子供の教育に関心のある親なら誰しも【子供の思考力を伸ばしたい】と考えるはず。
伸ばしたくてもこれといって確立された方法もないので、【何をどうすればいいの?】と悩む方も多いでしょう。
今回は、【答えをすぐみないで自分の力で考えて欲しい】と少しでも思っている全ての保護者向けに子供の考える力を伸ばす方法をご紹介していきます。
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小学3年生から4年生で気をつけるべきことを詳しく取り上げています。
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キンドルとは違う読み心地かなと思いますので、読み比べもしてみてください。
内容は一緒です!
透明教育ママの絵日記 教育系コミックエッセイだけど役に立つ可能性ゼロ【ブログ放置編】
新作です。
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ありがとうございます。
考える力の有無は成長するにつれ影響大
我が家の子ども①②③が、天才的な頭脳を持っているかと言われたら、【そんなことないです】と断言できます。
フツーの子です。
ただし、答えが分からない→速攻答えをみる、という子でもないです。
親としては、【少しでもいいから自分で考えるようになって欲しい】と願ってしまいますよね?
一般家庭のフツーの子が【それなりに自分で考えるように育った】という極めて地味な子育て論を展開していきます。
地味ですが大切なのでお付き合いよろしくお願いします。
1.子供をせかさない
何かと忙しい現代社会。
幼児を抱えてお出かけするとき、【早くしなさい】と声がけしてしまいますよね。
この【早くしなさい】の言葉を小さい頃からシャワーの如く浴びていると【さっさと行動する=良いこと】と思い込んでしまう恐れがあります。
思考力と言うのは、深く物事を考える力が必要になります。
その力が備わっていることがカギです。
スピードばかり追い求めていると、深く考えるという大切な部分がゴッソリ抜けてしまいます。
塾で仕事をしているときも、深く考える前に答えを知りたがる子の保護者は教育熱心だけど【親主導でコントロールしがち】な子が多かった印象があります。
あまりにものんびり行動はいけませんが、やみくもに【早くしなさい】と行動を急かすのは控えましょう。
予定が決まっている時は、余裕をもって行動してせかすことのないよう心がけたいですね。
2.単純な計算問題ばかりやらせない
呑み込みの早い子は、足し算や引き算などすぐに数字の組み合わせで答えが出るようになります。
計算問題をドンドンやっていくと、考えなしで答えが書けるので苦にならないんですよね。
私も経験していますが、単純な計算問題ばかりだと思考力が育ちません。
今は色々な思考力を育てる系のドリルが販売されているので、計算よりも力入れた方がいいかもしれませんね。
小学1年生からおすすめなのが、算数ラボ 考える力のトレーニング10級です
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早熟な子でしたら、年長でもOK。
もちろん、計算がよくできてスピードもあれば入学してから勉強に自信がつきます。
ですが、やり過ぎは思考力が伸びないマイナス面と隣り合わせです。
思考力のことも考えて、バランスよく入学準備をしていきましょう。
3.子供の意見を尊重する
子供の人権が取り上げられるようになってきましたが、日本ではまだまだ親と子を別個で見れない流れがあります。
子供の進路や職業に色々口出しする保護者、いますよね。
自分の考えを押し通す親を持つと、子供の考える力はもちろん育ちません。
【何言っても無駄】と諦め、思考力停止です。
こういった事態を避けるにも、幼少期から子供の意見を尊重しましょう。
服選びもある程度自主性を重んじるようにしてください。
天気予報を伝えつつ、子供に任せてみましょう。
寒いのに薄着をチョイスしたら子供のミスですが、失敗をして学び【天気のことも考慮して選ばなくては】と考えるようになるはずです。
我が家の場合、この服装選びを徹底して行ってきました。
まぁ、お金もかからず手軽ですしね・笑。
3人とも、今では天気と温度を必ず聞いてから自分で選ぶようになりました。
子供の意見を聞き、親としてアドバイスをするけれど最終判断は子供に任せる、を行っています。
4.将来の夢を語らせる
子供①に聞くと、夢のない子がいるようです。
とくに男の子は【とりあえずサラリーマン】と答える子もいるとか・・・。
子供の夢というのは、どういったことをすれば夢に近づけるか真剣に考える思考力を高めるキーワードです。
定期的に、子供①②③にも【将来何になりたい?】と聞いてきました。
園児から小学校低学年の頃はボヤ~んとしていますが、中学年以降はけっこうガッチリ決めてきます。
そうなると、目標に向かって努力し始めるんですよね。
子供なりに【○○になるにはこういうルートが最適】と。
私の場合、こうしたことなかったので(将来への希望があまりもてない環境でもありましたが・・・)ガンガン夢を語らせてきました。
どんな夢でも、決して【無理だよ】【馬鹿馬鹿しい】という言葉を言わず真面目に聞いてください!
5.子供の興味関心のあることを知る
思考力と直接的な関係はありませんが、子供の興味関心を把握することは大切です。
例えば、ポケモンが好きならポケモン図鑑を買ってみてモチーフとなっている動物や植物をアレコレ考えてみましょう。
動植物への知識が深まり、自分から本を読む子に育ちます。
子供の好きなことを知る
↓
本や雑誌、漫画などをそれとなく集める
↓
読んでいろいろ考えるようになる
↓
子供に色々と質問する
↓
子供なりに考えて答える
こんな流れを作れるので、興味関心のあることを知るのは大切ですよ。
思考力を育てるには時間がかかります
思考力は生きる上でもとても大切な力です。
しかも、成長するにつれて学業面でもあるなしが成績に反映されます。
運の悪いことに、これまた一夜漬けが無理な力なんですよね。
小さい頃からコツコツと意識しながら育てるのが一番良いのです。
目先の利益よりも、長期的な視点に立って子育てをしていきましょう!
大きくなってから育てるにはめちゃくちゃ大変です。
考える力が不足していると、小学校高学年以上の勉強が躓きます。
そして、小論文の構成もうまく作れないなど大学受験にも超不利です。
大人でも、仕事の連続では思考回路が停止してしまいますよね。
子供の思考力を育てるには、ある程度の緩さも必要だと思います。
何でもスケジュールがっちりではなく、ユルユルで自由時間を持ちつつ子供があれこれ本を読んだり息抜きしたり、工作したり実験したりする機会を与えることが大切だと個人的に感じています。
将来自分でちゃんと生きていく子に育て上げるにも、やはり思考力は必須条件です。
【考えて行動できる人間】というのは一見すると簡単そうで難しい。なるべく、そういった下地を家庭で育てていきましょう。