絵本から児童書の橋渡し的な本が【かいけつゾロリ】ですよね。
年長~小学生低学年の子が夢中に。
我が家の子ども①②③もそう。
東大生がオススメする児童書としても有名ですよね。
さて、そんなゾロリですが、ネットでは時々見かける、
「子どもがゾロリしか読まない」
「そろそろゾロリ以外の本も読んでほしい」
という親御さんの悩み。
そんなお悩み解消のお手伝いになりそうなことを今回は書いていこうと思います。
エール出版社より本が出版されました。
小学3年生から4年生で気をつけるべきことを詳しく取り上げています。
kindle出版しました。unlimitedでも読めます。
完全に無料で読めるコミックエッセイです。
↓こちらはアマゾンの縦読みfliptoonです。
キンドルとは違う読み心地かなと思いますので、読み比べもしてみてください。
内容は一緒です!
透明教育ママの絵日記 教育系コミックエッセイだけど役に立つ可能性ゼロ【ブログ放置編】
新作です。
kindleのジャンル別ベストセラー獲得しました!
ありがとうございます。
かいけつゾロリの世界から出てみよう
年長から読む子は読むゾロリ。
ロングセラー児童書です。
我が家の子供たちは、1年生の時に短期集中で読み漁っていました。
男女関係なく、同級生の子はみんな読んでいる印象。
[amazonjs asin=”459102654X” locale=”JP” title=”かいけつゾロリのドラゴンたいじ (1) (かいけつゾロリシリーズ ポプラ社の小さな童話)”]
作者の原先生が、子供時代本が好きではなかったので、子供たちが読んでいても楽しめる本を、と創作しております。
そのため、本が苦手な子でも手に取る率高い児童書ですし、絵本から児童書へのコース変更する際にとっておきの1冊。
ここからさらに違う児童書へと向かう子もいれば、ずっとゾロリの世界に浸かっている子もいます。
たいてい、後者タイプの親がだんだん心配になってくるのです。
「他の子はあんな本も読んでいるのに、ウチの子は大丈夫かしら・・・」、と。
読まないよりは読んでいる方がいいのですが、やはり焦る親心、ですよね。
本のレベルアップは急激に引き上げようとすると、1000%子供は本嫌いになります。
スモールステップで色々な本に触れさせて世の中にはたくさんの本があるんだ、と教えてあげるのが双方ストレスがかからない方法だと個人的に考えています。
子供にオススメの本・おばけ系
子どもはゾロリのように、お笑い要素が含んだ本が好き。
そして、お笑い要素を含むおばけ系、探偵系も子ども受けしますよ。
ドタバタ劇、謎解きなどはいつの時代でも人気があります。
我が家の子供たちは、ゾロリからのステップアップする際に両方の系統を駆使しました。
その中の【おばけ系】は一見すると中身がない、読んでためになるの?、と親的には思いがち。
ですが、活字に慣れさせることを第一目標にするならばオススメするジャンルです。
私も怪談系の話が好きで、読んでは一人ブルブル震えていた思い出があります。
おばけマンション
イラストは女子向けのおばけマンションはシリーズ化されています。
図書館などにもたくさん並んでいるので気軽に手を取りやすい本。
ぱっと見は女子児童向けですが、中身はドタバタなので男の子もOKです。
あさりちゃんとパタリロ! が好きだったお母さんは受け入れられるかな、と・笑。
シリーズなので、一度気に入ると既刊の号を読み漁るという利点があります。
我が家の二人も、この作戦にはまりました。
図書館から大量に借りてくる任務を受けた私は、大正時代の行商人のようにリュックやカバンを膨らませて汗をかいて家と図書館を往復したものです。
男女OK ぞくぞく村のおばけシリーズ
ぞくぞく村のミイラのラムさん (ぞくぞく村のおばけシリーズ)
おばけや妖怪などが住んでいるぞくぞく村を舞台にした児童書。
こちらもシリーズ化されており、好きになったら全ての本を読んでくれること間違いなしです。
おばけマンションと同様、基本はドタバタ劇。
私が読んだ印象ですが、対象年齢は【ぞくぞく村】の方がほんの少し高い印象がありあます。
たくさんの妖怪が登場してくるので、妖怪に興味のある子は夢中になると思いますよ。
おばけやさん
挿絵なども大きく、漫画の部分もあります。
ハラハラドキドキやドタバタ劇ではありませんが、絵本から児童書へのステップアップには丁度よい1冊。
子ども②が学校の図書館で発見し、一時期集中して読んでおりました。
挿絵も穏やかです。
怪談レストラン
子ども①②が、小学3年&1年だった2017年の夏に夢中になって読んでいたシリーズ。
星新一ばりのショートショート。
気軽に読めます。
暑い夏にはもってこいの本。
ちなみに、我が家の2人は秋風が吹く頃に自然と手が伸びなくなりました・笑。
昭和10年代後半中の話なども載っており、当時の悲惨さが伝わってくるので単なる怪談話の域を超えています。
今の小学生は、祖父母が戦後生まれなので色々な体験の話を直に聞く機会が失われているのが実情ですよね。
怪談レストランでは、幅広い地域と年代を舞台にした話ばかりなので、オススメできる本です。
子どもにオススメの本・探偵系
小説の世界においても、探偵系は超鉄板。
子供向けでもたくさんの探偵ものの本が出版されています。
将来的に、シャーロックホームズを読ませたいな、とお考えでしたら探偵系を低学年の間に触れさせておくといいですよ。
子供①は最近チャレンジする宣言をしました。
ちなみに、↓は私が小学5年生時に読んでいたシリーズです。
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最近は読みやすく編集されたものも多数出版されているようです。
おそらく、子ども①はコチラをイメージしている節があります・・・笑。
[amazonjs asin=”4058114649″ locale=”JP” title=”名探偵シャーロック・ホームズ 全5巻 (10歳までに読みたい名作ミステリー)”]
ゾロリ好きな子は是非とも キャベたまたんてい
ゾロリ以外の本も読ませたいな、と図書館で本を探しているときに出会ったのが【キャベたまたんていシリーズ】。
登場人物は野菜をモチーフにしており、難しい名前ではないのもポイント。
名前が読みにくかったりすると、その時点で子供はページを進める気が失せてしまいます。
挿絵と文字のバランスもよく、低学年向け。
ゾロリと並行して読むこともできます。
また、探偵ものの入り口としては最適な1冊です。
キツネのかぎや
キャベたまたんていと同じ、三村先生の著書です。
推理モノでは定番の、警察関係者ではない主人公が相棒?の刑事さんと事件を解決していく、という内容。
キャベたまと比べても、悪者はワルらしく描写されています。
探偵系の物語は全て探偵や刑事が解決するわけではないんだよ、というのが分かる1冊です。
ナツカの事件簿
女児向けですが、男の子も楽しめるナツカの事件簿シリーズ。
こちらは、おばけ&探偵と子供が好きな要素が二つも詰まっている本です。
サクサク読めて楽しいです。
ナツカの両親は離婚していたりと、海外児童書ではよくある設定。
多種多様な家族の在り方と自然と認識させることができます。
本好きな子でしたら、小学1,2年生から読破できます。
ミルキー杉山シリーズ
本が好きな子であれば、小学1年生の後半から読めます。
狭い町で起きるドタバタ劇と事件解決がミックされ、夢中になって読むこと間違いなし。
登場人物も個性的で、個人的に【ボウズすすきだ】が好きですね。
ちなみに、彼の娘の名前はタキビちゃんです。
挿絵も大きいのですが、ゾロリし読んでいなかった子がいきなり読み始めるのは厳しい印象。
やはり、キャベタマ→ミルキー杉山の流れがいいかと思います。
我が家の子供たちが最新号を楽しみにしているシリーズの1つです。
ミステリータウン
消えたミステリー作家の謎―ぼくらのミステリータウン〈1〉 (ぼくらのミステリータウン 1)
海外物の児童書でも、探偵系(推理系)は多いです。
子供が横文字慣れする裏の目的もありますが、それなりに薄い本で1話完結のシリーズです。
10巻までありますが、子ども①は3年のとき、子ども②は2年生で読み始めました。
欧米の作家さんの本を読むことで、自分は海外の本読めるんだ!、と精神的な成長を促すきっかけにもなりますね。
最初の海外児童書としては、マジックツリーハウスとこちらのシリーズを推奨します。
番外編 おしりたんてい
おしりたんてい おしりたんていの こい!? (おしりたんていファイル)
子どもに大人気のおしりたんてい。
個人的にラッキーキャットの看板娘?すずさんが好きです。
子ども③も、おしりたんていは自分で読もうとする気になっています。
その後の経過⇒年中で読んで、年長でゾロリ、小学1年でミルキー杉山のルートをたどっています。
子ども丸投げで本好きな子にはなりにくい
基本的に我が家では自分の好きな本を勝手に読ませております。
ただし、ステップアップをする際は、様々なジャンルの本を借りてきて、興味関心のあるジャンルは何か、と観察してきました。
ほんとうに行商人のごとくリュックに背負っては多くの本を借りては本棚に置いておきましたね。今もですけど・笑。
実験の結果、最短ルートでゾロリから視野を広げられるのでは、と実感したのが今回紹介した本です。
子供の性格や趣味趣向もあるので、これがベスト!、とは言えませんが、読書の幅を広げる手助けになれたなら、と思います。
我が家の読書ルートマップはコチラに詳しく書いてありますので参考にしてください。
子ども①は小学3年生でハリーポッターを読みました。