【公立小の指導方針】低学年、やはり重要と感じた子供のやる気の違い

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(Last Updated On: 2020年3月8日)

 

子供②が2年になり、学年の学習指導が子供①のと遜色ない感じで2018年度がスタート。

1年時では、自分で調べる系・考える系の宿題はほぼ出なかったのですが、2年生になり、漢字では習った漢字を使った熟語や文を書くことが課せられています。

親としては、ホッとしているものの、ユルイお湯にに浸かっていた子供たちからしたら、聞いないよ!、状態。

やはり、1年時が緩かった影響からか、複数の宿題をやってこない子もチラホラ定着しつつある中、子供②の様子を見守ってきました。

今回は、主に低学年向けに自分の子供の学年の学習指導がユルイかしっかり系かを知るポイントと対策を書いていきます。

 

公立小の指導方針は要チェック

最初から申しますと、子供①の学年並の学習指導になったおかげで、子供②の勉強姿勢が変わりました。

それまでは、漢字でも算数でも学校で習ってからやる!、と予習に関して断固拒否。ところが、学年が変わり、両方とも少しの先取りに前向きになって取り組んできました。

子供①が塾で学校の先を行く内容を勉強している姿をみてなのか、と思っていましたが、それなら昨秋からずっと続いているのでそれはなさそう。

 

やはり、2年になって学年の方針が変更したことが影響しているとしか思えません。

 

違う学年の情報も知っておくべき

我が家の場合、子供①との比較ができたので子供②の1年時の指導が生ぬるいことに気が付けました。上に兄・姉がいる知り合いのママさんも同様です。

けれど、1人目ママさんだった場合、公立小の学習指導はこんなものなんだ、と思うのは当然ですよね。

それって危険なことなので、やはり他学年でも近所のママさんや知り合いのママさん(できれば教育熱心系)に質問してみることをおススメします。

教育熱心なお母さんは、同学年ではないので色々な情報を出し惜しみなく教えてくれると思います。

同学年だと、ママさんの性格では中学受験する場合は情報戦攻防もあるので、他学年が無難です・笑。

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国語

国語の宿題=漢字、ですね。

私は小学生時代に漢字ドリルが渡されていましたが、やった記憶はほぼありません。まぁ、学校で適当に書いたような気がしないでもないんですけどね・・・。

漢字スキルは、読書習慣のおかげでズタボロにならずに済みましたが、やはり書くことは大切です。自分の子供には、さすがに私のエピソードは話せないでいます。

さて、自分の子供の学年の漢字の宿題はどうか、を見るポイントを説明しましょう。

1行ずっと漢字一文字書くだけか、それとも新出漢字を使った文を書いたり熟語(2年だと1年時に既習しているのも使用・例→星空)を考えるような出され方なのかを把握することです。

 

ただ単に漢字を練習するよりは、文章や熟語を自分で調べるスタイルの方が定着できるのは親でも分かりますよね。

子供②は後者のスタイルになり、自分で考える癖がついてきました。他の言葉との相性や文章が変ではないかということも頭が回るようになります。

一方、このスタイルがもうムリで宿題をやってこない子は定着しているそうです。私が言えた口ではありませんが正直、2年から出ているのか~、という気持ち。

そして同音異義語が増える一方なので、適切な漢字を使うことは大切です。

教育改革で書く技術が求められるのは確実。誤字脱語は減点対象・平仮名ばかりで印象悪くなる、と良いことは全くありません。

⇒【告白】小学3年生でも要注意「漢字格差」の分かれ道が迫る

 

算数

算数では、計算プリントがメインかもしれませんが、2年生になるとcmやmmなどの単位を本格的に学習し始めます。

2cm8㎜+4㎜=?、といった問題が出てくるかどうか、を見極めてください。

おそらく、繰り上がりが全くないプリントを出されたら危険です。

公立小なので、真ん中の子に合わせた指導を組んでいくと思いますが、繰り上がり系が見当たらない or ほぼない場合、家でやるしか道はないと覚悟してください。

子供①の時も、上記で上げた計算は間違い続出していたそうです。

 

とりあえず言いますと、それなりに教育熱心な親が多い学区です。それなのに、理解に時間を要する子が多くいる。

ちなみに、子供①の学年では2年の夏休み明けから算数専門の先生がクラスに入り、苦手な子に丁寧に説明していました。

クラスの6分の1に当たる子がその専任の先生に詳しく教えてもらっていたとか。

算数の場合は、明確に出来るできないの差が出始めるのが早いので、家で対策しやすい科目ではありますね。

 

対策を練る

子供①が就学した時、学校の内容の補助的な立ち位置で家庭学習を始めたわけではありませんでした。

自分のグータラ小学生の反省と、仕事を通じてみた低学年での習慣定着の重要性を感じてのことでした。

それを根本的に変えたのが、子供②の1年時の学習指導。

 

2017年度に何回か記事で書いてきましたが、子供①の時の手段が通用しないので本当に困りましたね。

 

ただ、こうして振り返ると学年指導に応じた対応を考える機会になった、と今ではいい勉強になったと思えるようになりました。

 

国語

漢字や語句系は先取りをおススメします。

漢字スキルはひたひたと隠れて格差が広がります。何度復習しても損はないので、学校で習う内容が復習になればラッキーです。

ただし、1年時の子供②のように全て習ってから!、と言われた場合は秋以降に教科書ぴったりテスト  を利用し、定着をはかると良いです。

 

2年生になった子供②のように、先取りOK・やる気出てきた系の子はグレードアップ問題集小学2年国語 漢字・言葉で先取りするのがいいのですが、注意点があります。

 

ハッキリ言って、学校では習わない内容も入ってくるので、夏休み前後でしたら前学年のをおススメします。

ハイスペックなお子さんならドンドンやって構いませんが、子供①が3年時に5月からグレードアップ問題集の漢字・言葉をやったところ、ことわざ表現や文法で引っかかり大変でした・笑。

ことわざや慣用句が出てくるの、学習漫画を揃えておくといいですよ。

 

算数

2年生の夏前にはcmやmmを習いますよね。

これが、九九に突入する前の隠れ躓きポイントと勝手に思っています。九九は親子共々2年の目玉と意識しているので、たいてい越えられます。

長さは目立たないので忘れ去られがちですが、皆さん、忘れないでくださいね!

学校の授業や宿題だけでは理解不足の可能性が高いので、家庭学習でしっかり学ぶことを強くお勧めします。

長さとかさ (算数の壁をすらすら攻略!)

長さとかさ (算数の壁をすらすら攻略!)

うわ、公文からこんな問題集が出版されたようです・笑。私の考えが公文と一致していて少しうれしいです。完全なる自己満足ですが・笑。

小学1年から小学3年までの算数つまづきポイントでもある、単位換算に特化したシリーズの1冊となりますね。

 

学年ごとの問題集だと、1年間の履修が最初から最後まで出ていますが、苦手単元に特化したドリルや問題集は公文が得意のようですね。

 

まとめ

学年の指導方針の舵取りによって、子供の姿勢がここまで変わるのか~、と痛感しました。

影響受けやすいのは2,3年まででしょうね。

それ以降は子供の自我が芽生えてくるので学年の方針は無関係になってくると思います。

裏を返せば、それ以前に家庭学習や子供の勉強の方針を決めていく必要がある、ということになりますね。

ということで、自分の子供の学習指導は緩いのかどうなのか、を把握し、家庭学習での対策(先取りや苦手単元の克服)を施してください。

⇒【公立小の真実】学年での学習指導の差を感じる今日この頃

⇒【新学期は要注意】学校の学習指導がイマイチだった場合の家庭での対処法



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