富なデーターが載っているからだと思います。

子どもを育てているお母さんは、それでも一読すべき本ではありますけどね。



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