年が明けると、もう新年度のことを考えないといけない時期になってしまいます。
子供①も早いもので2020年4月には小学6年生になります。
初めての子ということもあり、【自分で勝手に勉強する子に育てる】を子育てスローガンの1つとして色々試してきました。
自分を完全なる反面教師にし、約5,6年試行錯誤してきました。
子供①が新年度から6年生になるのを記念し、これまでやってきた取り組みを振り返ってみようと思います。
と言っても、大したことないかもです・・・。
今回は、入学前の年長から小学2年生のまとめをザっと紹介します!
エール出版社より本が出版されました。
小学3年生から4年生で気をつけるべきことを詳しく取り上げています。
kindle出版しました。unlimitedでも読めます。
完全に無料で読めるコミックエッセイです。
↓こちらはアマゾンの縦読みfliptoonです。
キンドルとは違う読み心地かなと思いますので、読み比べもしてみてください。
内容は一緒です!
透明教育ママの絵日記 教育系コミックエッセイだけど役に立つ可能性ゼロ【ブログ放置編】
新作です。
kindleのジャンル別ベストセラー獲得しました!
ありがとうございます。
年長~小学1年は【勉強=やって当たり前】を刷り込む
おそらく、自分自身がしっかり勉強してきていたら子供に求めるコトも大きくなりがちだと思います。
しかし、私はグータラ小学生だったので、最低限のことしか求めませんでした。
それは、【勉強はやって当たり前を思わせる】です。
小学生=外遊びもするが勉強が本業と教える
私の場合、最初からこの【勉強するのは当たり前】という考えが完全に欠落していました。
そして、子供が【ボク、ワタシは春になったら小学生♪】と夢と希望しか持っていない時期から小学生になったら勉強することも生活の一部になる、を刷り込ませれば楽なのではないかと考えたのです。
刷り込みというと言葉が悪いかもしれませんが、義務教育世界に足を踏み入れるのに勉強を放棄しては後で子供本人が困ります。
巻き返すのにはとんでもない労力と気合が必要です。
小学校を意識し始めた頃から【みんなで勉強する】を理解させましょう。
ガンガン言うのは禁物です。
例えば、ランドセルが届いたら以下のような会話を展開させるのもポイント。
ランドセルには教科書を入れる
↓
教科書は国語や算数の時間に使う
↓
ひらがなやカタカナ、足し算を勉強する
↓
今から準備しようか?(就学準備ドリルを見せる)
入学前は気持ちも高ぶって、勉強への意欲が高まります。
そのチャンスを逃さないことです!
我が家の子供①②も使用したのが、ベネッセとZ会の入学準備ドリルです。
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2020年度は、英語DVDもついているなど内容が一新しています!
基礎編と応用編があるので、順を追って取り組んでみましょう。
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ベネッセより難易度が上がるのはZ会の準備ドリル。
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Z会からやらせてしまうと、なかなかハードなので絶対にベネッセから先に取り組ませてください!
とくに、応用編はZ会の世界を垣間見ることが出来るので、子供に丸投げは危険です。
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そして、2020年度から始まるプログラミング教育に対応し、思考力を鍛える【考える力編】も加わっています。
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子供①②の時は計4冊でしたが、2021年度に入学する子供③は6冊やる羽目になりそうです・・・。
年長の冬からドリルをやる
おやつ食べたらドリルをやる、といった具合に決まった時間帯にドリルを解くようにしました。
ほぼ平日は解いていましたね。
子供に丸投げはNGです。
横に座って見守る、を徹底してください。
図書館で借りてきた本を読みながら見守りました。
横でゲームは絶対にダメですよ。
子供がSOS出していないのに口を出すのもNG。
【ガミガミ言われて嫌になる!】と勉強に対してマイナスな印象を受けてしまうので気を付けてください。
そして何より大切なのは、長時間やらせないことです。
子供の集中力は持って5分です。
多くのことを幼児期に求めることするのは、逆効果だと思います。
おやつを食べる→ドリルをやる→1ページを5分以内に終わらせる、です。
こうして振り返ると、子供①②の【勉強するのは当然】は、この入学前のドリルが大きな影響を与えたと思っています。
入学からGW明けまでは学校生活に慣れることを優先
早く先取りを、と焦る方もいるかもしれませんが、学校生活に慣れさせることが最優先です。
我が家の場合も、勉強よりも生活リズムを作ることを重要視しました。
リズムが整わないと、勉強への道筋がうまくいきません。
早くてもGW明けまでは勉強よりも、学校生活に慣れさせることに力を注ぎたいところです。
連休が終わると、本格的に宿題も出されます。
GW明けは短時間でも家庭学習の時間を作る
学校の宿題以外の家庭学習の時間を5分~10分加えましょう。
大人から見ると短いですが、集中力が途切れがちな6,7歳の子にはちょうど良い時間です。
子供①が1年生の時に使った教材は、元塾講師ママが使った家庭学習教材・小学1年生編で紹介しています。
オンラインの無料から、塾向けに教材を販売している会社の問題集なども使用しましたね~。
塾向けの教材会社はけっこうありますが、大半の会社が一般家庭向けの販売はしていないのが玉に瑕。
秋から勉強らしくなるので気が抜けない夏休み
小学校初めての夏休みで弾けてしまいがちですが、1年生の秋からは、勉強内容もアップします。
算数の繰り上がりを筆頭に、漢字なども学びますからね。
夏休み中に少し予習しておくと、子供も自信をつけて【自分って勉強できるかも】と勘違いするはず。
我が家の子供①②は、この方法で勘違いさせました。
しかし夏休みの宿題は、薄っぺらい問題集だけ・・・。
これだけだと力はつかないので、個別に夏休み向けのドリルを準備するなどしてください!
長期休み向けのまとめドリルは、公文や学研のものは店頭によく並んでいますよね。
子供①②も低学年の頃は愛用しました。
コンスタントに勉強する可能性は極めて低いので、【1冊終わったらサーティーワンでアイスを買ってあげる】などモノで釣るのもアリです。
小学1年の11月以降は苦手単元の復習もする
低学年の間は、パッと見は簡単な内容なので躓きポイントがないように映ってしまいます。
しかし、そのまま放置しておくとボディーブローのように後からジワジワと影響してくるので早い段階から目を摘みましょう。
子供②は、1年生の頃の学年全体がゆる~い学習計画を実行していたため、子供②自身も発展形を毛嫌いしていました。
これではいけないと危機感を覚え、子供②でも抵抗感ゼロの教科書ぴったりテスト を使用。
俗に言う、教科書ワークです。
兄弟姉妹だからと言って、同じようにはいきません。
性格も違いますからね。
我が家の場合、KYなところのある子供①より【先生の言うことは守る】タイプの子供②で苦慮しました。
学校と家の勉強は別と子供①みたいに考えられなかったのです・・・。
そのため、細々と苦手克服のためドリルを購入して取り組ませました。
小学1年時の子供②との格闘の日々は【軌道修正】小学1年生 ・家庭学習用の問題集とは?をご覧ください。
小学2年は九九よりも単位換算!
1年生が無事に終了しても、2年生では巷で言われる九九が待ち受けています。
世間的には九九に目がいきがちですが、個人的には単位換算が鬼門だと思っています。
単位換算の理解が定着していないと、それ以降の算数に影響大だからです。
もちろん、九九は大切ですが単位換算の難しさももう少し気がついて欲しい・・・。
一方の国語も、習う漢字も増えてくるので漢字の宿題もけっこうハードになってきます。
面倒くさいな、となるかもしれないので気にかけてください。
小学校慣れしてくるので気を引き締める
1年生の頃は新入学生として緊張感をもって通学します。
しか~し、2年生になると下級生も入ってくるなど良い意味でも悪い意味でも小学校に慣れてきます。
宿題をしても困らない、そんなに先生怒らない。
テストが出来なくても、よほどじゃない限り居残りさせられない(今の小学校は習い事や下校時間などで居残りさせることは稀です)。
クラスではそれなりに勉強できる方にいるなら、低学年向けの講習会を実施している塾に通わせるのもアリです。
子供①は、小学2年の冬と春に近所の塾の講習会に参加しました。
公文やそろばんで計算が鬼のように早い子が複数人いて、衝撃を受けて帰ってきましたね。
外の世界を見せて、向上心や競争心を芽生えさせてみましょう。
遊び時間を潰してまで勉強はさせない
元グータラだからこその意見ですが、小さい頃に思う存分自由気ままに遊んでいると成長してから【もっと遊べば良かった】という気持ちは湧いてきません。
無邪気に外で遊べるのは小学校3,4年生までです。
高学年になるとクラブ活動や委員会活動もあり、放課後思うような自由時間は取れません。
低学年の間はそういった貴重な自由時間を潰すことのないよう気を付けてほしいです。
子供①②を見ていても、【もっと遊べば良かった】という言葉は出てきません。
【1,2年の頃はよく遊んだな~】というセリフばかりです。
こういうセリフを聞くと、もう幼き頃は過ぎてしまったのかと、しんみりする自分がいます・・・。
通塾を考えているならハイレベルな問題集も解く
KYな子供①は、Z会のグレードアップ問題集が終わった後にトップクラス問題集国語小学2年―中学入試をめざす 徹底理解編を解きました。
学校と家庭学習は別物と割り切ってくれました。
割り切れない性格の子供②は、グレードアップ問題集と算数ラボ 考える力のトレーニング10級を中心に勉強。
将来的に通塾を考えているなら、こうした学校内容よりプラスα的な問題集を取り組ませましょう!
【通塾に向けた準備は必要】子供にプラスアルファ的な学力をつけさせる理由
家庭学習の習慣を定着させて【勉強する子】にさせる
低学年は家庭で勉強する子にさせる絶好の時期です。
それ以上成長すると、自我が芽生えて反抗してきます。
親子喧嘩とか面倒なので、入学前から勉強への抵抗感をなるべくなくしておくように仕向けるのが大切です。
低学年の頃は、勉強が将来どう役に立つのかあまり理解できません。
なので、理屈詰めに説明するのではなく【学校の勉強に苦労しない】【周囲の困っている子を助けてあげよう】と子供が分かりやすい言葉で勉強の大切さを伝えましょう。
小学2年までには、思いっきり遊ぶけど宿題以外の勉強時間も5分~10分程度作る。
問題集のレベルがアップすれば必然的に勉強時間も伸びます。
最初から長時間拘束は禁物ですよ!