【教育改革】「10年後、君に仕事はあるのか?」を読んで考え込む

教育改革、英語必須化を改めて考えた「10年後、君に仕事はあるのか?」 BLOG
スポンサーリンク

 

2017年に読んで心に残った本がいくつかあります。

今回はその1冊を紹介します。この本をきっかけに、子供達の将来の激変と、親が心がけなくてはいけないことを更に真剣に考えるようになりました

教育改革とAIの出現で働き方や学びの姿勢が大きく変わることは避けられない情勢。

ただ、そのことを保護者の多くは(地方では特に)感じていないのでは?、とこの本を読む前から薄々感じていました。

そして、本と出会い、私は衝撃を受けたのでした・・・。

kindle出版しました。unlimitedでも読めます。

完全に無料で読めるコミックエッセイです。

 

↓こちらはアマゾンの縦読みfliptoonです。

キンドルとは違う読み心地かなと思いますので、読み比べもしてみてください。

内容は一緒です!

透明教育ママの絵日記 教育系コミックエッセイだけど役に立つ可能性ゼロ【ブログ放置編】

created by Rinker
¥250 (2024/03/29 13:44:54時点 Amazon調べ-詳細)

 

kindleのジャンル別ベストセラー獲得しました!

ありがとうございます。

 

スポンサーリンク
AD

10年後、君に仕事はあるのか?

10年後、君に仕事はあるのか?―――未来を生きるための「雇われる力」

10年後、君に仕事はあるのか?―――未来を生きるための「雇われる力」

著者は、教育改革論者&実践者の藤原和博氏

東京都で初めて、民間の身で杉並区の和田中学校の校長先生を勤めたことはご存知の方も多いかと思います。

 

現在は奈良県奈良市の市立高校 一条高校の校長先生をしております。

ビジネス雑誌は教育情報が豊富、にも少し登場しています。

元々はリクルートでお仕事をされていた関係もあり、一条高校でもリクルート社のスタディサプリ を巧みに使用した授業&課外授業を展開。

ちなみに、スタディサプリは佐藤優氏がこれだけで上智大学に合格できるレベルに到達する、と雑誌の連載で記していたのを読んだ記憶があります。

 

佐藤氏は執筆をアチコチでされているので、どの雑誌だったか定かではありませんが、記述内容はハッキリ覚えています。

自分の時代にも欲しかった!と、落胆したのですから・・・。

 

さて、本では主に高校生向けに今後の世界は両親とは違う世界が待っている的は話が語られていますが、これは私のような教育改革ドンピシャ世代の子供を持つ親向けでもあります。

自分たちが歩んで見てきた社会と子供が進んでいく社会は、全く別のものになることが、ものすごく分かります。

ネットの中で仕事が完了

NHKでもAIの特集が放映されたりしていますよね。とくに将棋に絡めて。

羽生先生のファンなので録画していますが、ゆっくり見れないので後の楽しみとしてとったまま過ぎています。

で、本の中でもAIについて書かれています。AIは人工知能を意味していますが、身近な例だとルンバなどの掃除機も人工知能の一つです。あ、我が家にはルンバありませんが・・・。

親や祖父母世代は街並みといった外観がガラリと変わってきたので変化は感じやすかった

 

今後は街並みの変貌はほとんどないまま、インターネットやスマホの世界で情報蓄積されて視覚で捉えにくい状態で社会の変化が起きる、という話が最初に出てきます。

私のようなアラフォーの保護者の方々は、ポケベル、携帯電話、パソコン、ネット、無線ラン、スマホなどが中高生時代→社会人の流れで出現してきましたよね。

 

その度に本屋さんは特集号などを出したりしていましたが、今は全てネットで最新情報が得られます。

昔、ドラクエの分厚い攻略本が本屋さんに並べられていた時代とは様変わり。

今、本屋さんに行って攻略本コーナーに行っても種類は少ないですし、買い求めている子供の姿を見たことありません。

子供①②③は生まれた時からBluetoothのスピーカーで音楽聴いて、スマホやタブレットで無料のゲームをやったり、写真を家で印刷している環境です。

私が子供のころだったら、CD買いにお店に行きゲームソフトを買うために列に並び(ドラクエのような人気ゲーム)、近所の写真店でフィルムを渡して現像してもらう、というのが当たり前の風景でした。

AIの存在と学力

 

2013年にオックスフォード大学のオズボーンズ准教授が発表した「あと10年で消える仕事」と、本の中でも紹介されいてる、週刊ダイヤモンド 2016年 8/27 号 [雑誌] (勝者のAI戦略)でのAIに替わられる仕事ランキングを比べてみると、ほとんど同じです。

 

事務職やらは私でも分かりますが、一見すると高度な知識や資格が必要な職業までランクインしています。前者だと殺虫剤の混合、後者ですと細菌学者。

これも理由があるようで、データーが揃っていれば答えが導き出されやすい職は淘汰されやすい、そうです。

一方、想定外の事態が起こりやすい職業はAIでは代行不可能。身近な例だと学校の先生です。

ただし、問いかけや生徒のモチベーションを上げることが上手な先生は消えることはない、という条件があります。

それはそうですよね、無気力&生徒の子と考えない先生はAI以下です。

 

教育改革で重要視されているスキルと今後のAI共存社会で求められているスキルは、やはり思考力なのだな~、と改めて感じました。

思考力・判断力と言われても、ボンヤリとしたイメージしか頭に浮かんできませんが、具体的な例などが出てきていました。

 

これまでの知識重視(インプット)だと、社会に出て予測不可能な事態に直面した時に対応しきれない、使える人材育成を!、と産業界からの圧力もあって教育改革がスタートしました。

子供①②③はAIの台頭と交差する世代なのだ、と再認識。

だからと言って、知識重視のこれまでの偏差値学歴は無かったことになるのか、というとそうではないと明言しています。

知識があってこそのアウトプット(本では編集能力と呼んでいます)なので、学歴が無関係とは言えないと。

 

↑子供向けですが、親は必読です。

関連記事:英語教育を真面目に考える in地方都市

タイトルとURLをコピーしました