新学期早々、小学6年生&中学3年生を対象にした全国学力テストの結果が発表されましたね。

(公立小中がメインで、私立小中の半数は受けていません)

今年度で、10回目を迎えたということは、私が教えていた生徒たちが最初に受けたと思うと、なんだか時の流れの速さを感じてしまう今日この頃です。う~ん、秋風がセンチメンタルな気分を持ち上げてくれます。

 

さて、あらゆるメディアで報じていますが。上位に関しては秋田や福井など固定しているな、という印象があります。最初の数年は、この思いもよらない結果を受けてマスメディアで特集を組まれたりしていましたが、もはや定着化したのでワイワイ大騒ぎしなくなりましたね(;’∀’)

 

書店などでも最新版 秋田県式家庭学習ノート ―勉強グセと創造力が身につくという本が並んだりしていますからね。

 

よく言われていることは、核家族が少ないので誰かしら子供の宿題を見届けているからだということです。早寝早起き朝ご飯、という基本的な生活習慣も身に着ける運動も早々に行っており、第一回の学力テスト結果が公表された後、全国から先生の視察団が後を絶たなかった、という話は有名です。

 

ただ、1回目からの結果からずっと個人的に気になっていることがあります。

そう、秋田や福井は大学進学率はそれほど高いわけではないのですよ。

 

大学数で差が出やすい大学進学率

 

【全国学力テスト】成績上位県の共通項、大学進学率は?見えない地域差・調査状況

↑のサイトでは、大学進学率の差は近隣にどれだけ大学の数が多いかで左右される、ということが書いてあります。

 

たしかに、秋田から都心の大学に送り出すにはそれなりの財力がないと厳しいですよね。とんでもない天才で東大進学、超優秀で東北大、というコースならいると思いますし、周囲に大学数が少なければ断念する傾向もあるのでしょう

近年注目されている、秋田県の国際教養大学も偏差値は上智大並と、近県のみならず遠方からも受験者がいるハイレベルな競争が繰り広げられていますし、門戸は広くない印象があります。

 

ですから、秋田から大学に行くぞ!、と思っても都市部よりもハードルが高いのが実情なのでしょうか。

 

センター試験の平均点

 

学力テストの結果は各新聞で表立って扱いますが、センター試験の各都道府県別の平均点は扱いがあまり大きくありません。おそらく、学力テストは義務教育の範囲内で行われるので、国の教育政策の結果をみるから第一級のニュース扱いされると思われます

ではセンター試験での上位はどこか?

地域別の「子どもの学力」と「大学進学率」を考える(1)

こちらのHPに載っていますが(2011年度)、1位は東京、2位神奈川、3位奈良、4位大阪、5位京都、となっています。大阪は他の近畿圏に比べれば私立中高への受験熱が激アツではありませんが、一定数の難関私立中高が存在しています。

学力テストでは、義務教育の内容をしっかり理解しているかどうかを見る資料的な側面があると私は考えています。ですから、大都市圏では特に上と下の差が凄まじくあるでしょうから、大阪が低位置にいるのだと推測されます。ちなみに、今回初めて政令指定都市の平均点が発表されましたが、転勤族も多い地域ですと、教育熱心なご家庭が多いので、この結果は自然かと思います(;’∀’)。

 

学力テストと大学進学率は、全くの別問題であると考えるべきだな~、と今回改めて思いました。

 

左右されずに進んでいく

 

学力テストであーだこーだと議論されますが、我が家の場合は取り合えずの目的地は大学&自立できる人間に育てる、なので、目先の学力テストの話はそれなりに気にしつつ、日々の業務(笑)をこなしていく感じです。

 

子供①の学年をみていても、漢字テストの平均点がズタボロだったら何度も練習&同じテストをしたりと平均値の底上げを徹底している印象はありますね。子供①の友人は、最初のテストから満点だったので、満点の子にも何度も練習させたりテストさせたりしています(;’∀’)。そういう時は公教育って本当に均一すぎるな、と感じてしまいます。

地域差と言っても、仕事をしている時に感じたヌルイ学区でも天才レベルの子もいれば、学習習慣が身についていない子もいました。そういう子達の平均点だけみたら、問題点は雲の中に隠れてしまうものですからね(-_-;)

グラフや平均は丸ごと信じるのではなく、参考程度にしておくのがベスト、でしょうか。

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