子どもを潰す親の特徴【毒親になりたい親はいないはずだけど】

BLOG
スポンサーリンク

 

最近何かと話題の毒親

虐待をしている親も間違いなく毒親ではありますが、どちらかというと【裕福で何でも習い事をさせられる教育熱心な保護者】を意味しているように受け止められます。

ただ、家の経済状況に関係なく子どもに悪影響を及ぼす毒親は存在しています。

 

そして、毒親本人は「自分が子どもの毒となっている」ことを自覚していません。

未熟すぎるゆえなのでしょうか。

 

毒親の問題点を考えつつ、毒親の何がいけないのかを説明していきます。

kindle出版しました。unlimitedでも読めます。

 

完全に無料で読めるコミックエッセイです。

 

↓こちらはアマゾンの縦読みfliptoonですので、読み比べもしてみてください。

キンドルとは違う読み心地かなと思います。内容は一緒です!

透明教育ママの絵日記 教育系コミックエッセイだけど役に立つ可能性ゼロ【ブログ放置編

 

kindleのジャンル別ベストセラー獲得しました!

ありがとうございます。

 

スポンサーリンク
AD

誰もが毒親になる可能性を秘めている

 

毒親というインパクトのある言葉が、メディアやネット上で取り上げられています。

基本的に、毒親の人物像として語られるのは以下のような特徴があります。

・「あなたのため」と子どもの意志を無視して習い事をさせる

・進路や就職先を親が決めるor「そうなって欲しい」と暗に言う

・交流関係に口を出し過ぎる

・子どもの行動範囲を「危ないから」と極度に制限する、コントロールする

・配偶者や親戚の悪口を言って子どもを味方に付けようとする

 

代名詞として語られるのが「あなたのためだから」ですね。

子どもの進路=親の意向、という親子も少なくありません。

どう考えても合格がムリだというのに「ここを受けなさい」と無理強いをする。

本人に長時間の勉強を強いる。

 

個人的に、私の親も毒親系です。

風邪をひいたら病院には連れて行ってくれたので、完全にアウト系の親ではありません。

母は料理上手ですし、厳しい経済状況の中でも大学まで出してくれました。

ただし、私が幼少期から絶え間なく父や父方の親戚の愚痴や結婚後の不幸、大学まで出したのに見返りが少ないなど嘆き悲しむタイプ。

あと、家計がキツイのにかなりの見栄っ張り。

残念ながら、これは今も変わりません。

 

そのため、裕福で何でも与えられている家庭の子を羨ましいなと思ったりもしていた時期もありましたが、自分が親になり「子をコントロールしたり悲劇のヒロインと思い込んでいる親ほど厄介なものはない」と感じるようになりました。

 

子どもの成功=自分の手柄

日本の場合、子どもの出来不出来=親の責任、という考えがかなり強いです。

それを気にせず、自分は自分で子どもは子ども、と捉える方もいます。

しかし、子どもが賢ければ親(とくに母親)の手柄になる傾向があります。

 

で、この傾向を強く意識してしまい「子どもが評価される=自分も評価される」と思い込んでしまう親がいるわけです。

そして、経済的に余裕があると「周囲から一目置かれる存在になって欲しい」と願い、教育費をドカンと投入。

 

子どもの意思を無視していますよね。

無視することは、すなわち子どもの個性を踏みにじっているわけです。

かなりコワイことで、子どもが自分自身を表現する機会を全て奪われていることになります。

 

でも、親自身や周囲は「お子さんのためにすごいですね」としか思わない。

子どもと周囲の考えのギャップが相当あるのに、誰も子どもの気持ちを察してくれない状況です。

貧しい家庭は見ればすぐに分かります。暇なので放課後はずっとブラブラしています(私もそうでした)。

「貧乏だから習い事させられないんだな」とか近所の方は内心思います。

けれど、裕福な家庭の問題点を見抜くのは難しいのは、子どもにアレコレ習わせて尽くしている風で「良い親」とされる可能性が高いから。

 

ある意味、実は自分以外全員敵というアクション映画のような設定・・・。

最後まで戦い抜くには強い意志とスタミナが必要です。

そんな過酷なゲーム、子どもにさせる気はありますか?

 

子どもの心が病む、子どもが離れる

毒親に育てられると、子どもの心が病んでしまう、もしくは独立後に一切の連絡を絶たれる可能性があります。

私と旦那を比較しても、「親に連絡しなくちゃ」という気持ちが大きく異なります。

旦那はいわゆる一般的な家庭育ちです。

夏休みは家族で旅行に出かけたり、お父さんと魚釣りに出かけたり。

私のように父親が包丁持って「殺すぞ」とか言いながらケンカする家庭で育っていません。

そのため、両親と電話をしても親子の会話をしています。

コロナ禍以前に旦那のご両親に会うと、「普通の親子」的な感じで、何より家の中がきれいに整理され心地よいので驚きました・笑。

 

一方、私の方は家庭を持ち、子育てをしていくうちに段々と「やっぱりおかしかったよね」と気がつきました。

母は悪口や愚痴を毎日のように子ども達に吐き出す。

父は父で、母が何もしない、働いても稼ぎが少ないなど文句を言う。私たちから見れば、「アンタの稼ぎが少ないから家がこんなに貧乏なんでしょ」と思っていましたけどね。

 

自分の育った環境や親への複雑な気持ちが湧きあがってきたので、コロナ禍を機に、あまり連絡をとらなくなりましたかね~。

子ども①②とかが小さい頃は、私の心の奥底に眠っていたモヤモヤに気がついていなかったです。

けれど、自分の記憶がしっかり残っている小学校入学前後から私の中でも気持ちの変化がありました。

 

本当は、心配しなくてはいけないんでしょうけど自分の現在進行形の子育てと、自分の子ども時代を重ねると「毎日近所迷惑なくらいの夫婦喧嘩や愚痴のオンパレードに耳を傾けてキツイ子ども時代だったな」と思い出してしまうわけです。

あと、コロナ禍以前は長期休みのとき旦那さんも一緒に来るときはアレコレ御馳走の準備をしてお金がかかるため(家計がキツイのでそんなことするなと言っているのに)ため、来ると分かると妙に嫌な顔をする・・・。

 

あからさますぎるので、私はドン引きします。

親は自分たちのしたことが、どれだけ子どもに悪影響を及ぼしているのか自覚していなんですよ。

子どもの前でケンカ、愚痴のオンパレードも子どもによくありません。

 

遅かれ早かれ、何かをきっかけに子どもから連絡を絶たれたり疎遠になるので気をつけましょう。

 

毒親で得することは一切なし!

裕福だろうと貧乏だろうと、毒親で得することは一切ありません

子どもから避けられ、孫とも会えない。

やや毒親気味の親に育てられると、親への尊敬する気持ちがかなり出にくくなります。

家事とか大変だったろうな、と思ってもやはり感謝の念がなかなか出てこない。

むしろ思い出しては今の自分と重ね、「もう少し効率よくできたのでは?」「ケンカしないで他のことをすればよいのに」と過去の親にダメ出しをしてします。

 

毒親は自分自身の何がいけないのか危機意識ゼロなので、手遅れになる前に冷静になって自分自身と子どもとの関係を見直すことが必要です。

 

子どもとの関係が良好だという時は、子どもへの期待値が高いかどうかも指針になります。

期待が高ければ高いほど、親はよかれと思い「あなたのためだから」と考えるようになります。

そして周りが見えなくなり暴走するかもしれません。

 

みなさん、こういう言動をしていないでしょうか?

・「こうあるべき」と子どもの進路のを勝手に決めている

・親の判断で習い事を決めている

・自由時間ないほど子どものスケジュールがきつきつ

・やたらと周囲の評判を気にする

・子どもの前でパートナーや親戚や悪口を言いまくる

・「やってあげたでしょう」と見返りを求める

・現状の不平不満(金銭面、子どもの成績など)を延々と言う

 

簡単に言うと、人としてどうなのか、ですよね。

毒親は子どもの成長に悪影響となるなど、良いことゼロ。

他人からこうされたら嫌だな、と感じる言動は基本的にしない

シンプルなことですが、一番大切なことなのかもしれません。



タイトルとURLをコピーしました