(Last Updated On: 2018年9月10日)

 

子供がいれば気にする、学区問題

ほとんどの転勤族の親御さんはネット検索して評判のいい学区を選び、評判の悪い学区を避けると思います。

私は、学区を気にして引っ越しをしたことは今のところありません。今住んでいる街は子供①が乳幼児期に来たので、学区を優先に考えていませんでした。

 

もし、これから引っ越しをするなら何を最重要に考えるか?

もちろん、学区事情を徹底的に調べます。

学区に関する関連記事:「マンションは学区で選びなさい」

 

隣接している学区であっても

NHKのクローズアップ現代+

 

公立小のことが話題にあがっていましたが、これは大都市圏のみ&最近の話ではありません。

私の父は、なぜか学区のことをよく知っていて、我々子供によく、「〇〇は文教地区、△△はお屋敷(お金持ち邸宅)がひつもない(荒れている」)と教えてくれました。

私は学区の中学校に進学すると奇妙なことに気が付きました。

 

学区が隣接する△△地区からわざわざバスに乗って通学する同級生が一定数いたのです。その中の一人と仲が良くなり、なぜ遠い中学校に来るのか話を聞いてみた。

「親が、ここの方がいいから、って」

何とも釈然としない答えに最初戸惑いましたが、父が口にしていたことを思い出したのです。そうか、これが越境入学なんだ、と。

 

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地方でも確実にある学区格差

私の義務教育はバブル景気→バブル崩壊→不況(就職氷河期)と激動の時代と重なりつつも、まだま携帯電話なんぞ庶民に普及する前。

ましてや、インターネット登場の前夜みたいな時代です。

 

情報は、テレビ&ラジオ&雑誌から仕入れるくらい。それでも、父のような大人は地域によって学力の差があることを知っていました。

その時代から、難のある学区に住んでいる開業医や歯科医の子供たちは、附属小や私立中に避難していました。

 

時は流れ、インターネットにより、どこの小学校(しいては中学校にもつながる)が良いのか、という質問はネット検索にかければポン、と出てくるように。

クローズアップ現代+で紹介されている不動産会社のスタイルアクトが運営している住まいサーフィンでは、年収の高い学区ランキング(無料会員登録すると他の情報も閲覧可能)なども公開。

 

うわ~、大都市は凄いな、公立小を選ぶ時代か~、と他人事ではなく、地方都市もここまでではないにしろ、同じことが起きています。

 

値段の違うマンション

私が住んでいる街(仮にA地区)では、隣接する学区でマンションの値段が違います。

本当に、道路一本だけで分けられている学区です。仮にそちらをB地区としましょう。

こちらに越してきて、新聞のチラシをよく見ていると、A地区とB地区のマンションの売れ行きも値段も異なることに気が付きました。

 

A地区は建築中の第一期分譲・第二期分譲で即完売。

けれど、B地区のマンションは建築も後半になっているのにまだまだチラシが入っています。完成後もチラシが入ります。

そして、同じ間取り&学校からの距離も同程度にも関わらず、B地区の方が数百万は安い相場。地元の奥様に話を聞くと、興味深いことが判明しました。

 

他市or他県から来た若いご夫婦は人気エリアなのに値段が安いから、ラッキー!と購入する

子供が生まれる

幼稚園or保育園に通う

どうやら学区の評判が芳しくないことが判明

慌てる

なんとか隣のA地区にねじりこもうとするも無理

マンションを売り、A地区か同程度の学区に引っ越す

 

これが、1,2人ではないようなんですよね。

 

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 人気学区に入れるデメリット

更に注意深く、チラシを見ていくと、少し離れた地域の物件でも、目立つように〇〇学区!!希少な□□学区!!!、と書かれていることに気が付きます。

 

帰省中に、北関東の某県某市の不動産関連のチラシを見ていても、〇〇学区の文字は踊っているので、全国津々浦々に学区による温度差は隠されていない事実なのでしょう。

 

おそらく、塾関係者以上に不動産業に携わっている方々は、長年人気学区を熟知していたはずです。

それが、ネットの発達により、一般市民同士の口コミという形で爆発的に広まり、いとも簡単に一般人も知ることが出来ることとなりました。

 

デメリットは見向きもされず

マスコミやネットではメリットばかりが目に行きますが、デメリットってやはりあまり報道されないんですよね。

先日の記事でも、出来る子になるための本は本屋さんで山積みになっているけれど、勉強しない子のルール本はあまり目にしないことを書きました。

人気学区にねじ込むデメリットもやはりあります。

 

1.本人の意思を無視して無理やり通わせる

これには、当の本人は近所の学校で良いと思っているのに引っ越すor親が送迎で通うことになることで生じる摩擦です。

ただ、子供が成長すれば親の意図を理解してくれる可能性はあるので、まぁ大したデメリットではないと思います。

 

しか~し、高学年になってから、子供の考え無視で強行すると、ケンカが起きるのは必至ですが・・・。

やるなるなら、最初からが波風立たないでしょう。

 

2.周囲が優秀過ぎて、子供が埋没する

これは裏目に出るパターンです。

地元に残っていれば、’優秀な生徒’になれるのに、優秀な生徒が集まる人気学区に通うことになったため、パッとしない生徒として過ごす羽目になる

 

運動面が秀でていれば推薦も選択可能ですが、確率はそう高くはありません。

こういった危険あることを理解しなければいけません。

 

なぜ、こういったことが起きるかと言いますと、熱心なご家庭が多く集まる地域は小学生の頃から公文・学研・そろばん・英語などの習い事に通う率が高く、小学4,5年で通塾スタートします。

こういった下準備の差が中学に入ると更に広がりを見せるので、埋没する危険性があります。

 

我が家はどうだったのか

我が家がこの街に越してくるときは、子供①は幼児に足を踏み入れる直前&子供②がお腹にいたので、小学校のことは念頭にありませんでした。

 

ポイントは、転勤族が多く住み図書館と病院が近くにある町、で探しました。そうしたら、小学校も近くにある場所で暮らすことになりました。

人気がある学区ではあるものの、転勤族が多いので教育熱心な親御さんがそれなりに多い地域だけど、昔ながらの小学校の姿を保っている学校です。

 

なんだか私も懐かしいな~、と感じるような。

住めば都、という言葉がありますが、今の子育てはお受験をしなくても、住む場所選びが加速度的に熱くなっていると思います。