最終更新日: 2018年3月27日

 

幼稚園とは違い、小学校に顔を出す機会はPTAやらの役職についていない限り、あまり回数は多くありません。

しかし、授業参観などで教室を見ると、自分の小学校時代と大差ない雰囲気なものの、やはり時代は進んでいるものなんですよね~。

 

授業参観で初めて見た

子供②の授業参観で見かけた電子黒板。

噂では聞いていた、昔ならオーバーヘッドプロジェクターみたいなものなんでしょう。

まぁ、OHPが授業で頻繁に使われることはなく、教室の片隅に布をかけられ、放置されているのが常でしたけどね。

国が力を入れているICT教育。何の略かと申しますと、情報通信技術を利用、活用した教育、という意味です。

情報通信技術と言うと堅い感じがしますが、インターネットやタブレット、パソコンを使った授業などを行う、と言えば分かりやすいでしょうか。

言葉のみが先行し、親元には情報が届いている感じはしません。新聞を取っていないと尚更。

通信教材を受講している家庭であれば、保護者向けの情報誌が同封されているので、それに載っているとは思います。

国としては、2020年までに公立学校で子供一人につきタブレット1台を目標に掲げていましたが、現段階では実現は厳しい、という報告が2016年12月に文部科学省から出されました

なんと、現行の法律が妨げになっているそうです!!

う~ん、法律改正する→公立のネット環境を整備する、それを受けて全国一斉に開始できるようになるには、早くとも10年はかかるでしょうか。

通信教材も将来を見据えてタブレット型、オンライン型が増えていますよね。

ちなみに、日本ではITの言い方が定着していますが、海外ではICTが主流です。アメリカのグーグルICTと検索すると、educationと対になって大量に検索結果が出てきます。

 

ICT教育の先輩・韓国

お隣、韓国では国と産業界の全面的な後押しで2010年頃からICT教育導入を加速。

しかし2014年9月放送のクローズアップ現代で見直しの意見も出ている、と報道されています。

分かったように思っている。つまり、深い理解まで至っていないということが教師の間に問題になっている、と。

そして、私も一番気になったのが、タブレットを使用している生徒の読書量が低下している点です。

これはグラフでも載っているので一目瞭然。日本でもこうなってしまうのか、今から不安を覚えてしまいます。

 

欧米での試み

4月に書いたアメリカの教育に関する記事では、大学入試改革などを中心に書いていきました。この記事内で紹介している本に、アメリカでのICT教育が載っています。

一斉授業ではなく、生徒個々の習熟度でタブレット学習が導入されている話がありますが、教育改革の旗の下、出来る者と出来ない者との差が広がっていく姿が描かれています。

公教育でも、アメリカの格差社会を垣間見ることができます。

日本では、ここまでの格差が起きうるのか否か、まだ分かりませんが、アメリカの教育を追随しているところもあるので、地域間格差、収入格差での教育の質は今まで以上に広がる予感があります。

少し古い記事ですが、ベネッセのHPに2007年のICT教育のに関する記事があります。

ここでは、アジア系の授業と欧米型の授業の質が根本的に違うので、ICT教育もそう簡単にいかぬことが書いてあり、10年前とは言え、こう読んでみると興味深い内容です。

ただ、いかんせん古いので形式が読みにくいのが難点ですが・・・。

 

まだ明確になっていない

以上のことを踏まえると、国が掲げているICT教育が日本津々浦々に行き渡るにはかなりの年月がかかりそうだと思います。

都市部と山間部のネット環境整備、教職者の指導、一斉授業での進め方、習熟度でのみ使うのか等々、海外での前例が多いのも、議論しなくてはいけない点が山積みになっていますし。

2020年のセンター試験に代わる新しい共通試験も初期はタブレット端末を導入する話もありました。

どうや2024年度まで先延ばしの模様。この話も、今後の動向では変更点も出てくるでしょう。

保護者は、情報をキャッチするアンテナをピンと立てておかなければ、と肝に銘じています。

 

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