読書習慣は小さい頃に親子でどれだけ読んだか、図書館によく行ったのかどうかで左右されると考えています。
そう、親の心がけ一つで大きく変わるのです。
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語彙力と読むスピードをこっそり上げる
子ども①は2年の後半から全国展開している2つの塾の模試を何回か受けたことがあります。
1つは近所にあるA塾、もう一つは2017年秋から通塾しているB塾。
学校のテストとは全く異なる問題と雰囲気に最初はビビッていましたが、2回、3回と重ねると慣れてきました。
ただ、学年が上がると問題の質も受験者数も増えてくるので、今までのような点数を取る可能性は低いです。
テスト終了後に親子共々口に出るのが、最後までたどり着くことができたかどうか、という点です。
点数に関してはアレコレ言ってもキリがないのであまり話題に上らないようにしています。
が、最後まで解けるスピード力はそんな簡単にはつけることが出来ません。
やはり、自分の経験上、点数の差上下差がハッキリ出始めるのは10歳前後、小学校3年~4年だと感じています。
読解のスピード力のつけ方
正確かつスピーディーに問題に取り組む力は、大学入試改革以降の入試に直結する力です。
今回の改革では経済界からの要望も踏まえ、グローバル化社会でも通用する人材育成の要素も含まれています。
未知の問題に直面した時に日本人特有の決定を先延ばしにしない欧米型のスピードある決断力のある人材を各大学・企業は欲しがっているのは確かです。
この力を家庭でどのように身につけるか、を考えてみました。
先ずは読むスピードについて。
大学入試がどんな形態になったとしても、問題を解くには正確さとスピードが必要です。
子供が小さい頃から出来る骨格作りといえば、やはり読書を通じて活字に慣れること。
過去、読むことに慣れていない生徒は問題文を読むのも大変そうでしたし、それ以上に問題の意図を自分で消化することも難しかったです。
学年が上がれば出来る、ということでは決してありません。
働いていた時にあらゆる年齢の生徒を見ていました。
スピーディーかつ正確さを小学校低学年で身に着けている子もいれば、上記で書いた生徒のように高校受験を控えた中学3年生でも苦戦する子がいたのが現実です。
この差はいったいどこから生まれるのだろうか、と観察していると、明確な差は読書習慣と家庭での過ごし方でした。
ちなみに、両家とも経済的な相違はなし、です。
2つの家庭の決定的な違い
小学生のB君は家に本が色々あり、しかも両親ともに読書家。
お母さんが図書館で色々と借りてきて、読めるかどうか試し読みをすると言っていました。
またテレビは必要以上に視聴しない家でした。
受験生でもある中学3年生のC君は、漫画は大好きだけれどお母さんに全て処分された上に夜遅くまで無理やり勉強させられる日も。
そうかと思えば、子供の面倒を放置して子供たちがテレビ見放題の日もある、とお母さんのスタンスが一貫していませんでした。
突っ込みどころ満載の家庭環境
C君は数学が得意でしたが、テストの度に問題の読み間違えなどで点数を大きく落としてばかり。
あと、乱雑な字で数字を書き間違えてしまい、そのために解答を間違えるミスも目立ちました。
唯一の心の救いだった漫画(ジャンプに連載されているような普通のお笑い系の内容!!)を全て捨てられてしまい、落ち込み、勉強への意欲が萎んでいく姿を今でもよく覚えています。
しかも、夜遅くまで部屋に閉じ込められて勉強させられていると、塾でも眠たそうにして問題も説明も頭に入ってこない様子で先生からしたらお手上げ状態の日も多々あり。
学校では居眠りばかりしている、と本人が告白してくれました。
この経験を踏まえて、スピード力と正確さに欠かせないものを考えだしました。
- 親の子育てのスタンスはぶれないようにする。
- 子供が好きなものを勝手に処分しない。危険物なら仕方ないが。
- 無理やり夜遅くまで勉強させない。逆効果。
- 親と一緒に本を読む時間を設ける。
- テレビはだらだら見ない。
- 図書館で少し難しい本も紛れ込ませて、読書年齢を少し上げる工夫をする。
我が家の読書習慣の途中経過
子供①誕生から本を読み聞かせしていますが、一番読み聞かせをしたのは子供②です。
就園前の3歳が一番のピークで、トイレ&お茶休憩を挟んだ2時間読み聞かせもしましたし、同じ本連続5回読め攻撃もありました・笑。
なかなかハードでしたが、ここで私が頑張れば、絶対に本を一人で読む子になる!!!と信じて読みました。
結果として、子供②も本好きっ子に成長しましたが、家庭学習の問題を読み間違えることもあり、う~ん、どうした、と悩む自分がいます・苦笑。
ただ粘り強く問題に取り組む姿勢は、低学年ながらアッパレ!!と感心します。
子ども②の家庭学習の軌道修正話はコチラに書いてあります↓
ちなみに我が家では、サピックスの算数脳はちょっと系統が違うので(中学受験を考えていないので)、子供①にさせたものの、基本的に難易度の高い問題は低学年であまり触れないようにしています。
サピックスの算数脳
難関中学を受ける!、とお考えでしたらオススメですよ。
地方在住のフツーな子供には厳しいものでしたが、ある意味いい想い出です。
話を読み聞かせに戻りますが、ドラえもんの漫画もよく読み聞かせをしました。
私の場合は、旧声優陣の声でよく読んであげました・笑。完全に自己満足の世界ですが子供たちは喜んでいました。
私も図書館でアレコレ借りてきます。
子供③はタンポポやトどんぐりなど自然系の本が好きなので、それを借りてくれば読め読めと攻撃してくるので分かりやすいですが、①②の本選びには頭を痛めます。
二人とも冒険、探偵やお笑い系が好きですね。
我が家のようにみ聞かせでも大活躍した「ドラえもんの学習漫画」の詳細はこちら↓
我が家で読まれた園児~1年生向け本
年長の4月~1年生の終わりまでに読んだ本を少し紹介します。
かいけつゾロリ
かいけつゾロリ スターたんじょう: かいけつゾロリシリーズ66
超有名。男女関係なく園児&低学年の子が夢中になる本です。原先生ご本人が本が好きではなかったので、活字嫌いな子でも好きになる本を!、というのが誕生のきっかけだとか。
ゾロリから一歩踏み出す児童書をまとめてあります↓
キャベたまたんていシリーズ
一通りゾロリを読んだ後、手にしたのがこちらです。
絵も子供が好きそうなものです。
キラキラお姫様系の子はムリだと思いますが、基本的にゾロリ同様男女OKな本です。
探偵なので、事件を解決するハラハラドキが子供のハートをつかむのでは?、と感じました。
キツネのかぎやシリーズ
キャベたまの先生と同じです。
こちらも事件解決型の2時間ドラマのような話です。
サクサクページをめくりたくなるようなスリル満点な物語で、子供②が完全読み聞かを脱却し、に一人で読めるきっかけになった本。
寂しいような嬉しいような想い出深い本です。
このシリーズが終わるかな~、という時にそっと忍び込ませたのがマジックツリーハウスでした。
マジックツリーハウス
いや~、見事私の策略にはまりました・笑。
早く次読みたい、早く借りてきてとせがまれたので、豆に図書館通いをしました。
子供②はまだ遠慮しているので、いつ読ませるかのタイミングを考えないといけません。
時の迷路シリーズ
学校の図書室でも人気があるそうです。
低学年の頃は時折学校からも借りてきて一緒に寝る前にやりました。
この本をクリアーためには忍耐力が必要です!
これに限っては、読み聞かせ必須です。
子供②には2時間読み聞かせコースを経験したことがあります。
子供③は寝る前の読み聞かせで、涼しい顔して4,5冊持ってきますからね。
まとめ 読書習慣は1日で成らず
正直言うと、読み聞かせは忍耐力が必要です。
けれど、後々のことを考えるとやった方が良いものです。
子ども①②③は毎日何かしらの本を読むようになりました。
とくに子ども②は小学1年の秋以降は年齢の2、3歳上の本を読むことが増えました。
そのおかげで、①と②で同じシリーズ物を読み、どちらが先に読むかでケンカすることも。
本好きにさせる、という親のミッションの1つは任務完了した感じです。
同様に、就学前にオススメなのが、準備問題集。
小学生になる前に、家庭学習=当然と考えるようになります。