【触れてはいけない事実】学区格差ってやっぱりあるの? in 地方都市

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越境入学=より良い学区へ

地方都市でよくみられたパターンは、学区的にう~ん・・・な中学校に入学させたくないから、国立大附属中を受けてみる、です。

 

これは北関東の某市でも昔から見られた光景ですので、全国的によくある話なのでしょう。

 

最近は、学区に関する問題は【小学校入学】にまで引き下がり、小学校からアレコレ頭を悩ます御家庭が増えている印象を受けます。

 

しかし、昔とは違いインターネットの登場で【学区問題】が簡単に情報をゲットしやすい時代になっています。

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キンドルとは違う読み心地かなと思いますので、読み比べもしてみてください。

内容は一緒です!

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ありがとうございます。

 

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すべてを変えたインターネット

昔は全てがオブラートに包まれていたました。

一般人レベルで、どこの学区が良い・悪いかは顔が広くて色々事情を知っている大人不動産会社塾関係者のみ知っている情報だった、ハズ。

 

しかし、便利なインターネットが全てを覆してしまい、今ではワードを入力してポチット押せば知りたい情報が瞬時に得られます。

 

NHKのクローズアップ現代でも、公立小の学区移民特集を組まれたほどです。

 

首都圏では人気公立小へ引っ越しは当たり前のようです。

知恵袋などでも、転勤シーズンになるとよくみかけます。

 

例えば、こんな感じでしょうか(中山オリジナル文章です)

「夫の転勤で○○県○○市に引っ越すことになりました。現在小学2年生と幼稚園年中の子供が二人います。将来は首都圏に戻り、中学受験する予定です

教育熱心なご家庭が多い学区に通わせたいので、教えていただければ幸いです」

 

で、この質問に地元の方々が丁寧に答えてくれます。

その返答の中には、避けた方がいい地域の名前もガッツリ書いてあることも事実です。

 

学区の違いは本当にあるのか

今では、地方では昔からみられる、附属小受験コースの他に、公立小の越境話まで散見しています。

アノ中学校は荒れているから、それを避けるために隣接するより良い小学校の学区に避難する!という家庭もあります。

 

中学校から、ではなく小学校から、と先取り教育みたいに早め早めに手を打っているな~、と色々耳に入る話から感じる自分がいます。

 

これも、口コミがママさん同士の立ち話ではなくスマホのLINE経由で瞬時に伝達され、「あそこはヤバイ」、「こっちは熱心で落ち着いた子が多いらしい」等々のネタはてんこ盛り状態。

 

学区が良ければそこで成績アップすればいいのですが、学区が良い=上位層は固定されている、という図式があります。

 

これは私が中学時代(地域で1位、2位を争う公立中)に経験しているので間違いありません。

ところで、公立優位の地方では、ブランド公立中という摩訶不思議な存在があります。

私もその中で過ごしたので、ブランド公立中以外がどういうものなのか、知らないまま成長しました。

 

昔の越境こぼれ話

私はブランド公立中(自分で言うのも恥ずかしい)で叩き上げでトップ層までたどり着きました。

その中学時代に何人かのバス通学の子に出会っています。

 

私の学年は女子率が高かったのですが、本当は隣の中学校に家があるけれど、お父さんの勤務先が学区内にあるから、という理由で変更申請したそうです。

モチロン、その子達はお父さんの勤め先に寄ることもなく、バスで帰宅していましたけどね・笑。

 

すっごく頭のいいAちゃんという子がいました。私と真逆な裕福層です。

お金持ちで才女なので、みんな真正面からぶつかった付き合いをしていない感じでしたが、正反対の環境の私が正々堂々と友人関係を構築しました。

 

あと、彼女と出会い、お嬢様ってイイ子なんだ、と思いました。

それまで、まんがの世界でお金持ち=いじわる、と完全に自分で作っていたので・・・爆笑。

 

お兄ちゃんは住んでいた学区内の公立中に通学していたものの、そこがパットしないので(どうやら学年に数人の不良がいたそうです)、自分はこの中学校に通うことになった、と言っていましたね。

ちなみに、Aちゃんの越境方法ですが、古典的な祖父母宅の住所を使ったと話してくれました。

 

2歳差兄妹なので1年間重なるところを、両親と相談して越境して別の中学校を選択したわけです。

ここまで徹底した越境をした家は、未だに出会ったことがありません。

 

学区差をまざまざと見せつけられた事件

情報が得やすい時代なので、ネットでは学区に関する話はアチコチに落ちています。

私の経験話です。

北関東の某市の優良学区に住んでいて、高校に進学した後、実家は区画整理のため郊外に引っ越しました。(入って来るお金がほとんどなく、当時は超郊外に行くしかなかったので)

四兄弟の末っ子だけは引っ越し先の中学に通うことに。

 

そこは当時、典型的な、子供に勉強させる=可哀想と思う親が多数地区・・・。

(今では区画整理事業がガンガン進み、大人気地域に変貌してしまいました・笑)

 

定期テストの問題も教科書のワークそのまんま・・・。

生徒数の母数は300人程度と、さほど変わりませんでしたが、私の経験と末っ子の話を統合すると以下のことが分かりました。

 

ブランド公立中

男女それぞれのNo.1&No.2に合格するのは35番以内(学年のデキにもよる)にいれば安全圏。

ちなみに、私の時はNo.1女子高に13人位合格しました。

母数を考えると、近隣中の中では進学実績は良かったです。○○中=出来る子が多い、という図式が出来ていました。

 

勉強させるの可哀想だよね公立中

男女No.1に進学するのは学年で合計5~6名程度・・・。

No.2男は6人程度いるものの、女子高は2人くらい?という話。

男女のNo.1&No.2はトータル15名程度ということでした。

 

高校進学後、私は引っ越し先の近所に同じクラスの同級生が住んでいることを知りました。で、〇〇中卒なの?と聞いたら、その子は国立大学附属中出身でした。

 

昔からあるけどさらに加速?

子供は遊ばせて(ゲーム与えっぱなし)おく学区では、そういう考えたかの保護者が多いので、教育熱心な家庭は目立つ存在です。

塾講師時代でもそうでしたし、末っ子の話でも、親が医者か教師の同級生は勉強できていたと言っていましたね。ですから、学区の差というのは昔から確実にあります

 

そういう地域で育つには、ブレない子供に育てるのが有効な手段でしょうか。

現代はネットのおかげで情報が瞬く間に広がり、熱心な保護者は逃亡を試みるわけです。

地方都市でも、完全に二極化しています・・・、ね。

 

番外編:マンションは学区で選びなさい

首都圏の学区に関する話はコチラの本がお勧めです!将来引っ越す可能性が高い方は、お子さんの学区選びの事前リサーチはしっかりしておかないといけませんね。

筆者は不動産会社運営&自分の子育てで感じた学区差をあらゆるデーターを駆使して説明しています!

 

首都圏でも、区の間の格差は知っていましたが、人気区の中でも更に人気小学校が存在していることには驚きました。

マンションは学区で選びなさい (小学館新書) (小学館新書 お 18-1)

マンションは学区で選びなさい (小学館新書) 

 

著者の沖氏が運営しているスマイル・アクトの、住まいサーフィンでは年収の高い学区ランキング(無料会員登録すると他の情報も閲覧可能) など子育て世代が気になる情報を公開しています。

 

地方でも、学区の良いマンション・戸建ての中古物件、新築は高値です。

が、学区的にう~んな物件は同じ間取りや築年でも明らかに安くなっています。

 

売却する際も、乱暴な言い方ですが、学区が良いと値崩れしにくい傾向はあります。

 

我が家が住んでいる地域でも、不動産価格そして新築マンションの売れ行きは学区で左右されていることは感じています。

 

地方でもそうなのですから、首都圏や近畿圏はもっとすごいのでしょうね。



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