子どもの学力向上は親次第 | 元塾講師 透明教育ママ見参!!

子どもの学力向上は親次第

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今回は【子どもの学力向上は親次第】と題し、お話していきます。

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小学3年生から4年生で気をつけるべきことを詳しく取り上げています。

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キンドルとは違う読み心地かなと思いますので、読み比べもしてみてください。

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透明教育ママの絵日記 教育系コミックエッセイだけど役に立つ可能性ゼロ【ブログ放置編】

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新作です。

 

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ありがとうございます。

 

これは誰もが知っていることだと思いますが、賢い子は家で勉強をしています。

塾に通っているからとか関係なく、成績の良い子は自学自習できます。

 

塾に通わずに最難関大学や国公立大学の医学部医学科に受かる子もいますが、そういう神童でも【全く勉強していないけど合格した】ということはありません。

成績が良い子、賢い子は【家で勉強する】ということを常日頃しています。

学年が上がれば、塾の自習室や図書館または学校の図書室で勉強する子も増えてきますが、基本的に家で勉強して予習復習をしています

 

人生において、中学生になれば学校内での順位が分かること、そして受験と立ち向かう時が必ずやってきます。

乳幼児期は元気にすくすく育てばいい、と思っていても成長し小学校に入ると「勉強はどうなのか」と学力を気にする機会がどんどん増えていきます。

それだけ多くの親にとって子どもが成長するにしたがって、子どもの勉強、学力、受験というのは子育ての最大の関心事になります。

 

本当なら、子どもが教材を使用してガンガン勉強してくれればいいのですが、そう思い通りには進みません。

 

1.学習習慣化は親の意志次第

学習習慣化がないことで学力差が出るのは当然のことながら、塾に通っている子ども同士でも差が出ます。

塾に通わせる理由は各家庭で異なりますが、【子どもが家で勉強しないから塾に通わせる】というケースがあります。

これが一番厄介です。

なぜなら、【学習習慣が定着するように】と親が期待していても希望通りに定着しないことが多々あるからです。

まず、先生から課された宿題をやってこない。皆に追いつくためにもっと努力しないと行けないのにしない。

【どうして勉強するの】【何が足りないのか】【何をやるべきなのか】に気づかせるよう指導していくわけです。しかし、塾に来るのはたいてい週1回、2回で滞在時間も限られています。

その中で自覚させるのに時間を割くのですから【学習習慣がありません】というのはとてももったいないです。

塾はお金を支払って通う完全なるプライベートな教育です。

同じ額の月謝を払っていても、成績が上昇する子もいればあまり変わらないというケースもあります。

 

やはり家で勉強する習慣がある子は塾で習ったこと、課された宿題をしっかり取り組み成績へと結びついてきますが、学習習慣がない子はなかなか成績向上の軌道に乗るまで時間がかかります。

 

自発的に勉強し、親の精神面そして金銭面で負担をかけずに勝手に乗り越えてくれるということはほぼありえません。

それだけ子どものいる家庭では塾に通わせるかどうか、何年生から通わせるのかというのが大きな悩みの種ですが、通わせたからといって必ずしも学力が向上するわけではありません。

塾に通わせて成績を上げるには、ある絶対条件があります。

それが「学習習慣の有無」です。つまりは、家で勉強できるかどうか、してきたかどうか、ということです。

学習習慣というのは子どもが小学校に入る頃に自分から「宿題やるね」「お母さんが買ったドリルを解くね」ととんとん拍子にことが進むほど簡単に身につくものではありません。

中にはそういう神童タイプの子もいますが、圧倒的に親が誘導して何とか習慣化していきます。

 

少しでも自発的に子どもが勉強に取り組めるよう親は試行錯誤を繰り返して【学習の習慣化】するよう努力をしますが、家庭学習の習慣は一筋縄ではいかないので、本当に成功するかどうかは親のやる気、根気次第です。

 

2.苦手克服や課題発見も親次第

子どもが小学校に入りました。低学年の頃は国語、算数がメインです。

単元が終わり、テストを受けると特定の単元や教科が思うように点数が取れない、他の単元に比べると点数が低いということに遭遇することがあります。

学校の授業は単元が終わりテストを受け、そして新しい単元に入るを繰り返して進んでいくので親が【ちょっと点数が低かった単元】をスルーしてしまうと、苦手をそのまま放置していることになります。

 

この単元がよく分からなかった】と子どもから申告してくれればいいのですが、そういうことを口にする子はそう多くはありません。

やはり【これが苦手】と言えば、親が教材をドンと用意して勉強させられるのが目に見えているからです。

そうなると、親が子どもの苦手な単元や教科そして課題をキャッチすることが大切です。

算数が得意な子の中でも【計算は好きだけど単位換算が苦手】【文章問題が嫌だな】とかあります。

国語でしたら【漢字の読みはできるけど書き取りが心配】【登場人物の気持ちを把握するのが苦手】と全体的にその教科はできるけれど、特定の分野に不安を感じている子はけっこう多いです。

 

学校のテストが返却されたら、点数を見てガミガミ叱る前に冷静になって【どういう問題が苦手としているのか】【この前より点数が下がっているのはどうしてなのか】と考えてみてください。

子ども自身、自分の得意不得意を正確に把握しているわけではありません。

小学生時代は学校のテストは頻繁に実施されているので、【どの単元が苦手なのか】は継続してよく答案を見ていると気づきやすいです。

【今回は90点だった】【難しかったから70点】と子どもの点数の話だけに注目するのではなく、中身をしっかり確認することが大切です。

【ここが苦手みたい】と親が気づけば、その単元に特化した教材を準備して苦手克服に力を注ぐことができます。

子どもの学力向上は予習復習だけでなく、苦手単元を見つけて克服していくことで学力のボトムアップにつなげていくのが不可欠です。

 

3.将来を考えさせる働きかけも親次第

子どもが勉強に対してやる気をみせるきっかけの一つが【将来の夢】です。

夢に向かう原動力は物凄いパワーを持っています。

【自分はこういう大人になる】【こんな仕事に就いてみたい】と未来を考え、夢実現に向けて必要な専門知識が学べる進路進学を考えます。

 

ご存じの通り、中学までは義務教育なので自動的に学区の学校に進んで通学することができます。

しかし、高校以降は入試をパスしなければなりません。

受験は夢へとつながる重要なイベントです。

 

子どもは保育施設に通っている頃から【将来の夢は何?】と聞かれることが多いです。

ただ、たいていはなりたいことを聞くだけで具体的に【こうした方が必要】【この教科を得意にしておくと良いよ】という話はあまりしないと思います。

実際に具体的なことを話すのは高校生になってからです。

 

ただ、高校生になる時点である程度その先の進路進学が見えています。

この高校ならどのレベルの大学に進めるか、というリアルな現実がハッキリしてくるからです。

そうなる前に、本当に子どもがなりたい道を歩んでいけるようにするには親が色々と調べて教えることが必要になります。

 

・こういう職種に就きたいならこういう勉強をする必要がある

・専門的なことを学べるのは○○大学とかだね

この大学に進学するにはどの高校に入るといいかな

 

と子どもに自分の将来を考えさせるのも親次第です。

 

親が【勝手に自分の進路進学を決めなさい】と丸投げにすることもあります。

そうなると、子どもは【どうすればいいのだろう】と悩み、あまり高校進学やその先のことを考えないようになります。

せっかく勉強する動機を見つけるチャンスなのに、それを失うわけです。

 

その一方で、中には周囲や学校から【夢を持つように】と強制されて嫌な気持ちになる子もいます。

まだぼんやりと将来なりたいことが見つかっていない子には【何かやりたいものが見つかったときに成績、学力の面で夢を諦めることのないように】と伝えておくようにしましょう。

進学先と職種が必ずしもリンクするわけではありませんが、獣医師、歯医者さんやお医者さんになるには獣医学部、歯学部、医学部医学科に進学することが大前提です。

 

自分の人生で諦めの連続にならないよう、日頃から勉強を頑張るよう話をしてみてください。

 

まとめ

中学受験をする場合は、塾通いをする子が多いです。地方でも高校受験に向けて小学校高学年、中学生になってから塾通いをする子が増えます。

塾に来る子は難易度の高い中学受験を突破するために通う子もいれば、学習時間の確保、勉強方法を教えて欲しい、高校受験に向けてと様々な目的がありますが、子どもの学年が上がると塾の存在感が増してきます。

 

実際に塾に通わせて効果が出やすいかはそれ以前の学習習慣の有無で顕著です。

【志望校合格を目指す】という目標にはタイムリミットがあります。

小学6年生、または中学3年生の冬までに合格できるまで学力を上げる、という期限があります。

そのゴールに向かって目標達成できるかどうかは子どもの頑張り次第、塾の先生の誘導次第ですが、上手くいくかどうかは【親がどれだけ子どもの教育に関心があってちゃんと家庭学習をしてきたか】も見逃せないポイントの一つです。

 

オギャーと生まれた時点で、人生のどのタイミングで受験があるかが分かります。

勉強面で子ども自身が困ったり、受験で学力が足りないから行きたい学校に受験すらできないということにならないよう、家庭学習の定着に全力を注いで

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