【国語が変わる】大学入試改革のプレテストが斬新で漢字と書く力が「カギ」

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思考力や創造力を求めるテストに大変身する予定の大学入試の新たな問題。

そのプレテストが2017年の12月に実施されました。

受けた高校3年生からは、戸惑いの声が続出したようです。

3年後本番 大学入試新テスト試行 出題形式がらりで戸惑う高校生(東京新聞)

問題はこちらのHPで確認できます。(高校生新聞)

親世代とはガラリと異なる問題ですね。

書く力と自分で答えを導き出す思考力がないと、時間内に終わらないと思います。

国語はもちろんのこと、他の教科においても思考力は重視されているので、時間との勝負は避けられないと感じました。

 

エール出版社より本が出版されました。

小学3年生から4年生で気をつけるべきことを詳しく取り上げています。

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キンドルとは違う読み心地かなと思いますので、読み比べもしてみてください。

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大変革で自分で考えて書く能力が必要

この形式、まず気になったのは、漢字や送り仮名間違いの扱い。おそらく減点性になるのでは、と。

大学入試は1点差、2点差の世界ですからね。この記述問題の増加は減点者が増えるのでは、という印象を受けました。

これからはパソコンで自動入力時代、と漢字に無関心の保護者も増えているかもしれません。

しかし、こういった問題を見ていると、教育現場ではしっかりと漢字や語句の勉強をしてきたかどうかを見極めるつもり、と思いました。

⇒ 【告白】3年生でも要注意「漢字格差」の分かれ道が迫る

⇒  意外と知られていない、低学年から差が出る小学校の漢字

そして、漢字と同様に大切なのが表現力。

学校では、作文の作法はサラっと触れる程度。運良く、子供①の学年には作文に力を入れている先生がいるので3年生から週末作文が課されることが多々あります。

 

1,2年の時は週末のお出かけを書く内容。

これは子供②も行ってきました。ただ、1年時はユルイ学年だったので作文帳の文字数も少なめでしたけどね。

子供①の場合は、3年生に進級したら意見文になりました教育現場では、教育改革を見据えた対策を先生方が行っているのだな、という印象。

それにしても、子供②の1年時はそんなことお構いなしの指導だったのだと思い出してもモヤモヤします・笑。

さて、今回は教育改革でクローズアップされた「国語力」の大切さとレベルアップの方法を考えていきます。

 

文章能力=思考力

作家はやみくもに文章を書いている訳ではありません。

文の構成を何度も推敲し、組み立てます。まるで一軒の家を建てるように作品の骨組みを文字で構築するのです。

本が好き=文が書ける、は成り立ちません。相手を納得させ心に響くには語句と構成が必要です。

ライティング技術は社会に出た後、資料作成やプレゼンで先方を納得させるときに効力を発揮します。

他の人とは違うアプローチの仕方、言葉を盛っているだけではないストレートな文。

 

そう簡単には身につけられない能力ですね。そうでなかったら、ビジネス本にライティングや資料作成に関する本があれほど山積みになっていません。

多くの人が悩んでいるのでしょう。

ということは、小さい頃から訓練しておくと後々有利なのは間違いありません。

 

小学生から出来ること

小学校では、プレゼンテーションをするアクティブラーニングが増えてきています。資料作成し相手に分かりやすく伝える授業をしています。

相手に伝えることは習っているようなので、家でも実施して思考力を鍛えることが出来ます。

男の子だと、書くのに抵抗がある場合が多いので、プレゼンテーションで言葉をまとめさせる、考えさせるスキルを向上できます。

 

交渉事でプレゼンテーションをさせる

 

お小遣いが欲しい、新しいベイブレードが欲しい、てれびくん買いたい!、などは全て理由を述べて家族の前でプレゼンテーションしなさい!、と指示してみてください。

本当に欲しければ「プレゼンテーション」に向けて資料作成すること間違いなし。

面倒だ~、と言ってきたらその願いはスルーしてください。

その程度の願望だったのね、で終了できます。

女の子の場合は、ホットケーキ作りたい!、とかプレゼンテーション必要ないものでも利用可能。

あとは、すみっコぐらしの文房具が欲しい、など。

男の子に比べれば、ハードル低い願望ですね・笑。

 

手紙を書く

GWや夏休み、お正月で祖父母の家に泊まったお礼を書いてみるのは手紙の作法も身に付いていいアイディアです。

何に対して御礼を伝えたいのか、今度は会ったら何をしたいかを書くのは意外と難しいハズ。

私も子供の頃一度だけ、書いたことありました。

「お金が欲しい」、と書いたのですが、もちろん母親にバレてげんこつをくらいました・・・。

苦い思い出です。

女の子の方が得意かな、と思いきやマメな男の子は好きみたいですね。知り合いのママさんでも手紙書くのが好きな息子さんがいます。

 

作文コンクールに応募する

学校単位で作文コンクールに参加する場合もありますが、そうではないこともあります。

我が家の子供たちが通う小学校では、団体参加などはしない傾向があります。

ジュニアコンクールでは、小学生向けのコンクール情報が載っています。お子さんが参加できそうなテーマに応募するのもいいですね。

我が家では絵画系を応募したことがあります。たしか、2年前で幼稚園生もOKのもの。

結果は、参加賞の鉛筆2本ゲットしました・笑。

 

読書感想文

夏休みの宿題の定番、読書感想文。

毎年我が家ではドタバタ劇が繰り広げられていますが、年々改善傾向。

⇒  読書感想文の成功は本選びが7割、いや8割!

1年生の場合は作文の書き方を学ぶ前に夏休みに突入がほとんどです。

親としては書かせたいけれど、本人が分かっていないことで衝突が起きることも。そういった場合は、書き方のお手本が載っている読書感想文の対策本があると便利です。

その学年の子が本当に使っている、書いている文体です。凄いですね、よく考えられています。

他にも、ジャンルごとのオススメ本が載っています。

 

お金をかけて力をつける

親の言うことは聞かない、家だとふざけてばかり、井の中の蛙状態の場合はカツ入れが必要です。

将来、必ず役に立つスキルなので、放置して困るのは子供本人。

外部の力を頼るのも手です。

家でもOK、という子は問題集形式で慣れさせてみましょう。

地域の作文教室

探せばあるのが、作文や論文に特化した教室。

地域塾の多くは大手塾のように宣伝に投資する資金力はありません。

口コミなどのママネットワークを駆使するかインターネット検索をして調べてみましょう。地方でも、中高一貫校対策で通う生徒がいる作文教室などがあるはずです。

高校生の頃、そういった教室に通っている同級生がいました。やはり先輩からなどの口コミでしたね。

 

通信の力を借りる

学校だけではムリ、という時は作文だけ通信の力を借りることもできます

小学校5年生からですが、Z会では専科コースに作文があります。⇒ Z会の資料請求はこちら

月3回の添削指導となっています。5年生の毎月払いの場合は4,760円(税込)です。

作文の通信として有名なのが、斉藤孝先生監修のぶんぶんどりむ。

こちらは、6年生は月1回、それ以外の全学年は月2回の添削です。

齋藤孝先生監修 国語・作文なら「ブンブンどりむ」

上記のリンクから、無料体験キットが申し込めます。

 

まとめ

算数より軽んじられる国語ですが、やはり全ての科目の基盤は国語です。

大学入試改革で、書けるかどうかが合否のカギ、書けないと志望の大学に届かない、と言った事態が起きそうな予感です。

ただ、この志望の大学は難関レベルになります。これまでの偏差値では差が出なかったけれど、書く能力を問われた際に差が出た、と。

英語や算数に目が行きがちですが、書くこと、自分の意見をまとめられること、は親世代以上に将来の選択肢の幅を決定させる気がしてなりません。



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