小学1年生には、早寝早起きなどの基本的な生活習慣を身に着けさせることが最重要。
そして【家庭学習の習慣もつけたい】と考える親御さんは多いことでしょう。
塾で仕事をしている時に個人的に一番関心があったのは、低学年の間に家で勉強をする習慣が身に付いている生徒と身についていない生徒の違い。
そして、【家庭学習の習慣の有無】が学力の差に直結している、という現実でした。
そのため、低学年の頃に家庭学習が当たり前の環境を作ることが重要です。
今回は、小学1年時に我が家で使用した問題集を紹介します。
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キンドルとは違う読み心地かなと思いますので、読み比べもしてみてください。
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ありがとうございます。
1年生でも子供に教えるのは難しい
元塾講師なので、子どもに勉強を教えるのは楽勝と思われがちですが、げんじつはそんな楽ではありません。
しかし、我が家の場合は子ども①も②も親からアレコレ教えられるのは嫌がるタイプ。
1年生であっても極力教えないようにしてきました。
完全にサポーターに回りたいわけなんです、私。
子どもとケンカなんかしたくない、イライラしたまま夕飯の支度をしたくない。
絶対に不味くなるので・・・。
最初は無料教材を多用
小学1年生の4月、5月は学校生活の慣らし期間ということもあり、学校の宿題はひらがなのプリント1枚読程に音読程度。
そこから算数のプリント、計算カードが加わっていきます。
さて、家庭でのプラス10分学習を考えると、ドリル問題集も考えましたね。
しかし子ども①はドリルが嫌いな子です。
(小学3年の前半は、早くうんこドリル 漢字 小学3年生 (うんこドリルシリーズ) をやりたくて、Z会の問題集を必死に解いていました)。
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毎日1枚ずつ渡す方式がよいと思い、ネットで無料の問題を探しました。
で、落ち着いたのが幼稚園時代から間違い探しなどでお世話になっていたちびむすドリル。
こちらのサイトから、その都度プリントしました。
問題の選び方もけっこう親にとっては重労働・苦笑。
購入したのに、
【本人との相性が合わない】
【弱点克服になる問題が載っていない】
というケースもあります。
日ごろから子どもの勉強や苦手そうな単元を、そっとチェックする必要はあります。
学年が上がると親の言うことを聞かなくなります。そして勉強している時に様子をうかがうと起こります。
→小学4年生となる子ども①はこの世界に突入。子ども②に至っては、1年からです・・・。
夏休みの宿題が少ないという問題
初めての夏休み。
薄~い、宿題を持ってきた子ども①。
クラスメイトのA君(とっても勉強が出来るお兄さんがいる、優等生の子)は1,2日で終わらして、家の勉強をすると言っていた、と①が他人事のように言っていたのを鮮明に覚えています。
イヤイヤ、君もそういう心構えが欲しいんだけど、さー。
薄っぺらい宿題を見た旦那さんも、 さすがに「大丈夫か?」と心配顔。
こうなったら、本気で教材を探さないと夏は越えられないぞ!!、と重い腰をあげました。
夏休み明けからは、1年生最大の山場・繰り上がり&繰り下がりが待ち受けています。
1年生の夏休みに、家庭学習=して当然、という考えを定着させておくと後々楽です。
夏休み向けの復習ワークやドリルを購入することもグッドアイデア。
ポスターの付録があったりするので、お買い得です。
2018年、子供②は学研とZ会の復習ドリルを解きました。
CKTの教材
市販のものより、塾で使用されている問題集の方が出来がいいものです。
あまり一般に知られていはいないと思いますが、塾向けに教材を作成したり販売している会社があります。
学校の副教材としても使われたりしていますが、残念なことに家庭向けの販売はほとんどの会社は行っておりません。
私が知っている限りで、唯一購入可能なのがCKTさんの問題集です。
→2021年12月現在、個人販売はしていません。
問題のレベルは、公立小学校の基本をベースにしつつ、そこにほんの少し応用問題が加味した仕上がりとなっています。
我が家の近くでは、特約店がなかったので直接代引きで送ってもらいました。
2017年当時、マイジュックの小学1年生国語・算数で4,300円程度(代引き手数料と送料入れて)。
よくある質問に特約店一覧が載っています。
学校では解かないような問題が載っています。(値段も値段だったのと、子供②も使うと思い、自宅でコピーしていました)
ドリル形式の問題とは違う、ちょっとレベルアップした気分になれたのか、子供①は喜んで解いていましたね。
いや、単にドリル形式が大嫌いなので心底この問題には喜んでいました・笑。
今後の文法にもつながるような問題も。
小学校からはあまり出されないです、こういう宿題。
極端に難しい問題はないため、親にべったり質問してくることはありませんでした。
自己努力を養うには適当なレベルです。
追記:子供②が春休み~2年時進級の4月にCKTの教材を使って復習しています。
2年生になり、学習指導もしっかりしているようなので、GW明けからはギアチェンジする予定。
晩秋からはZ会の問題集
CKTが終了する前に、Z会のグレードアップ問題集に本屋さんで運命の出会い!
読書好きなら絶対食いつく!、という問題集。
国語の問題に慣れさせたい、という保護者にオススメ。
学校の国語より一歩進んだ文章を読むことが出来ます。
↑学校の内容に少し踏み込んだ問題に触れさせたい!と考えている親なら買いたくなる問題集。
パラパラっと、めくり、これを1年時の確固たる基礎固め&応用力をつけさせるためにはベスト、と判断した私は、迷わず買いました。
1ページ毎の問題は、とくに算数ではそう多くはないのですが、1年生の集中力を考えるとその配分で良いのだと思います。
やらせ過ぎると絶対キレますから・笑。
子供②もこの予定でいましたが、基本的な言葉使いがアヤシイ&ゲキ遅く超簡単な学習指導の学年のため、大幅変更を余儀なくされました
↑子供②が2年になり、学習指導がしっかりしている様子なので、Z会のグレードアップ問題集に着手できそうです!!
↓
2018年9月から実行しています。
2月~3月は復習期間
春の足音が聞こえてくると、親はどうしても先取りに目を行きがちです。
しかし、進級前に現時点での弱点克服をしないと土台がもろくなってしまいます。基礎固め、と思い復習教材を使ってみるべきだと思います。
くもんの 小学1年の総復習ドリル (くもんの総復習ドリルシリーズ)は九九ポスター付きとお得。
こうした復習モノには、次年の重要単元のポスターや漢字ポスターが付録でついている場合もあるので、要チェックです。
こういう問題集が冬には店頭に並び始めます。
4月からは、本人も進級したのに!!、という気持ちが大きくなるので全学年の問題を解くのを嫌がったりするものです。
なので、年度末がラストチャンスだ、と復習をしっかりしておきましょう。
春休み後半の4月に入った時に、新学年の漢字から予習を始めると気分もアゲアゲを維持してくれます。我が家もそうしています。
通信教材を利用する
我が家の場合、通信教材を利用せずに今まで来ています。
最大の理由は、私が整理整頓できないから。
私の周囲の熱心なお母さん方はZ会を1年生から受講しているケースが多いですね。
あとは、図形や単位換算を視覚で理解できるスマイルゼミですね。
スマイルゼミ
不思議なことに、私も中学時代に大変お世話になった通信教材のガリバー、チャレンジは小学生よりは中学生での受講を耳にします。
どの通信教材も、家庭学習の習慣を定着させる工夫を凝らしているので、お子さんの習い事の兼ね合いで受講を考えてもいいですね。
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Z会
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敷居が高そうなイメージですが、基本ができていてゴチャゴチャおまけはいらない、なくても平気、という子はOKです。
進研ゼミ・チャレンジ
とにかく、楽しく、プレゼントも付いていて学習習慣を身につけさせる工夫があるのはチャレンジの小学生講座。
タブレットコース&紙主体のコースでも1年生から英語に触れさせる教材が目を引きます。
月刊ポピー
個人的に、超シンプルで余計なものはついていない老舗的な雰囲気の月刊ポピーもオススメです。
実は、仕事をしている時に月刊ポピーを副教材として使用していました。
校舎の責任者の判断で発注していたのですが、小学生や中学生の躓きポイントの復習や自信を付けさせるためには超優秀な教材です。
周囲のママさんから上から目線で見られている月刊ポピーですが、まるで穴場のカフェのような存在です。
あまりにもマイナー扱いされているのが可哀想でしかたがありません・笑。
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多種多様な通信教材。
特色が異なるので、無料の資料請求をして見比べてみるのもいいですね。
まとめ
入学直後は希望に満ちて、勉強も前向きな1年生。
ここで学習習慣が定着しないと、後々大変面倒なことになるので是非とも宿題プラスαの勉強を導入させるべきです。
最初は10分程度で終了する短めからスタートし、学年が上がるにつれて時間を増やすよう工夫しましょう。
子供①が4年生目前となって思うに、自我が芽生える3,4年以降から家庭学習を身につけさせようと試みても、1年生の頃のように簡単に事は運ばないだろうな、と感じています。
番外編
子ども①は上記のペースで進んでいきましたが、子ども②は同じようにはいきませんでした。
最大の理由は、学年での指導が、子ども①の時とは異なっていたため。
子ども①が1年生の時は、算数の授業中も早めに終わった子は応用的な算数パズルのプリントを解いていました。
作文などもけっこうな量が出されたり。
そのためか、子ども①はZ会などの応用的なものへ、クレーム一つ言わずに取り組んでいました。
が、子ども②の学年は学習指導が超ゆるく、上に兄・姉のいる保護者が心配するくらいだったのです。
作文の量は子ども①の時の4分の1程度。
冬を過ぎても宿題でひらがなの復習が出されていました。
子ども①の時は、は・を・への使い方など実践的な復習だったので対照的です。
こういった学年環境なので、子供②は発展的なものへの食いつきがとても悪い・・・。
礎固めなら徹底的に、と教科書ワークを晩秋以降導入しました。
この教科書ワーク作戦はある意味成功したのでいいのですが、学年によってスタンスが違うのでママさんなどのネットワークを駆使していい意味で確認作業してください。
学年主任の考えは、とくに重要ですよ!