2017年9月から我が家の子ども①がプレの塾通いをスタート!、しました。2回の通塾を通して親的に感じたことがあります。
一昔前(約10年前)とは言え、塾業界に身を置いた人間なので3歩下がって見えてくる風景というものがあります。その点が、他の保護者の方とは違うと思いますが・・・。
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地方都市の進学塾
首都圏&近畿圏、大都市圏の進学塾は、難関私立中学を目標にしたところがほとんどだと思います。
私が住んでいる地方都市では、公立中高一貫校の登場によってさざ波が立っているようですが、やはり上記の地域に比べれば中学受験はメジャーではありません。
ですから、小学3年でプレに通う子供はほとんどいないようです。
そんな希少価値の高い存在になった子供①ですが、塾通いのことは学校でベラベラ喋りもせず今日も元気に遊んでいます。
一部の中学受験組の子は、4年生もしくは5年生から塾通いをスタートさせています。我が家のように、中学受験念頭にない、と言っても誰も信じてくれないです。
まぁ、仕方がありません。この反応も織り込み済みですが・・・。
さて、プレというこもあり、2回に1回の割合で保護者セミナーが行われます。
先日、1回目のセミナーが行われ、責任者の先生が配布された資料を踏まえて様々なことを説明してくれました。
保護者セミナー
保護者セミナーでは、この地域の特色と大都市圏との違いを冒頭に説明がありました。
中学受験が大分浸透しているものの、首都圏や近畿圏に比べれば認識も違うということでした。
地方と大都市圏の子では小学校中学年から学習量に差が出始めるので、その差を何とか埋め合わせるカリキュラムをとっている、という話でした。
せっかくトップ高校に入学しても、最終的には大学入試という全国の場での争いになるので、そこで初めて難関私立中学校に入学している同級生と相まみえ、ズタボロになる、と強調していました。
小学生時代から先を見通しているのに対し、地方の子はどうしても想像しにくい環境にある、と。
私自身、公立優位でその土地では名が通る高校に入りさえすれば人生OK的な地域で育ったので、その説明にはウンウン頷きました。グサグサ刺さるほど、でした。
責任者の先生の話をまとめますと以下の通りになります。
- 地域トップ高校に入ったとしても、大学入試で難関中学受験経験者の同級生と競うが、意識も地力も差がある。それに気が付くのが高校2,3年生と手遅れの時期になっている。
- 小学生時代に将来の夢への展望がしっかりしている子とぼんやりしている子で差が出る。
- 地方だと、何事ものんびりなので大都市圏の子に比べて学習量が圧倒的に違う。
- 学習の差を少なくするカリキュラムとなっているので、大変だが将来のことを考えると意味がある。
- とにかく、最後の最後で差が出るのは算数→数学。数学がカギを握る。
ドラえもんがいたら、タイムマシンに乗って子供時代の自分に説教したい内容ばかりです。
ちなみに、中学受験激アツ地域の小学生は、週3日通塾はフツーだそうです・・・。
6年生になると、土日は模試などで潰れるので、週5で塾に通うとまさに勤務人のスケジュール!
子供①では絶対無理なスケジュールです。
カリキュラムは大切
塾によって、カリキュラムは大きく違います。
大都市圏ですと、口コミなどで大抵分かることですが(インターエデュ掲示板などで分かります)、地方でカリキュラムを気にする保護者は大都市圏出身かつ中学受験経験者の方ぐらいと思います。
チラシなどでも、カリキュラムよりは合格実績を前面に打ち出すところばかりですし。
私は個別で仕事をしていたので、個々に合わせた指導をしていました。
そのため、集合形式のカリキュラムに関しては詳しいか、と言われればそうではありませんでしたが、セミナーで話を聞いて大切さを痛感しました。
高校入試で満足してはいけない。その先の大学入試まで考えるクセを親としても持っておかなければと再認識しましたね。