【秘訣】子供を理科好きにさせるには「親の誘導」が必要な話 | 元塾講師 透明教育ママ見参!!

【秘訣】子供を理科好きにさせるには「親の誘導」が必要な話

スポンサーリンク
BLOG
スポンサーリンク

 

吉野先生のノーベル化学賞受賞で話題の【ローソクの科学】。

小学生時代の担任の先生(しかも女性)が薦めてくれた本、それが科学に関心を持つきっかけ的な話をされていました。

 

小さい子が年長者の薦めや誘導で、理科好きになるきっかけになることが多いでしょうね。

それはなぜでしょうか?

 

絵本や児童書は、どうしても物語系がメインです。

そういった本を自然と親も子も選んでしまいます。

きっかけがなければ、子供が理科系の本に触れる機会がものすごく少なくなります。

 

今回は子供を理科好きにさせるには【親の誘導】が必要、という話をしていこうと思います。

 

また、理科に関心を寄せると気象情報にも興味を持ちます。

そういう子は、台風接近の時に積極的に準備をしてくれます。

将来、子供が親元を離れても、台風や大雨など事前予報の際に、緊急時の備えや避難をするはずです。

 

親としても理科好きにさせておくことは【子供の命を守る】ことにつながると思います。

 

エール出版社より本が出版されました。

小学3年生から4年生で気をつけるべきことを詳しく取り上げています。

created by Rinker
エール出版社
¥1,760 (2024/11/21 16:42:29時点 Amazon調べ-詳細)

 

kindle出版しました。unlimitedでも読めます。

完全に無料で読めるコミックエッセイです。

 

↓こちらはアマゾンの縦読みfliptoonです。

キンドルとは違う読み心地かなと思いますので、読み比べもしてみてください。

内容は一緒です!

透明教育ママの絵日記 教育系コミックエッセイだけど役に立つ可能性ゼロ【ブログ放置編】

created by Rinker
¥250 (2024/11/21 16:27:54時点 Amazon調べ-詳細)

 

新作です。

 

kindleのジャンル別ベストセラー獲得しました!

ありがとうございます。

スポンサーリンク
AD

理科好きにさせるには【親の誘導】は必要不可欠

我が家の場合、とくに子供①は理科好きです。

気象や宇宙系、ロボットに関心が強く学校や図書館でもよく手にしています。

それでは、いつ頃からそういう類の本を読むようになったでしょうか。

 

小学3年の後半から小学4年頃から、ですね。

それ以前はもっぱら物語ばかりでしたが、少しずつ地道な努力が実を結んできています。

 

 

物語系の絵本の中に1冊理科系の本を混ぜる

 

ご存知の通り、物語系の絵本はゴロゴロあります。

それを否定することは全くありません。

物語系の絵本は語彙力や感受性を豊かにします。

 

絵本を通じて親子の触れ合いの時間を得られるので、とても大切です。

我が家でも、名作から新作までたくさんの絵本を読んできました。

 

親としても、大量にある物語系の絵本から子供が好きなものをチョイスするのが楽ですね。

幼児期からちょっと理系モノを含ませておくと、子供の関心のあるジャンルを探すことが出来ます。

 

我が家でも、5冊に1冊は理科系の本を混ぜて目に触れるように仕組んでいました。

 

子供本人が理科系の本を手にすることはあまりない

か わ (こどものとも絵本)

か わ (こどものとも絵本)

絵本コーナーで子供が1人で理科系の絵本を手にすることはマレです。

子供①②③を見ていても、自分からか わ (こどものとも絵本)を手にすることはありませんでした。

 

例外はあるものの、乳幼児のパターンは以下の通り。

 

いつも見ている棚を探る

読んで欲しい絵本を見つける

 

簡単ですが、こんなものです。

 

子供に気がつかれないよう、理科系の本を借りるのが初期の作戦。

 

理科と言っても、植物や果物の自然、気象、体のしくみ、火の変化、など様々です。

その中から、子供が関心を寄せるジャンルを見極めていきましょう。

我が家を例にすると、子供①が宇宙系、子供②は果物など食べ物系に関心を持っていました。

子供③は植物と鳥、という感じですね。

 

年代別理科好きになるためにおすすめの本

ここでは、年代別に【我が子を理科好きにさせる】ための近道になる本をご紹介していきます。

個人的なおすすめなですので、参考程度にお読みください。

その年代ごとににぴったりの本が見つかるはずです。

 

乳幼児:くだものどうぞ

くだものどうぞ (WORK×CREATEシリーズ)

くだものどうぞ (WORK×CREATEシリーズ)

2018年に出版されたほんです。

子供①②の世代では、くだもの (幼児絵本シリーズ)がおなじみですが、イラストの雰囲気がそっくりで、読んでいるとほっこりします。

 

果物をカットした時の断面図やタネが仕掛け絵本の構成で楽しめます。

 

くだもの、というとピンとこないかもしれませんが、表と中身の違いを観察する力を伸ばせます。

 

サイズも【くだもの】の1.5周りくらい小さく、ページも厚いです。

小さい子が一人でページをめくれます。

 

園児:かさぶたくん

かさぶたくん (かがくのとも絵本)

かさぶたくん (かがくのとも絵本)

小さい子なら経験のあるかさぶたの役割を分かりやすく説明。

【かさぶたは意味のあるもの】

【体にばい菌が入らないために頑張っている】

こういう事実が子供に伝わります。

 

【かさぶたんくん】をはじめ、福音館書店のかがくのとも絵本は、子供が関心を持つテーマが揃っていますね。

 

作者のやぎゅうげんいちろう先生の大胆なタッチの絵が目印。

【かさぶたくん】以外にも、我が家では子供たちは読んできましたね。

[amazonjs asin=”4834026175″ locale=”JP” title=”はらぺこさん (かがくのとも絵本)”]

 

はらぺこさんは、子供達のお気に入りの1冊です。

毎日経験していますからね・笑。

 

小学校低学年:でんとうがつくまで

でんとうが つくまで (かがくのとも絵本)

でんとうが つくまで (かがくのとも絵本)

言わずと知れた、【からすのぱんやさん】で有名なかこさとし先生の本。

 

上記で紹介した【かわ】をはじめ、かこ先生は理科系の絵本を数多く数世に送り出しています。

 

【でんとうがつくまで】は現代社会になくてはならない電気の作り方や届くまでを解説しています。

水の力を利用したり、火力は子供でも理解できる原動力なので、その2つをメインにしてしますね。

また、電気を作るシステムや流れを知ることで、大きな天災が起きた時に停電になる理由もわかるはずです。

 

今の子供たち、生まれたころからIT機器に囲まれて生活しています。

台風や地震発生による停電リスクがあると理解させ、【緊急時の備え】が出来る子に育てたいです。

 

小学校中学年:NHK 子ども科学電話相談

NHK 子ども科学電話相談: おもしろギモン大集合!!

NHK 子ども科学電話相談: おもしろギモン大集合!!

子供①が4年生の頃に図書館から借りてきて、はまったのが【NHK 子ども科学電話相談】のシリーズです。

子供が持つ疑問は、たいたい共通しています。

 

【これ、自分も何でだろうと思っていた!】という質問がたくさん出てきます。

NHKの子ども科学電話相談の本を足掛かりに、理科系の本を読む機会が増えました。

 

[amazonjs asin=”4140112581″ locale=”JP” title=”親子でわかる!科学おもしろQ&A―NHK子ども科学電話相談ベストセレクション”]

シンプルな表紙時代のものから読んでいきましたね~。

理科系の本をほとんど読んでいなくても、楽しめます。

図書館にも置いてある率高い本なので、まずは借りてみてください。

 

楽しめるといえば、こちらの本もおすすめです。

空想科学読本

ジュニア空想科学読本 (角川つばさ文庫)

ジュニア空想科学読本 (角川つばさ文庫)

桃太郎などの昔話、アンパンマンやドラえもん、プリキュアにドラゴンボールやウルトラマンに関する素朴な疑問を、科学的に分析している本です。

 

子供に馴染みのあるキャラを取り上げているので、手に取って本を読む可能性は100%と言えます。

子供が好きなキャラが登場する巻を探し、【サザエさんのエンディングに登場する大きな果物、とんでもない重さみたいだよ】と声をかけてみましょう。

 

科学的に解説しているので、楽しく読みながら用語や単位にも慣れるはずです。

 

小学校高学年:空想科学少年

超まるわかり 理科のきほん 上: 新感覚!謎解き“体験学習"まんが (子供の科学★放課後探偵シリーズ)

超まるわかり 理科のきほん 上: 新感覚!謎解き“体験学習”まんが (子供の科学★放課後探偵シリーズ)

月刊誌【子供の科学】に連載されている学習漫画が単行本として出版された本です。

[amazonjs asin=”B085L8G9L6″ locale=”JP” title=”子供の科学2020年4月号”]

 

小学校で習うテーマを総復習できる、という親としては嬉しい内容・笑。

漫画なので、理科に抵抗がある子でもOK。

ちなみに、監修のガリレオ工房は、コナンの学習漫画でも監修を務めています。

 

理科的な知識があったり興味を持つと、物事を冷静に判断する力がアップします。

そういった思考は、子供の将来に必ず役に立つので、是が非でも身につけさせたいものです。

ただし、急に親がアレコレ言っても無理なので、地道に好きそうな本をさり気なく借りてきたり買ってきて読ませる、という下地を作っていくようにしましょう。

 

中学受験レベルの理科、というならAmazonでも高評価の中学入試対応 ツッコミ! 理科がおすすめ。

[amazonjs asin=”4522436777″ locale=”JP” title=”中学入試対応 ツッコミ! 理科”]

我が家でも購入しましたが、子供①がとんでもなく食いついています。

地方の子でも、中学以降の理科に役に立ちますよ。

 

理科好きにさせるにはきっかけが大切

冒頭でも触れましたが、吉野先生は小学4年生の担任の先生が【面白いよ】と紹介したローソクの科学が理科にのめり込むきっかけになりました。

 

子供が理科に関心を持つには、周囲の大人の誘導というものは必要です。

どうしても、本は物語系が多いですし、自然観察が好きな子でも、そこから関連する本を一人で探すことは難しい面があります。

 

小さい頃は、どんなことに関心があるのか判断が難しいので、理科系でも様々なジャンルの本を読んでみるのが一番いいです。

 

それを繰り返していくことで、【自然現象が好きみたい】【動物が好きなのね】と子供本人の好みが分かってきます。

 

絶妙のタイミングで【こういう本があるよ】と声をかけ、さらに知識の幅が広がるチャンスをみのがさないようにしましょう。

 

理科というものは、感情に左右されずデーターを基に答えに辿り着く学問です。

今回の台風19号の広範囲の被害や台風の脅威は凄まじいものがありました。

将来、一人暮らしをする子供が緊急事態にも冷静に対処し、正しい判断や行動をする力を身につけさせたいと、改めて思いました。

 

理科が好きだと気象情報もマメにチェックをします。

子供が家を離れた時に、【あの子なら一人でも大丈夫】と思うような子に育てていきたいですね。


タイトルとURLをコピーしました