【見下すのNG】小学校の理科を馬鹿にすると痛い目に遭う話

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小学校時代、社会はノー勉強でも成績優秀でした。

学習漫画を読み漁ったり、地図を眺めては【旅行に行きたいな~】と妄想旅行していました・笑。

 

一方、理科というと悲惨なものでして・・・。

小学6年生の時に20点や30点を取った時は、さすがに手が震えました・苦笑。

中学入学後、どの教科を克服するのが大変だったかというと、理科と断言できます。

 

今回は、私がノー勉強で散々な目に遭ってきた、理科に関してお話していこうと思います。

 

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理科の知識は螺旋階段のように続く

星とか天気は大好きなので、そこだけはテストでも良い点数が取れました。

学習漫画でも、天体や雲の種類は借りて読んでいたからです。

あと、豆電球は好きなので電流の配列なんかも好きでした。

 

しか~し、他の単元はお手上げ。

とくに、植物なんぞ全く興味がないため、毎度毎度50点切るレベルでした。

 

理科に関しては完全なるダメ生徒で、何から手を付ければいいのか全く分からないまま中学に進学したのです・・・。

 

中学理科との対峙

 

中学入学後、心を入れ替えたものの最初に習ったのは植物・・・。

最初から躓きましたが、二宮金次郎の如く猛烈に勉強しました。

 

教科書はマーカー引きすぎて逆に読みづらくなるほど・苦笑。

これも今思えば、勉強慣れしていないからこその行動なんですけどね。

 

植物は被子植物やら裸子植物を暗記し、何とか中学の最初の定期テストは7割を超えることができました。

 

通っていた中学は、俗に言う「レベルの高い公立中」なので試験もけっこう難しめでした。

その中で7割取れたので自信がつきましたが、それ以上取らないとトップ層には入り込めません。

 

暗記とよく出そうな問題を10回以上解き直すを繰り返し、9割取れるレベルになりました。

理科に費やした時間は、5教科のうち一番大きかったです。

等分すれば20%の勉強時間を、理科には30%費やしていたと思います。

こういった努力もあり、第一希望の高校に合格できたのでした・・・。

 

高校入学後に大失速する・・・

 

しかし、高校入学早々に理科の本当の怖さを思い知ったのです。

そもそも、理科的なことで興味があるのは天体や天気程度だった私。

高度な生物や化学などが全く頭に入ってこなかったのです。

 

覚えることは爆発的に増え、しかも内容が専門的。

経済的な観点から国公立しか進学の道はないのですが、国公立で理系に行くには生物&化学、化学&物理などの2教科は勉強する必要があります。

 

この時点で、完全に理系の道は閉ざされて文系に直進することになりました。

 

まぁ、理科に対して関心が高くはなかったので最初から文系希望だったので当時は気にもしませんでした。

 

時は流れ、親となった今なら分かります。

「理科は小さい頃からコツコツと興味の芽を育てていくことが大切」だと。

 

理科嫌いにさせないためのコツ

自分の反省を踏まえ、幼少期や小学生時代にやっておくと理科嫌いを回避できそうなコツを考えていこうと思います。

 

理科的なものには、外的要因がないとなかなか触れる機会が少ないです。

親が学者なり医者だと、理科的なことが家にありますが、一般家庭だと難しいですよね。

 

ノーベル化学賞を受賞した吉野先生が、小学4年生の時の担任の先生からロウソクの科学 (角川文庫)を教えてもらったのがきっかけ、と会見で明かしていたのも記憶に新しいところ。

 

ここでは、我が家でも実践している理科嫌い回避のコツをご紹介していきます。

 

物語や小説以外の本も借りたり買ったりする

植物 (新ポケット版 学研の図鑑)

植物 (新ポケット版 学研の図鑑)

どうしても、絵本とか低学年向けの本の大半が物語系。

私も本が好きでよく読んでいましたが、自分から理系のものを手にすることは限りなくゼロに近かったです。

 

自分の経験から、幼少期や低学年の頃に理系の本を読んでいたら理科に関心を持ったと思います。

というわけで、自分の反省を活かしてハンドブックの植物図鑑や魚図鑑を園時代から本棚に置いていました。

 

大判の図鑑、あまり子供①②は興味示さないんですよね・・・。

あくまでハンドサイズが好きなのです。

 

その中でも、好評だったのは大図解 (キッズペディア こども大百科)です。

エスカレーターや貨物の仕組みや中身が分かる本で、よくめくっていました。

現在は子供③が読んでいます。

 

 

実験をして好奇心や関心をアップする

「食べられる」科学実験セレクション 身近な料理の色が変わる? たった1分でアイスができる? (サイエンス・アイ新書)

「食べられる」科学実験セレクション 身近な料理の色が変わる? たった1分でアイスができる? 

実験というと、アレコレ器具を揃えないといけないと思われがちですが、身近な材料でできます。

今は、100均があるので便利ですよね。

 

我が家では、食いしん坊バンザイな子供達が3人もいるので、たいてい食品を使った実験を行っています。

そういうときに役に立ったのが、「食べられる」科学実験セレクション 身近な料理の色が変わる? たった1分でアイスができる? (サイエンス・アイ新書)です。

塩の冷却性質を利用して短時間でアイスクリームを作る、などにチャレンジしました。

ただ、薄い食品保蔵用の袋を使用したため、ブンブン回した際に消れてしまい塩が侵入・・・。

ものすご~くしょっぱいアイスクリームが完成しました・苦笑。

 

実験で使えそうな道具を常備しておく

1.5V 電池1個用 豆電球とソケット 2個セット

1.5V 電池1個用 豆電球とソケット 2個セット

高価なものではなく、100均とかで買えそうなグッズを家に置いておくと便利です。

砂鉄集めの磁石は100均でも買えますしね。

 

豆電球を扱うお店はなかなか簡単には見つからないので、Amazonを利用するのも手です。

我が家でも豆電球の配列などを実験して確かめました。

配列による明るさの違いが分かりますし、マンガン電池を使用した方が良い理由なども親子で知ることが出来て楽しいです。

 

関心が強いものには思い切った投資も必要

 

子供①は、天体が好きです。

それこそ、年少や年中時代から。

そこと勉強が結びつけば最強なのですが、いかんせんKYな子供①。

 

「寿司たくさん食べたいから寿司職人になりたいな~」と小学4年の前半まで本気に考えていました。

別に料理を作るのが好きでもないのに、です・苦笑。

 

2018年の夏、世の中は火星大接近で盛り上がりましたよね。

「これはチャンス!」といつもはケチな私は決断しました。

そう、けっこうなお値段のする天体望遠鏡を買ったのです!

 

清水の舞台から飛び降りる気持ちで購入しましたが、この作戦は大成功しました。

「宇宙関係の仕事に就きたい!」という気持ちを引き出したのです。

 

ぶっちゃけ、子供①がしたいような仕事は高学歴がないと門前払いされるものなので、勉強するしかありません。

マイペースな子供①のお尻に火が付き、以前よりは真面目に勉学に励むようになりました。

 

子供が何もせず勝手に理科好きになることはレア

 

個人的な意見ですが、子供が勝手に理科好きになることはレアです。

 

本を読んだり学校の先生の理科の実験が面白かったり、何かしらの働きかけがあり関心を持ち始めると思います。

周囲に理科系の本もなく、親も理科に無関心で学校の先生は淡々と理科の授業をするという環境だと、理科好きを育てるのは難しいです。

 

子供にとって一番身近な存在である親が、理科への関心の芽を引っ張り出すことが必要かと思います。

小学生の時点で理科嫌いになると、大学進学時の選択肢が狭まってしまいます。

 

理科が出来ないことで、なりたい職業につながる学部を諦めるのは辛すぎますよね。

小さい頃からコツコツと、子供の理科への興味関心の芽を育てていきましょう!

 

 



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