学区は大切!と感じる保護者、地方でも増加傾向です。
これも、ネットの発達により親世代では一部の人しか知らなかったことが一般市民にも共有できるようになってきたからなのでしょう。
yahoo知恵袋で【学区 評判】【小学校 評判】と検索すると全国津々浦々の自治体のものにヒットします。
こちらのブログでも、過去に何回か取り上げたことがあります。
今回は年長~小学生の保護者向けに引っ越し先の学区選びのポイントについて書いていこうと思います。
転勤族におすすめの基本エリア2つとNGエリア
転勤族の方は、子供が中学入学直前まで全国津々浦々に引っ越すことが多いと思います。
私の周囲でも、「子供の中学入学までは転勤についていく」という奥様が多いです。
中学入学後は、高校受験などが控えているのでそう簡単に引っ越し出来なくなります。
子供の高校卒業までは母子はその地にいる、またはどちらかの実家近くに越すという選択をする方も多いです。
さて、ここでは小学生までのお子さんを持つ転勤族におすすめのエリアを説明していこうと思います。
転勤族の方のほとんどが、地方都市に住むケースがほとんどだと思うので、地方都市に詳しい私が地方都市でおすすめのエリアの特徴を紹介していきます。
OK1.大企業・大学・国家公務員の社宅がある地域
大企業は都市銀行・地銀大手・証券会社・鉄道などの社宅、国家公務員の官舎がある地域は安定の学区です。
将来的に大都市圏の本社や本庁に戻るので、子供の教育に熱心な家庭がほとんどです。
出入りも激しいので、ドロドロっとした雰囲気もゼロ・笑。
ママ友の付き合いもサラッとできるメリットもあります。
旦那さんの肩書を気にするママさんもいるかもしれませんが、そういうタイプはスルーしましょう。
こういう地域には、ニーズがあるのでスポーツやピアノ、英会話や勉強系などの習い事教室も多いので送り迎えにも便利と言えます。
google mapで【宿舎 ○○大学】【官舎 or 社宅】とキーワードを入力して検索できます。
それをリサーチした上で、学区情報と照らし合わせてみるとかなり精度の高い情報を得られるはずです。
OK2.昔ながらの文教地区
私の生まれ故郷でも、昔ながらの文教地区があります。
そして、現在の住まいでもあり、そこの学区は教育熱激アツとして有名です。
落ち着いた環境で、習い事教室も多くあり小さいお子さんを持つ親としては住んでみたい街でもあります。
しか~し、不動産会社は文教地区の物件を高めに設定していることがほとんどなので会社から支給される家賃補助の金額と睨めっこする可能性が高いです・・・。
その条件をクリアすれば、おすすめのエリアと言えます。
文教地区と言うこともあり、他の子の成績を気にするママさんも存在すると思いますが、上手くかわしていきましょう・苦笑。
NG1.郊外の裕福層が住む宅地開発された住宅地
郊外の宅地開発された住宅地の中でも、建売ではない街は裕福層が住むので教育熱は高いです。
そういった地域にも、戸建ての賃貸(転勤などで貸し出すなど)がありますが、転勤族向けではありません・・・。
理由は3つあります。
- すでにママのネットワークが出来上がっていて入りにくい
- 戸建てが多く入れ替えがほとんどない→人間関係の構築に躓くと辛い
- 子供の成績や旦那の出世が自分の全てと考えるママがいる、はず
出入りの少ない街であるがゆえに、トラブルに巻き込まれる可能性が高まるので、私でしたら100%避けます・笑。
やはり王道は、【転勤族が多く教育熱が高い家庭が住んでいる街】ですね。
それでは次からは、具体的に学区の情報を得る方法を紹介していきます。
引っ越し先の学区の情報を探る4つの方法
年中~小学生の子供を持つ親が、転勤などによる引っ越し先選びで気にするのが学区です。
社宅があるなら、そこに入るしかありません。
完全に私の個人的感想ですが、地方都市にあるそれなりの企業や公務員系の社宅は安定学区に立地しているイメージがあります。
私が通った小学校も、その地域では安定の学区でした。
近所には某都市銀行の社宅があり、そこに住んでいる同級生と仲良くなりたまに遊びに行った記憶があります。
「3年おきに引っ越しをする」とその子から聞いたときは、驚きましたね~。当時の私はそんな世界があるのを知らなかったので・笑。
さて、ここでは具体的に安定学区を調べる4つの方法を紹介していきたいと思います。
1.ネットで検索する
今や王道の方法なのが、ネット検索です。
yahoo知恵袋で検索すると似たような質問がわんさかヒットします。
「○○市 小学校 文教地区」「○○市 小学校 おすすめ」とキーワードをなどで検索することです。
そうすると評判の小学校や学区がバァ~、と出てきます。
県庁所在地から人口NO.3位の街であればかなりの情報をゲットできるはずです。
2.不動産屋さんとタクシー運転手に聞く
地元の人の声を知りたい!、という時は不動産屋さんとタクシー運転手に聞くのがベストです。
不動産屋さんは、賃貸などを扱うのでその土地に精通しています。
環境の良い学区に関して熟知しているからです。
賃貸情報を見ていて【○○小学区】と目立つように押している物件は、人気学区がほとんどなので確認することをオススメします。
また、タクシー運転手も生きた情報を常に蓄積しており、転勤先の学区に関して聞いてみると特ダネを教えてくれるかもしれません。
立ち寄るコンビニで見かける学生の姿も目にするので、どういった雰囲気の生徒が多いのか不動産屋以上に詳しいといえます。
住んでいる層も把握しているので、物件探しの際はタクシーを使うこともいいアイデアです。
リアルな情報を知りたい時は不動産屋さんとタクシー運転手に聞いてみましょう。
3.会社の同僚・先輩・上司に相談する
会社の同僚・先輩・上司の中で、転勤先に住んだ経験のある人がいたら迷わず相談してみましょう。
信頼できる人の情報は、何よりも心強いものです。
「○○はネットで評判と書いてあるけど、実際は学力差が大きいよ」など住んだことのある人しか分からない情報を得られるかもしれません。
会社の人なら誰でもいい、という訳ではなく【教育熱が高めの人】に聞くことがポイントです。
子供の教育に無関心だと、そういった情報を把握していないと思うので優先順位は低いと言えます。
4.裏技・地域NO1、2の塾に問い合わせる
これは裏技ですが、転勤先で規模の大きい塾に問い合わせてみるのもおすすめです。
いきなり「学力高い学区」とストレートに聞くのも気が引ける場合は、遠回しに「転勤族が多い学区はどの辺りになりますか?」と聞いてみましょう。
塾の先生は教えることが好きなので、質問にしっかり答えるはずです。
もちろん、全員に当てはまるとは限りませんが・・・苦笑。
また、学区内の学習系の習い事教室の数もチェックしてく
ださい。
英会話教室、公文、学研、塾が多い地域は通っている生徒が多いので、そういった教育産業も進出していると考えて間違いはありません。
教育熱が高いので、教室数が多いのです。
まとめ
子供が乳幼児だったら、単に小児科が近い、スーパーが近くにあるという基準で住まい探しをします。
成長し、年中以上になるとどうしても学区を頭に入れながらの住居探しとなってしまうので、大変さが増していきます。
今ではネットという便利なツールがあるので、最大限に活かして転居先を探していきましょう!
いつも読み応えのある記事をありがとうございます。毎回楽しく拝見しています。
私も元転勤族です。
うちの近くにも国家公務員の合同宿舎があるんですが、最近はお子さんを連れてこられる方はめっきり減りました。
数少ない転入されてきた方に聞きましたが、ほぼ単身赴任者用の寮になっているようです。
企業も以前のような社宅はやめて借り上げ社宅になっています。
一応県庁所在地なんですが、ここが田舎すぎるんでしょうね…
大学の官舎はお子さん連れの方が多いですが、全体的にはお子さんがまだ小学生であっても、お子さんを連れた転勤族の方はかなり減っている印象です。
中学受験が低年齢化している影響かなと個人的に思ってました。
なので、わかりやすい転勤族の多いエリアは少なくなってしまいました。
私個人としては番外編の塾に聞くのをお勧めします。
地域で規模の大きい塾に聞くのもいいですが、個人塾もいいですよ。
地方だと受験熱がそんなに高くないので、中学受験や上位校受験専門の塾は個人塾であることが多いですから。
中受や上位校受験専門の塾があるエリアは教育熱の高いエリアである可能性が高いです。
通っている塾生がどこの学校の子が多いかくらいなら聞けば教えてもらえます。
エデュで地域で評判の塾を探して見るとかもおすすめです。
でも結局のところ、学区選びはギャンブルの要素が強いです。
一人強烈な子がいるとその学年だけ他の学年と雰囲気が違う…とかありますから。
まあ、その辺りは転勤族だからいずれ引っ越せるのが救いかもしれません。
うーめん様
コメントありがとうございます。
我が家の近くの官舎などは、けっこう小さいお子さんも見かけるので、地域差はあるのかもしれませんね。
2年前に首都圏に越したお宅は、「今後は子供の学校のこと(お子さん2人とも小学生)転勤があってもついて行かない」と奥さんがハッキリ言っていたのが印象的でした。
ちなみに、ご夫婦とも首都圏出身でしたので中学受験などを視野に入れている様子でした。
子供の中学入学を機に実家(大都市圏出身の場合)に戻る、という方も近所でいました。
個人塾だと、より地域に詳しいから良いアイデアですね!
個人塾や家庭教師をやられている先生は、ブログなどで情報発信されている方もいるので、ダイレクトに質問できますし。
近辺でも、数年前にありました。
評判が良い学区でしたが、とある学年だけ荒れて、先生方が苦慮されていると耳にしたものです。
学区選びは正解がなく、ギャンブル的ではありますよね。
まち子様、早速のお返事ありがとうございます。
でも、宇宙関連のお仕事に就きたいなんて素晴らしいですね!!
うちの娘の夢は「漫画家」ですよ〜、私も小学生の頃、りぼん読んで本気で漫画家になりたいと考えたことがあったから気持ちは分かりますけどね(笑)
後、お子さん達の読んでいる本の内容もレベルが高いなといつも感心します。
うちの娘もそれなりには読みますが、一番好きなのは、星占い、心理テスト、恋バナの本だそうです‥、一期一会シリーズとかご存知ですか‥、女子って一年生で既にこんなものなんですかね。
とはいえ、すみっこぐらしの読書ノート買ったこともあり、学研の10分で読めるシリーズとかも読み進めています。伝記とかトリビア的な科学のお話しが楽しいみたいです。
図書館も一週間に一回は必ず行きたがるので、どんな本だろうが活字を読まないよりマシだと思って連れていっていますが‥、「エルマーの冒険」とかなんて間違っても手に取りませんよ。
2年生、3年生も中だるみせず頑張りたいと思いつつ、まだ子供自身に何のために勉強するかという意識がないので、難しいですね。
もっと勉強だけでなく色々な体験をさせてやれるよう心がけてみます。
もちこ様
今の小学生は、ユーチューバーになりたがっている子もいますからね。
4年生になると、真面目に将来の夢として語っている子も出てきています。
漫画ははとても可愛らしくて素敵ですね。
イラスト描くのが好きなのでしょうか?!
中学年以降、グループ活動などの発表でイラストが描けると見栄えも良くなりますよ♪
親世代の時よりも、人前に出て発表する機会が増えるので、自信につながる特技があると自己肯定感を高められます。
読書に関してですが、私も心理テストなど読んでいました。懐かしいです。
これはたまたまですが、最寄りの図書館は占い系の本が超目立たない棚に設置されてます。
こういった理由もあり、そういったジャンルがあることにすら気がついていないのです。
次の記事では、最近子供①②がハマっている「ズッコケ三人組」に関して書こうと思っています。
冒険談やお笑い系が好きなんですよね、基本的に。
性別関係なく、2人は恋愛系が苦手なようです・・・・苦笑。
一期一会シリーズが好きな子は私の周囲でもいますよ!!
どんなジャンルでも、読まないよりは読んだ方がいいので、どんどん本に触れさせてみてくださいね!
小学一年生女児の母ですが、いつもこのブログを楽しく拝見させていただいております。
小学一年生では、グレードアップ問題集→はなまるドリル→ハイレベ100(今ココ)と進めており、年明けから2年生の計算と漢字の先取りを進めているとこです。
勉強時間は毎日30〜40分くらいです。
ハイレベ100は、7〜8割の解答率で間違えた箇所をこれから徹底的に反復すれば力がつくはずと信じています‥が、毎日叱咤激励、ご機嫌とりしつつ進めるのは疲れます。
公立難関校は目指したいけど、中学受験はする訳ではないから、何か家でコツコツとたまには炎上しながら問題に取り組んでいる日々が見えない敵と戦っているみたいでとても孤独なんですよね、だからこのブログを見るととっても励まされます。
それで教えていただきたいのですが、まち子さんのお家はトップクラス問題集の徹底理解編に取り組まれているようですが、ハイレべ100と比較して難易度はどうですか?
どちらがオススメなのでしょうか?
後、全国統一テストってどうなのでしょうか
?2年になったら受けさせてみてもと思いつつ、学校の100 点当たり前テストが当然と思っている我が子は、会場で号泣してしまいそうなのですが‥
ちなみに県内塾のこういったテストは4年くらいからみたいですね。
また貴重なアドバイスいただけるとありがたいです。
もちこ様
はじめまして&コメントありがとうございます!
ハイレベ100とトップクラス問題集・徹底理解編の違いですが、難易度というよりは単に冊子の向きで選んだ部分もあります・・・(;’∀’)
ハイレベル100は、学校の漢字ドリルと同じような形をとっているので、気分やの子供①は「学校と同じようなことしたくないな~」となりそうだったので、とトップクラス問題集を選択しました。
ちょっと変化球を投げることで、勉強する気になれば、という単純なものです。
すみません、参考にならいと思いますけど・・・。
全国統一テストを受けると、地方にいながら全国での立ち位置が分かるメリットがあります。
低学年では、そういった模試会場でテスト中に泣き出す子や先生に答えを聞く子もいるそうです。
学校のテストとは全く違いますから、仕方がないですよね。
塾で仕事をしている時も、自分自身の経験からも小学校高学年で学力は固定化していました。
そして、子供①②を通じて感じるのは地方でも親世代より若年化していることです。
小学校3年で緩やかに2極化し、4年では明確な差(上位層と下位層)が出来ています。
おそらく、地方都市でも熱心な親は昔より熱心になっているからと思われます。
低学年では、計算や漢字など吸収しやすいのでドンドンやらせたくなりますが、外遊びや読書、文化施設巡り、映画鑑賞など多様なことを経験させることが大切です。
それらのことを通じて、自分のやりたいことが見つかり向上心に繋がります!
完全に、急がば回れではありますけどね・苦笑。
我が家の子供①は、科学系の本や火星の観察を通じて宇宙関連の仕事に就きたいと考えるようになりました。
今では、以前より勉強に前向きに取り組んでいます。
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