【ハーバード大学も推奨】5歳までがカギ だけど成長しても応用可能【 子どもの脳の発達を促す方法】

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(Last Updated On: 2022年10月21日)

 

少子化ですが様々な家庭教育本が世に送り出されています。

そして、乳幼児の育て方もアップデートされて「母と子育てで意見が合わない」という話はSNSやネット上のコミックエッセイでも取り上げられるネタになっています。

 

有名どころですと【抱っこ癖がつく】【湯上りに白湯を飲ませる】【シッカロールを塗る】でしょうか。

 

私も子ども①を生んだ直後から1年間、上記のことを実母&義母から何度か【今は○○しないの?】という形で聞かれたことがありました。

 

幸い、SNSやコミックエッセイにあるような事態になったことはありませんが、育児でも今昔物語状態になっているといえるでしょう。

 

5歳までに脳の9割が完成している

日本では2010年半ばくらいから経験論で語られることが多かった育児や教育関連の話も、徐々にビックデータ解析や追跡調査などに基づいて語られるようになっています。

 

こうした子育てや教育の領域を科学的に分析する最先端をいくのが欧米です。

乳幼児の発達などを研究する取り組みが行われています。

非認知能力や忍耐力、家庭の経済力と語彙力の関係などなど。

 

とくに昨今は、科学技術の発達で子どもの脳の発達の仕方も解明されてきています。

 

ハーバード大が推奨する脳の発達を促すこと

脳科学もすっかり日本で定着していますが、脳は乳幼児期に急速に発達し、5歳になるころまでに9割ほど完成しているというのが定説になっています。

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ハーバード大学の【The Center on the Developing Child】(2006年設立)のHPにある概要The Science of Early Childhood Developmentをみると、視覚や聴覚機能神経は生後半年までに急速に発達し、言語能力を司る神経回路も0歳児の間にピークを迎えることが分かります。

InBrief: The Science of Early Childhood Development

ちなみに、研究発表は2007年、研究発表の動画がYoutubeにアップされたのが2011年です。

 

検索バーに【brain five years】と入力して検索すると色々な情報にアクセスすることができますが、ハーバード大学の【The Center on the Developing Child】では、乳幼児の脳の発達を促すのに【リターン&サーブ】を推奨しています。

 

日本ではあまり聞かない言葉ですが、そんなに難しいことではありません。

要は、【子どもが何かに興味を持ったら大人も関心を持って反応を示す】です。

散歩中に子どもが車を指さしたら「ブーブが走っているね」「赤いブーブだね」と声をかける。

同じ方を見て会話をする。

子どもが関心を持っているモノを「○○だね」と名前を言って語りかける

乳幼児への自然な接し方ですね。

 

ハーバード大学のYoutubeにもサーブ&リターンのステップ5が紹介されていますが、超訳すると以下の流れになります。

 

1.子どもと視点を共有する

視線を合わせるだと、お互い向き合うイメージですが、乳幼児期だと指差しをして身近な人に何かを訴えることが多々あります。

まだ言葉が未発達状態のなかでする指差しは自分の意思を伝えるのは、子どもにとって重要なコミュニケーション手段です。

 

その時、子どもの指さす方を一緒に見るという動作、視点を共有することが重要になってきます。

遊んでいるボールや玩具を子どもが見ていたら、一緒に見て話しかける。

子どもが大人の方を向いたら視線を合わせる。

 

共有体験を重ねていくことで、身近な人とのコミュニケーション経験をつけていきます。

また、【分かってくれる】という経験は自己肯定感にも繋がりますね。

 

これは乳幼児期に限った話ではありません。

子どもが【これ面白いよ!】と言ってきたら反応して一緒に見ると、親への信頼感が増します。

親に冷たくあしらわれると、親への不信感が募り【自分なんてどうでもいいんだ】と解釈するので、小学生や中学生になっても応用できるワザです。

 

2.サポートをし励ます

おもちゃで遊んでいるけれどうまく遊べない。

おままごとで料理を作る真似をするけど、フライ返しが上手に使えない。

 

こういうときに、そっとサポートをし、さっきよりも上手にできたら褒める。

【ちゃんとできたね】【うまくできたね!】

子どもは【できた!】と成功体験を重ねて自信を深めていきます。

 

この時、【こんなこともできないの?】とネガティブな言葉を投げかけられたら子どもは委縮するでしょう。

 

大人の方がイライラせず、【サポートをして成功したら褒める】を繰り返すことで脳の発達を促します。

このサポートをして褒めるも、子どもが大きくなってからも勉強に向き合う時に必要です。

人間、褒められるのが嫌な人はいません。

親のサポートは、必要な学習用のプリントを準備してやらせる。以前よりも正答数が増えていたら褒める。難しい問題が解けていたら褒める。

 

こういう態度だと、子どもも安心して勉強に励めます

 

3.何でも言ってみる

 

子どもといる時に、おもちゃや野菜、手に取っているものを表現したり歌ってみたりすることで、【この言葉はこういう意味】【この動作はこういう言い方をする】と学んでいきます。

 

むかし、アメリカのノーベル物理学賞を受賞したファインマン教授の自叙伝を読んだ際にお父さんのエピソードが記されていました。

 

教授のお父さんは博物館などによく連れて行き、大毎回一生懸命説明してくれたそうです。

人になって振り返るとそれが本当なのかどうか分からないが、たくさん話しかけて説明してくれた経験は、自分にとってプラスになっているという感じで書かれていた記憶があります。

 

話しかけや声がけを通じて、語句を獲得していきます。

脳が急速に発達する乳幼児期は会話や歌などを積極的に聞いたり歌ってみると、言語能力にプラスになるのは想像に難くありません。

 

4.動作や言動を繰り返す

子どもが太鼓を叩いていたら大人も真似をして叩く。

そうすると、子どもは面白がってまた叩く⇒大人が叩く、と規則的な動きや流れを学びます。

相手の動きを見て自分も同じように真似をする、という学びに繋がります。

 

遊びを通じて動作や言動を繰り返すと、遊んでいる人と一体感を感じます。

 

私も絵本の読み聞かせをしていたとき、動物の鳴きまねをしたら面白かったらしく何度も鳴きまねをリクエストされたことがあります。

その時、【もう一回?】と人差し指だけ出して聞いていたら、そのうち【もう一回】というと同じポーズをするようになりました。

 

繰り返しを通じて色々と学んでいるんだな、と今さらながら思います。

 

5.今やっていることが終わり次のことを始めるのを咎めない

子どもは飽きっぽいです。

今遊んでいることに飽きて、違うおもちゃに飛びついても叱らない。

【今度はこれで遊ぶの?】と聞いてみる。

子どもが本を手に取った【これ読んでみる?】と聞いてみる。

 

本の読み聞かせをしていると、途中で飽きてしまう子もいます。

最後まで集中力を切らせずに聞くのもけっこう大変です。

 

無理に読ませようとして揉めると、それが記憶に残って本を手にしなくなるかもしれません。

無理にずっと遊ばせるのではなく、他のことに興味関心が移っても叱らない。

 

次々に新しいおもちゃを取り出して遊ぶと【集中力ないのかな?】と心配になりますが、色々と経験を積んで自分のお気に入りおもちゃや本を見つけるようになります。

焦らず、色々なことにチャレンジさせていきたいですね。

 

幼少期の経験が与える影響は大きい

5歳までに脳の9割が完成すると聞くと、色々とやらせないといけないかと思ってしまいます。

しかし、蓋をあければずっと行われてきた【子育て】そのものです。

「なんだこんなことやっている」「普通過ぎる」と感じてしまいますが、幼少期の経験は子ども時代だけでなく成長してからも影響を与えることが判明しています。

 

色々とストレスにさらされている乳幼児期を過ごしていると、本来成長すべき脳の神経が十分発達せず、大人になってからメンタルヘルスの問題を抱える可能性が高くなることも危惧されています。

ありえないくらいノーマルですが、そこには子どもの脳の発達に欠かせない要素がギュッと詰まっていたのです。

 

子どもの脳に良いこと、と聞くと色々なツールに飛びついてしまいがちですが、普段からのコミュニケーションや一緒に遊ぶことが脳の発達に一番最適だということが分かりますね。

 

そして、うちの子はもう大きいから手遅れだ、と悲観せずに5ステップで使えそうなことを実行してみてください。

 

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