【検証】小学3年生の算数のテストで100点取るのは難しいのか

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ブログがスタートした時は小学1年生だった子ども②も小学3年生になりました。

(2023年は子ども②は中学1年生! 子ども③が小3となりました・・・)

ある日、「学校の宿題やってこない子っている?」と何気なく聞くと、「いるよ」の返事。

 

メンバーは固定化されているとのこと。

この現象、子供①の時にもありました。

 

続けて、「算数とか、100点取る子はクラスで何人くらいいる?」と質問。

「優しいのだと10人ちょっと。難しいのだと10人いない」という子供②の言葉。

深く聞くと、出来る子と出来ない子も何となく分かれている様子。

 

う~ん、小学3年生の算数で100点取るのも厳しくなってきているようです。

今回は、【なぜ算数の100点が取りにくくなるのか】を考えていこうと思います。

同時に、100点に近づくコツもご紹介していきます。

 

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小学3年生で四則計算をすべて教わったことになる

足し算・引き算・かけ算・わり算という計算方法(四則計算)は小学3年生までにすべて習います。

3年生以降は、学んだ計算方法を利用する応用的な領域に足を踏み入れるわけです。

ある意味、分数や小数の計算はその代表例。

子供①によると、5年生の分数のテストでは【上位と下位がクッキリで、中位層が薄い】と先生が話していたそうです。

 

個人的に、このさらにワンステップへ進むことが100点連発が激減する理由だと考えています。

 

また、小学1年で足し算の繰り上げを学び、小学3年生では三桁同士の足し算や引き算を学びますよね。

子供②の宿題でも、この単元の計算プリントが連日出されました。

 

子供②によると、3桁同士の連続する繰り上がり&繰り下がりで苦戦する子が続出しているそうです。

かけ算のひっ算で繰り上がりが甘いと、確実に間違えます。

繰り下がりは、わり算のひっ算でも使う技です。

まぁ、わり算の場合はかけ算と引き算スキルがないと、そもそも解けない計算法なんですけどね・・・。

 

いずれにせよ、詰めが甘いと3年以降の計算問題に苦労します。

 

それでは、100点を取りにくくしている原因を探りましょう。

 

原因1.繰り上がり&繰り下がりの数字を記入し忘れる

19+5という程度ならまだしも、286+119=といった問題だと、繰り上がりが連続し、一つでも抜かすと【The end】です。

子供①②とも、繰り上がりの問題で繰り上がった数字を抜かすミスをしていました・・・。

 

このミスをなくすには、やはり日頃からの鍛錬が必要です。

学校と宿題だけでは向上するのは難しいと思います。

 

原因2.掛け算とわり算の概念があやふや

子供①が3年生の時、わり算を学ぶ初期段階で【わり算の仕組みを話し合おう】的な授業がありました。

 

先生は子供達が分かりやすいように、【お菓子を均等に分けるのに使う】と説明したそうです。

そこで多くの生徒は納得したようですが、割る数と割られる数の関係の話になると、混乱する子が続出。

 

その部分をなぁなぁで聞いて、理解力不足のままでいる子もきっといるはず。

 

原因3.計算スピードで自信を失う

公文やそろばんを習っているので計算スピードが速い子がいますよね。

低学年の頃は自分のことで精いっぱいで気に留めない子も多いはずです。

 

3年生頃になると、周囲を意識するようになり【自分は計算遅いかも】と算数自体に自信が持てなくなります。

 

私は子供①②に対してあまり計算スピードに固執しませんでした。

しかし、子供①の計算スピードの劇的改善を体験していると、やはり計算スピードはあった方が子供も自信を持ちます。

 

↓計算スピードに関するもう一つの記事はこちら↓

 

 

原因4.時間と単位につまづいた

小学3年生での算数で学ぶ時間は、単に【時計は何時ですか】と時刻を聞くレベルから進みます。

 

問題【午前10時40分から午前11時30分まで散歩をしました。何分間散歩したことになりますか】

答え【50分間】

 

このように、時刻をまたぐ的な問題も学びます。

20分と30分に分けて足して時間を考えられるか、ということなのです。

1時間=60分、という概念を定着させます。

 

しかし現実はけっこうキツイ子はキツイらしく、理解しないまま単元が進むという負のループに陥りるようです。

 

単位に関しても、1年で簡単なかさ比べ、2年でかさの単位とmmとcm、そして3年でmとkmを学びます。

3年生以上になると、単位を絡めた文章題も出題されます。

問題【2m40㎝のリボンがあります。6人で分けると1人何㎝ずつになりますか】

式【240÷6=40 答え 1人40㎝】

 

こういった問題では、単位を合わせることが絶対条件です。

小数も入ってくると、さらに複雑化します・・・。

 

単位は親から見ると、四則計算より小さい存在になりがちです。

そのため、子供の躓きに気がつきにくい面もあります。

 

本当に、単位換算は算数の地味な鬼門ですよ。

 

小学3年生の算数・今日から出来る?救出作戦

子供②の学年にも算数専門の先生が授業を行ったり、苦手な子をサポートしています。

それでも手が足りないときは、早めに問題を解いた子供たちが周囲の子に説明しに回るそうです。

 

こういった取り組みは、現在の小学校では主流のようで、子供①もミニ先生的な活動をしている様子。

自分の世界観を持つ子供①が、ちゃんと教えているのか親としては一抹の不安を感じています・・・。

 

ミニ先生経験者の子供①②の話を聞いてみると、算数100点が取れるコツが見えてきました。

 

コツ1.ミニ先生に積極的に質問をする

毎回、3,4人がミニ先生として活動しているらしく子供②もたまに任命されています。

子供②が言うには、ちょっとしたことで躓いているとのこと。

 

例えるなら、小骨が喉に刺さっている感じでしょうか。

 

子供①は【クラス同士の質疑だとタメ口だし、こっちも何が難しいのか分かる】と上から目線のコメント・・・。

 

気さくに質問し、ミニ先生的にも何で引っかかるのか予想できるみたいです。

 

このケース、私も塾で仕事をしている時にありました。

繰り上がりの計算のやり直しをしている小学1年生の男の子に説明した時です。

近くに座っていた、3年生の女の子が【こういう感じでやるんだよ】と軽く説明したら、男の子が【あっ、そうか!】で即座に解決。

 

私のメンツ丸つぶれ・・・・苦笑・

 

とにかく、クラスメイト同士で質問しやすいのと、子供の言葉で説明するので分かりやすいみたいです。

 

コツ2.とにかく前の学年から復習する

3年生で算数が嫌いになる・つまづくと、高学年で浮上するのは困難を極めます。

 

かなり極端ですが、【目で見て計算できる】【文章読んで答えられる】という算数は3年で終了です。

4年生以降、球体や立体図形などの頭で想像する空間図形といった抽象的な単元に足を突っ込みます。

 

本格的に抽象的な算数を学ぶ前に、基礎をこれでもかと言うくらい固めておく必要があるのです。

そのためには、前学年または1年生から復習しましょう。

おすすめは、教科書ワークです。

 

学校で習った内容なので、

 

教科書ワークに関する記事はコチラです。

 

【1年の4月からはないよね】、と考えている方にはネット上にある無料教材を利用してスラスラ解けなくなるのはどの単元か探ってみてください。

 

家庭学習をする上で、パソコンとプリンターとコピー用紙は必須です。

ちなみに我が家で愛用しているコピー用紙は、Amazonでランク1位のコクヨ です。

 

A4とB5を常備しています。

一度激安のコピー用紙(知らないメーカー)を近所のホームセンターで購入したことがあります。

やはり、それなりでした・・・。

 

私のモットーは、【文房具はケチらない】【勉強に関するアイテムはケチらない】です。

ケチってひどい目に遭ったので、それ以降はコクヨ一筋を貫いています。

たまに、アピカも使用していますけどね・笑。

 

プリンターに関しては、画像の印刷をしないのならインクが4色のものなら1万円を切るものもあります。

 

 

プリントアウトの量が半端ない、という方にはレーザープリンタがおすすめです。

こちらも値段が信じられないくらい安くなっていますよね。

一昔前では考えられません。

 

私の周囲で、パソコンのないご家庭がチラホラあります。

スマホで何でも済むからです。

ただ、子供の勉強のことを考えるとやはりパソコン&プリンターは必須アイテムと思います。

というか、絶対に必要です。

 

コツ3.親も【まだ3年生だから】で片づけない

子供だけではなく、親の方も心構えを変えることが求められます。

 

小学3年生くらいなら、ギリギリ親の言うことに耳を傾けてくれます。

【まだ3年生だから大丈夫】と思うと、子供は這い上がるのに苦労します

 

高学年になって慌てて口うるさく言っても、反抗期やら自我の芽生えでスルーされますしね。

教育熱心と周囲から揶揄されようが、そんな声を無視して子供の躓きポイントを一緒に探すことが大切です。

 

  1. 学習習慣がついていないのなら、まず家庭環境を整える
  2. 宿題をチェックし、毎日10分程度の家庭学習時間を設ける
  3. 復習を徹底して、1年生から3年生で習ったことが滞りなく理解できるようにする

 

経験者として断言できるのが、親が子供の勉強に無関心だと、【勉強しなくていいや】と放り投げます。

 

小学3年生は復習をスムーズに行えるラストチャンス

子供①②と自分のことを重ねると、小学3年生までならやり直し作業もスムーズにいきます。

 

4年生以上になると、反抗期やら自我やらゲームやりたいやらで親の言うこと聞かなくなります

家庭学習の時間を取ろうにも習慣化されていないと、やり直し作業は困難に直面すること間違いなしです。

 

小学3年生で、算数の大判テストが80点前後だと、4年以降に90点を取ることは難しいです。

100点や95点を取っている子はキープするか90点&85点に後退する。

90点~80点台の子はキープするのがけっこう難しく、後退する割合が高まります。

80点未満の子は、そこから点数アップするのには努力が必要です。

 

そして、小学5年でガツンと差が出ます

恐ろしいくらいに・・・。

 

ですから、3年生で100点を取りにくくなっていると学年が上がると下がる前兆でもあるのです。

 

公立小は100点が当然かを検証した記事はこちらです↓

 



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