【継続中】算数嫌いにならない子に育てるコツ【11年の子育てで気がついたこと】 | 元塾講師 透明教育ママ見参!!

【継続中】算数嫌いにならない子に育てるコツ【11年の子育てで気がついたこと】

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子ども①が小学5年なので、かれこれ11年間、自分自身を完全に反面教師にして育児をしています。

このブログは、完全に子育て実況中継的なブログの面もありますね~。

ブログを運営していると、子供たちの成長記録になるので便利です。

 

そして、最近気がついたのは算数の素養は家庭で鍛えていくしかない、という事実。

最近の効率小学校では、大半の子供たちが【簡単な足し算引き算】ができている状態で入学しています。

ひらがなに関しては、ほぼ100%でしょうね。

 

こういった準備が年長までに整っているのに、なぜ入学後から徐々に算数嫌いになる子が出てしまうのでしょうか。

 

我が家の子供①②は、ハッキリ言って数学的なセンスがキラリと輝いているわけではありません。

しか~し、ここまで算数嫌いにならず成長してきています。

子供①②にとって、好きな教科の1つのようです。

 

今回は、この11年間、実践してきた【とりあえず算数嫌いにならないように仕向けるコツ】をご紹介していきます!

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キンドルとは違う読み心地かなと思いますので、読み比べもしてみてください。

内容は一緒です!

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新作です。

 

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ありがとうございます。

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算数嫌いな子供にならない育児のコツとは?

中学受験はもちろんのこと、地方の高校受験、そして大学受験でも算数や数学の重要性はとても高いです。

 

長い目で見ると、何が何でも子供を算数嫌いにさせないことがとっても重要!

【好きでなくてもいいから嫌いにならないで~】という感じです・・・。

 

ここでは、我が家で実践してきて効果があったと感じているコツを大公開します。

【数嫌いから脱却するミラクル術】ではけっしてありません。地味です。

ありきたりなものなのですが、お付き合いください。

 

1.あれこれ手助けせず子供にチャレンジさせる

 

算数をパッと解けるものと勘違いさせると後々面倒です。

簡単な計算は、慣れてしまうとすぐに答えが浮かんできます。

 

小学生時代、宿題も全くしませんでしたが、公文に通っていた私は【算数はパッと解くもの】と勘違いしてしまいました。

 

高学年になるにつれ、パッと解ける問題は減少していきます。

自分の持つ知識を活用して答えに辿り着くことが求められます。

 

簡単に解けなくなると、【算数イヤ!】【めんどくさい】という気持ちが芽生えてきます。

 

算数とは直接関係ない、下着の着脱や靴を履くことを手助けせず、子供にやらせるようにしてきました。

地味に忍耐力をつけさせるためです。

 

何でも手助けすると、楽な方へ逃げてしまいますからね。

そういう気持ちが大きいと、算数や数学の根気比べに負けてしまいます。

 

2.親も忍耐強く子供の相手をする

 

スマホ育児などの言葉が飛び交っていますよね。

小児科に行くと、目立つ場所に貼ってあることも。

 

公共の場(電車やバスでの移動)でおとなしくさせる方法としてはアリ、だと思います。

しか~し、家や公園でスマホ子守りはありえないと個人的に思っています。

 

たしかに、子供の相手をするのは大変です。

自分のやりたいことなんて、放棄しなくてはいけませんからね。

でも、子育てをしていて確かなのは、子供と接する時間は限られているということです。

 

子供①②、特に高学年の①は下校時間も遅くなり平日に接する時間が減っています。

【あのベッタリしていた時間が懐かしい】と懐かしむ状況です。

 

【何が好きなのか】【どんな性格か】をよく観察しておくと、その子に合った学び方が見つけやすくなります。

 

パズル系が好きか、読書から知識を得るのが好きか、工作系が好きなのか、など。

好きなモノを準備させ、没頭させることで集中力を高め、数学の素養を無駄なく身につけさせられます。

 

3.外遊びをする

外遊びをすると、体力がつくだけではなく向上心や違った方法を試すなどの考えが育ちます。

 

ボール遊びにしても、投げると蹴るでは飛び方が違います。

より弾むにはどうしたらいいのか、遠くへボールを蹴るにはどんな蹴り方があるのか。

 

親がヒントを与えつつ、子供が実践してくことで考える力がアップしていくはずです。

鬼ごっこなら、鬼との距離を踏まえてベストな逃げ道を見つけようとします。

かくれんぼは、人が隠れそうな場所を探したり、また鬼から見えない場所に上手に隠れようと知恵を働かせます。

 

公園に行くと、季節の植物や虫の観察もできます。

外遊びを通じて、子供の体力向上と脳への刺激が期待できるので外せないですよ~。

 

4.日頃から数字を意識させる

 

算数への抵抗感をなくすには、何といっても数字と親しむことが重要です。

スマホの影響なのか、私の周囲では腕時計をしていないママさんが激増しています。

 

日頃から腕時計をしているので、よく子供から【いま何時?】と聞かれたときに時計を見せながら時刻を教えるようにしてきました。

 

あとは、カレンダーに予定を書いて【あと何日で○○があるの?】と聞くようにしています。

週感覚や予定までの日数を意識させて、子供の中でカウントダウンを発令させるイメージです・笑。

 

あと、ベタですが【階段の数を数える】【何秒以内に着替えられるかゲーム】などをしています。

無理に覚えさせると嫌がるので、遊び感覚や楽しい雰囲気を前面にだして数に慣れさせるようにしてきました。

 

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デジタル化が進んでいるのと、スマホの登場で普段から腕時計をつけていないママさんも増えています。

低学年で学ぶ【時計の読み方】に躓くと、算数嫌いの芽が出てしまうので幼児期から時計慣れさせておきましょう!

 

5.低学年では先取しすぎない

 

教育熱高い保護者によくある傾向ですが、低学年でガンガン先取りするはやめたほうがいいと個人的に思っています。

特に低学年の計算は、できる子はドンドン先に進んでも平気なので、親も【うちの子は天才!?】と喜んでしまいがち。

 

たしかに、中には天才肌の子もいますが、算数の真骨頂は高学年になってから。

低学年の花形の計算スピードで勝っていても、どうにもならない時がくるのです。

 

先取りしすぎていると、高学年や中学数学で壁にぶち当たりそのまま成績が降下するケースがあります。

小学3年生まで【できる子】だった子には、それなりのプライドが芽生えてきます。

 

算数が分からなくなってきたことに向き合えなくなる恐れもあるのです。

 

【うちの子、できるから】とあまりにも先取りに夢中になるのも注意してくださいね。

ただし、中には本当の天才もいます。

天才は、算数だけではなく他の教科にも才能をいかんなく発揮するので分かりやすいです。

 

理科や社会の暗記がガンガンできたり、星座や太陽の動きも完ぺきに理解している、などです。

 

結局、算数を学ぶのは子供本人

親がヤキモキしても、結局は本人次第なんですよね。

親は、なるべく算数嫌いにならないよう下地を作ったりするなど、黒子に徹する必要があります。

 

算数に躓きそうなときは、それをサポートすることも必要になってきます。

その際に大切なのは、【算数イヤだよね】などネガティブな言葉は禁句にすることです。

 

親から【算数イヤだよね】と聞かれたら、親も算数嫌いなんだと子供は思うようになります。

それだけは絶対に避けたいところですね。

 

学生時代苦手だった、という武勇伝も必要ありません。

苦手だったら、それを逆手にとりましょう。

【どこで苦手意識が芽生えたのか】【なぜ嫌いになったのか】を徹底的に思い出して子供に活かしてください。

 

私の場合は、計算ばかりに頼っていたことと、まったく勉強してこなかったことで、高学年での算数の不調につながりました。

 

中学入学後に猛勉強で、なんとか挽回しました。

しかし、小学校の知識の抜けが高校入学後の数学で特大ブーメランの如く返ってた苦い経験があります。

それをすべて、子供の教育に活かそうと地味に努力しているのです・・・。

 

今のところ、とりあえず算数嫌いにはなっていませんが、要観察、ですね。



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