【本当は秘密にしたい】家庭で通塾までに伸ばしたいスキル【低学年編】

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小学校4年生頃になったら通塾を検討している。

できるなら上のクラスに入れば嬉しい(地方でもクラス分けテストを実施している塾もあります)。

英語が教科化になり、周囲では塾通いの子も増えています。

 

中学受験がレアケースという地方でも、英語をちらつかせて早めに通塾させる魂胆の塾が登場しています。

少子化なので、生き残るためにも必要な戦略ですが、このことで地方でも「小学生のうちから塾通い」が珍しいものではなくなっています。

 

元々、公立中高一貫校の登場で地方都市でも教育熱心な家庭の子が塾通いをする傾向がこの10年以上続いています。

そのため、中学受験が一般的ではない地方では「子どもの学力差」は顕著だと感じています。

 

首都圏や近畿圏では中学受験が珍しくはないので、通塾することを念頭にした子育てをしている方は少なくないでしょう。

ただ、地方では小学3,4年から塾通いは少数派。

今回は、地方在住で小学生からの通塾を考えている保護者向けに「通塾開始までに家庭勉強で伸ばしておきたいこと(低学年編)」を実体験からお伝えしていきます。

 

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小学生から塾に来る子は仕上がっている

一口に塾と言っても、多種多様な塾があります。

そして、「成績上位の子」「成績上~中」「成績中~下」向けの塾があります。

大手になると、地方でも小学生の高学年でクラス分けが行われることもあります。

すなわち、同じ塾でも「成績上位(将来医学部・難関大学レベル)」「成績上~中」と分けられることも珍しくありません。

 

ここでは、成績上位の子が集まる塾やクラス向けにお話を進めていきます。

こういった塾に来る子は、すでに家庭学習をしっかりして園児や低学年の頃に公文、もしくはZ会などの通信教材を利用し、しっかり勉強してきた子が多数を占めています。

 

もちろん、全員が全員ガンガン勉強してきた子ではありません、基本的に「塾に入ったからそこで勉強しなさい」ではありません。

すでに勉強する習慣が定着し「さらに難しいことを学ぶ」というスタンスで入塾しています。

 

将来、医学部に進学したいなどの明確な目標を持っている子もいます。

保護者の方も「塾で勉強させる習慣を身につけて欲しい」という気持ちではない、ということです。

それを念頭に置いて、家庭で準備をしていく必要があります。

 

計算スピードは小学校でトップクラスを目指す

子ども①の経験から、計算スピードは公立小のクラスでトップ5,トップ3に入るのを目指したいところです。

 

子ども①はチンタラ問題を解く子でした。

計算ドリルが大嫌いでしたので、5分間計算ドリル 小学1年生―にがてな計算をたいじするを愛用。

5分間計算ドリル 小学1年生―にがてな計算をたいじする

人並みの計算スピードが身につき、クラス内でもそこそこ早い方になりました。

けれど、塾ではスピードが鬼のように早い子が複数います。

 

タイマーを使って徐々にスピーディーに解くようになり、なんとかレベルアップしましたが、大変苦労しました。

 

計算スピードシリーズ】はこちらをご参考にしてください↓

 

 

 

とくに低学年の頃は計算スピードがあると、クラス内でも目立ち「凄いね」と声を掛けられます。

子どもに自信がつき、勉強に前向きな気持ちになれるので「計算力や計算スピードをつける」は重要なポイントです。

 

塾に来る子ども達は、ソロバンや公文で計算力を鍛えている子も多いので、そういう子についていくために計算スピードは意識しましょう。

 

ただし、計算スピードばかりを追い求めてはいけません。

学年があげれば、時間をかけて解く問題も出ていきます。

スピード至上主義の子だと「はやく解けないからイヤダ」といきなり算数に嫌悪感を抱きかねません。

求めすぎず、ほどほどを意識したいですね。

 

雑学を身につける

賢い子は勉強一辺倒だけではなく、あらゆるジャンルの知識が豊富です。

幅広い知識を身につけると、クラスの雰囲気に慣れます。

ただし、ひけらかすと反感を買うので気をつけてください。

 

「勉強に関係ないのでは?」と思うかもしれませんが、塾のクラスメイトと仲良くなることで「みんな勉強しているから自分も頑張る!」と仲間意識を持つようになります。

そして、豆知識的なものが多いと「あの子は色々と詳しい」と一目置かれる存在に。

 

失うものは何もないので、本やテレビのクイズ番組を通して知識量を増やしていきたいですね。

あと、スポーツが好きな子も多いです。

子ども①②に聞いても、「小学校の同級生と比べても圧倒的にスポーツに詳しい」と口をそろえています。

 

どの塾でもそうとは限りませんが、スポーツ観戦やスポーツ好きな子は多いようです。

サッカー用語や野球用語、バスケットボール用語やゴルフ、ウィンタースポーツなどの基本的なルールや用語を教えておくと、役に立つ場面がありますよ。

 

何か得意なことを手に入れる

最近よく言われる自己肯定感の高い子。

自己肯定感の高い子の方がチャレンジ精神が高く意欲的、という話です。

塾に入ると、勉強できる子がゴロゴロいるので時には「自分はダメだ~」となることも。

そういう場面に遭遇しても、立ち直れる精神力を持つには「得意なことがある」と最強です。

 

例えば、我が家の子ども①は地理好きで、塾のトップの子よりも出来るらしく(あくまで本人談)、変に自信を持っています。

あと、ルービックキューブも好きなのでそれも強み。

 

子ども②は速読がとんでもないので、それが強み(本人は速いと思っていませんが・・・・)になっています。

他の子よりも何か得意なもの、これだけは負けないと思っていることがあるとないとでは心の持ちようが違います。

 

動物に詳しい、植物や野菜に強いなどなど。

親からみたら「そんなこと?」というのも、子どもにとっては「周囲の中で誰よりも知っている」というのは誇りになります。

 

私は小さい頃自己肯定感が低かったので、低いことで良いことはあまりないのを実感しています。

なので、自分の子ども達には自己肯定感が高く、「逃げずに立ち向かう子」になって欲しいな、と考えながら子育てをしています。

 

勉強以外の長所も塾通い成功の秘訣

正直言うと、地方で小学生の頃から学習内容が濃い塾に通う子はほぼ100%、教育熱心な家庭出身者です。

そのため、基本的に学力は高く学習習慣も定着しています。

そういった環境下で、臆せず通い続けるのは自己肯定感が高い子の方が気楽に通塾ができます。

 

周囲と自分を比較して、【自分なんて・・・】となると勉強への意欲も下がってきますしね。

 

子ども①②に関しては、周囲が出来る子ばかりなのは分かりつつ、自分を卑下せず自分なりに淡々と(かなり淡々と・苦笑)勉強しています。

2人をみていると、勉強を継続させるためには、ある種の鈍感力も必要なのかもしれません。

自分と他者の差を気にし過ぎたりしないのも、伸ばしたい力の一つです。

この力は、何といっても親が【○○君、○○ちゃんは何点だったの?】としつこく聞かないことが重要です。

他者と比べてばかりいる子は、上を見ず勝てそうな相手に焦点を定めてマウントを取り始めます。

これはやはり避けたいところ。

 

勉強一辺倒にならず、雑学や得意なことを伸ばすなど、心の余裕を持って通塾までに様々な力を伸ばしていきたいですね。



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