早期教育の罠!小学生のうちに【詰め込みすぎ】で中学以降で伸び悩む子の特徴 | 元塾講師 透明教育ママ見参!!

早期教育の罠!小学生のうちに【詰め込みすぎ】で中学以降で伸び悩む子の特徴

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今回は【早期教育の罠!小学生のうちに【詰め込みすぎ】で中学以降で伸び悩む子の特徴】と題し、お話をしていきます。

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小学校のテストで毎回90点、100点を取る。

難しい問題集もどんどん進められる。

塾のクラスでも上位にいる。

そんな姿を見ると、【このまま勉強させれば、きっと中学・高校でも伸び続ける】と考えたくなるものです。

しかし、実際には小学生の頃は非常に優秀だった子が、中学校に入った途端、思うように成績が伸びなくなるケースがあります。

その原因は、能力不足とは限りません。

むしろ小学生の時期に【正解を出すこと】を優先しすぎた結果、中学以降で必要になる思考力や自走力が十分に育っていないことがあります。

 

小学校では、学習範囲が比較的狭く、授業で扱った内容に近い問題がテストに出ることも多いため、覚えた解法を再現するだけで高得点を取れる場合があります。

しかし中学校では、複数の単元を組み合わせたり、初めて見る問題を考えたり、自分で学習計画を立てたりする場面が増えていきます。

だからこそ、小学生期に考えたいのは【どれだけ先取りしたか】だけではありません。

【なぜ?】と考える力、自分で学ぶ力、間違いから立て直す力を育てることです。

早期教育そのものが悪いわけではありません。

問題は、子どもの成長段階を無視して【量】だけを増やしてしまうことです。

 

そこで今回は、詰め込みすぎによって中学以降に伸び悩みやすい子の特徴と、その反対に、小学生時代から育てておきたい力について考えていきます。

 

中学以降に急激に伸び悩む子の3つの特徴

まず、小学生の間は順調に成績が伸びていたのに、中学生になると急に苦戦する。

こうした変化を見ると、【中学の勉強が難しくなったから】と考えがちです。

もちろん学習内容の変化もありますが、実は小学生の頃から積み重ねてきた【学び方】に原因が隠れていることがあります。

 

とくに注意したいのが、正解を出すことだけを重視する学習です。

小学生の間に、親や先生から言われた方法を覚え、その通りに問題を解くことだけを繰り返していると、自分で考える経験が不足してしまいます。

また、間違いを避けることが当たり前になると、難しい問題に出会ったときに粘る力も育ちにくくなります。

中学校では、問題そのものが難しくなるだけではありません。

【何を勉強すればいいのか】【どこが分からないのか】を自分で判断する必要も出てきます。

そこで重要になるのが、思考力、自走力、そして失敗から学ぶ姿勢です。

今の成績だけを見るのではなく、【この子はどんな方法で勉強しているのか】に目を向けてみましょう。

 

ここでは、小学生時代に優等生だったのに中学進学以降に伸び悩む子の特徴を3つご紹介していきます。

 

①解法パターンの丸暗記で思考を重視しない

算数の問題を見た瞬間に、【これはこの公式】【この形ならこの解き方】と判断できることは、一見すると優秀な学習者の特徴に見えます。

もちろん基本的な解法を覚えることは大切です。

しかし、それだけに頼る学習が続くと、問題の条件が少し変わっただけで解けなくなることがあります。

たとえば、割合の問題なら、【この場合はこの公式】と覚えるだけではなく、【何をもとにしているのか】【何と何を比べているのか】を理解する必要があります。

中学校以降は、問題文の条件を読み取り、これまで学んだ知識を組み合わせて解く問題が増えていきます。

高校数学ではさらに抽象度が上がるため、【見たことのある問題を再現する力】だけでは対応しにくくなります。

 

そこで、小学生のうちから【答えは何?】だけで終わらせず、【どうしてその式になったの?】と問いかけてみましょう。

子どもがうまく説明できなければ、すぐに正しい説明を教える必要はありません。

図を描いたり、具体的な数字に置き換えたりしながら、一緒に考えていきます。

大切なのは、解法を増やすことではなく、一つの方法を深く理解することです。

【覚える→解く】だけでなく、【考える→説明する→もう一度解く】という経験を積み重ねることで、初見問題に対応するための土台が育っていきます。

 

 ②親の指示がないと動けない【指示待ち学習】

【宿題やった?】【次は算数ね】【今日はこの問題集をやって】【終わったら丸付けして】。

親が細かく指示を出せば、小学生の子どもはその通りに勉強できます。

そして、決められたことをきちんとこなす子ほど、【勉強ができる子】と評価されることがあります。

しかし、ここには注意が必要です。

中学生になると、授業、部活動、提出物、定期テストなど、やるべきことが一気に増えます。

親が毎日【今日はこれをやりなさい】と管理することは難しくなります。

そのとき、【何からやればいいか分からない】【自分の苦手が分からない】という状態になってしまうと、学習が止まってしまいます。

 

だからこそ、小学生のうちから少しずつ選択権を渡していきましょう。

【国語と算数、今日はどちらからやる?】【この二つなら、どちらを先に終わらせたい?】と聞きます。

最初は小さな選択で構いません。

さらに、【昨日間違えた問題、今日はどうする?】と、自分の学習を振り返る機会も作ります。

親が完全に手を引く必要はありません。

むしろ、最初はサポートしながら、徐々に判断する部分を子どもへ移していくことが重要です。

目指したいのは、【親がいなくても全部できる子】ではなく、【困ったときに自分で考え、必要なら助けを求められる子】です。

 

③間違えることを極度に恐れる完璧主義

小学生のうちから高得点を取り続けている子ほど、【間違えたくない】という気持ちが強くなることがあります。

もちろん、丁寧に取り組む姿勢は大切です。

しかし、【間違えることは悪いこと】という感覚が強くなりすぎると、難しい問題への挑戦を避けるようになることがあります。

たとえば、少し考えれば解けそうな問題でも、【間違ったら嫌だから】とすぐに答えを見る。

難しい問題が出ると、【分からない】と言って手を止める。

 

これでは、思考力が伸びる機会を逃してしまいます。

学力を伸ばすためには、【分からない時間】を経験することも必要です。

仮説を立て、試してみて、間違えて、もう一度考える。

その過程で、知識が本当の理解へ変わっていきます。

家庭では、正解したことだけを評価するのではなく、【難しい問題に挑戦したね】【前とは違う方法を試したね】と、取り組み方にも目を向けましょう。

間違えたときも、【どうして間違えたの?】と責めるのではなく、【どこまでは分かっていた?】と聞いてみます。

こうした声かけによって、間違いを【失敗】ではなく【次に進むための情報】と捉えられるようになります。

小学生のうちに、安心して試行錯誤できる経験を積むこと。

それが、中学以降の難しい問題に粘り強く向き合う力につながります。

 

なぜ小学生での【過度な詰め込み】が逆効果になるのか?

さて、早くから多くの問題を解き、学年を超えて先取りすること自体が悪いわけではありません。

子どもが楽しみながら取り組み、理解を深めているのであれば、有効な学習になることもあります。

問題なのは、【先へ進むこと】や【高得点を取ること】が目的になってしまうケースです。

学習時間が増えすぎると、読書をしたり、外で遊んだり、家族と会話したり、自分の興味を自由に追究したりする時間が減ってしまいます。

こうした一見すると【勉強ではない時間】も、子どもの思考力や語彙力、好奇心を育てる重要な時間です。

さらに、毎日の学習が親からの指示中心になると、【勉強は自分が成長するためのもの】ではなく、【怒られないためにやるもの】へ変わる危険もあります。

 

小学生時代は、知識を増やすだけの時期ではありません。

【もっと知りたい】【どうしてだろう】【自分でやってみたい】という学びへのエネルギーを育てる時期でもあります。

だからこそ、詰め込む量ではなく、学びの質と余白のバランスを考えることが大切です。

 

ここでは小学生での過度な詰め込みが逆効果となってしまう理由を3つ紹介していきます。

 

①【解き方で満足】で思考力が育たない

問題集を何ページも進めると、【今日はこれだけ勉強した】という達成感があります。

しかし、ページ数がそのまま学力の伸びを意味するわけではありません。

とくに注意したいのが、解き方を覚えて問題を処理するだけの学習です。

たとえば、同じ形式の問題を繰り返し解けば、正答率は上がります。

しかし、初めて見る問題になると、どの方法を使えばいいのか分からなくなることがあります。

思考力を育てるには、問題を解いた後の時間が重要です。

【なぜこの方法を使ったのか】【別の方法はないか】【条件が変わったらどうなるか】と考えることで、一つの問題から得られる学びが増えます。

家庭でも、たくさんの問題を子どもに解かせることだけを目標にせず、一問について深く考える時間を作ってみましょう。

 

【この問題を図で説明できる?】【数字を変えたらどうなる?】などと問いかけます。

正解している問題でも、説明できるとは限りません。

答えが合っていることと、理解していることは別だからです。

小学生時代には、問題数を増やすことだけでなく、一つの問題を材料にして【考える・説明する・応用する】という経験を積むことが、中学以降の伸びにつながります。

 

②読書や体験から得られる【非認知能力】の欠如

勉強時間を増やすほど、学力が伸びるとは限りません。

小学生の時期には、読書、遊び、スポーツ、自然体験、旅行、家族との会話など、さまざまな経験も大切です。

たとえば旅行先で地図を見る。博物館で疑問に思ったことを調べる。

料理をしながら分量を考える。

友達との遊びの中でルールを相談する。

こうした経験には、問題集とは違う学びがあります。

【なぜこうなるのだろう】と疑問を持つ力、自分で試してみる力、うまくいかなかったときに工夫する力、人と話し合う力などです。

これらはテストの点数にすぐ現れるとは限りません。

しかし、中学・高校で学習内容が複雑になったとき、学び続けるための土台になります。

 

また、読書によって語彙が増えれば、文章の理解力も高まります。

家庭で大切なのは、すべての時間を【学習時間】に変えようとしないことです。

子どもが自分で興味を持ったことを調べたり、何かに夢中になったりする時間も残しておきましょう。

小学生のうちに多様な経験を積んでおくことは、将来の学習に必要な【考える材料】を増やすことでもあります。

点数に直接つながらない時間を、無駄だと決めつけない視点が重要です。

 

③勉強=義務・苦痛というネガティブな感情付け

どれほど効果的な教材でも、子どもが【勉強は苦痛なもの】と感じるようになれば、長期的には大きな負担になります。

とくに小学生のうちから、毎日大量の課題をこなし、少しでも間違えると叱られる生活が続くと、【勉強したい】ではなく【怒られたくないから勉強する】という状態になりかねません。

この違いは、中学以降で大きく表れます。

小学生の間は親の声かけで机に向かわせることができても、中学生になると親の管理が届きにくくなります。

そこで自分から勉強する理由がなければ、学習量が一気に落ちる可能性があります。

だからこそ、家庭では【勉強したかどうか】だけでなく、【何が分かった?】【今日できるようになったことは?】と聞いてみましょう。

 

また、子どもが興味を持った分野については、学校の範囲から外れていても自由に調べさせてみます。

【もっと知りたい】という感情は、強力な学習エネルギーになります。

もちろん、宿題や基礎練習など、一定の学習習慣は必要です。

しかし、その中に【自分で選べる時間】も残しておきましょう。

小学生期に育てたいのは、勉強を嫌がらずに続けられる力だけではありません。

【学ぶことは、自分の世界を広げてくれる】という感覚です。

この感覚があれば、学習内容が難しくなった中学以降も、自分から学び続けやすくなります。

 

後からグングン伸びる子が小学生時代に育てている【3つの力】

ところで、小学生の成績は、子どもの将来を判断する一つの材料です。

しかし、それだけで中学・高校での伸び方まで決まるわけではありません。

むしろ長い目で見ると、【今どれだけできるか】以上に、【これから自分で伸びられるか】が重要になります。

そのために、小学生期から育てたいのが、疑問を深掘りする力、自分で学習を続ける力、そして文章を理解して考える力です。

これらは短期間では数値化しにくい能力です。

だからこそ、目先のテスト結果だけを見ていると、その価値を見落としてしまいます。

たとえば、すぐに答えを出す子だけでなく、一つの問題に時間をかけて【なぜ?】を考える子にも注目してみましょう。

 

また、親が指示しなくても自分で机に向かえるようになることも、大きな成長です。

さらに、読書や会話を通じて、自分の考えを言葉にする経験を積むことも、将来の学力を支える土台になります。

小学生時代は、完成された学力を作る時期ではありません。

中学、高校、大学へ進んだときに伸び続けるための【学び方】を身につける時期です。

今の点数だけでは見えない力を、家庭で少しずつ育てていきましょう。

 

ここでは、後からグングン伸びる子が小学生時代に育てている力をご紹介していきます。

 

①疑問を放置しない【なぜ?】を掘り下げる力

後から伸びる子には、【分からないことをそのままにしない】という特徴があります。

これは、最初から何でも知っているという意味ではありません。

むしろ、【分からないから知りたい】という気持ちを持てることが重要です。

たとえば、理科で【なぜ月の形が変わって見えるの?】と疑問を持ったら、一緒に図鑑や資料を調べる。

算数で【どうしてこの公式になるの?】と聞かれたら、具体的な数字を使って確かめてみる。

すぐに答えを教えるのではなく、【どう思う?】【何を調べたら分かりそう?】と返してみましょう。

 

もちろん、子どもだけで調べるのが難しい場合は親がサポートします。

大切なのは、【疑問→予想→調査→確認】という流れを経験することです。

この経験を積むと、学習が単なる暗記ではなく、知識を獲得する活動へ変わっていきます。

また、【なぜ?】を掘り下げる習慣は、学校の教科を超えて役立ちます。

社会なら、【なぜこの地域にこの産業があるのか】

国語なら、【なぜ筆者はこの表現を使ったのか】

数学なら、【なぜこの解き方が成立するのか】

こうした問いを持てる子は、学年が上がって内容が難しくなっても、学習を深めることができます。

小学生のうちは、すべての疑問に正確な答えを出す必要はありません。

【疑問を持つこと自体が学びのスタート】という感覚を育てることが大切です。

 

②自分のペースで机に向かう【小さな自律習慣】

自走できる子は、最初から何時間も一人で勉強できるわけではありません。

小学生のうちは、まず【自分で始める】という小さな経験を積むことが大切です。

たとえば、【夕食前に15分だけ計算する】【読書を10分してから宿題を始める】など、無理のないルールを子どもと一緒に決めます。

ここで重要なのは、親がすべてを管理しないことです。

【何時からやるの?】【今日は何をする?】と確認することはあっても、毎回細かく指示する必要はありません。

最初はうまくいかなくても構いません。

予定より時間がかかった。やることを忘れた。思ったより集中できなかった。

こうした経験も、自律を育てる材料になります。

親がすぐに修正してしまうのではなく、【次はどうしたらうまくいきそう?】と一緒に考えてみましょう。

 

また、勉強時間を必要以上に長くする必要もありません。

短時間でも集中して取り組み、【自分で決めたことを終えた】という感覚を積み重ねることが大切です。

この小さな成功体験が、【自分は自分で動ける】という感覚につながります。

中学生になると、部活動や提出物、定期テストなど、自己管理する場面が増えます。

だからこそ、小学生のうちから【親に言われてから動く】のではなく、【自分で決めて動く】経験を少しずつ増やしていきましょう。

 

③読書と会話で育む【論理的な国語読解力】

すべての教科の土台になる力として、国語の読解力は非常に重要です。

ただし、読解力は国語の問題集だけで育てるものではありません。

毎日の読書や親子の会話の中にも、十分なトレーニングの機会があります。

本を読んだ後に、【面白かった?】だけで終わらせず、【どこが一番印象に残った?】【どうしてそう思った?】【この人はなぜこの行動をしたのかな?】と聞いてみましょう。

子どもの答えに対して、【それは本文のどこから分かる?】と確認することも効果的です。

もちろん、毎回質問攻めにする必要はありません。

子どもが話したいときに耳を傾け、興味を持った部分を一緒に掘り下げる程度で十分です。

 

また、日常会話でも論理的に話す練習ができます。

【今日学校で何があった?】という質問に対して、【楽しかった】で終わったら、【何が?】【どうして?】と具体化していきます。

さらに、【あなたはどう思う?】と、自分の意見を言う機会を作ります。

こうした経験によって、【事実→理由→自分の考え】という流れで話す力が育ちます。

これは中学校の記述問題だけでなく、数学の文章題、理科・社会の説明問題、さらに高校の論述問題にもつながります。

小学生期の読書と会話は、単なる国語学習ではありません。

【文章を理解する】【根拠を探す】【自分の考えを整理する】という、将来の学習全体を支える力を育てる時間なのです。

 

小学生は【根っこ】を張る時期。花を咲かせるのは後でいい

小学生のうちに高得点を取ることは、もちろん素晴らしいことです。

しかし、それだけを将来の学力の指標にしてしまうのは危険です。

本当に大切なのは、点数の裏側にどんな力が育っているかです。

解法を覚えるだけでなく、【なぜ?】と考えられるか。

親に指示されなくても、自分で学習を始められるか。

間違いを恐れず、試行錯誤できるか。

文章を読み、自分の言葉で考えを説明できるか。

こうした力は、小学生のテストでは必ずしも数字に表れません。

しかし、中学校、高校と学習内容が難しくなるほど、その差は大きくなっていきます。

 

だからこそ、早期教育では【どこまで先取りしたか】だけを競う必要はありません。

読書をする。親子で会話する。疑問を一緒に調べる。

少し難しい問題に挑戦する。自分で学習計画を考える。

そうした一見すると遠回りに見える経験が、後から大きな力になります。

 

小学生時代は、花を咲かせることだけを急ぐ時期ではありません。

しっかりと根を張り、自分で伸びていける土台を作る時期です。

早く結果を出すことより、長く伸び続けられること。

その視点を持てば、家庭での教育方針も変わってきます。

【今どれだけ頑張れるか】ではなく、【これからどれだけ伸びられるか】。

小学生の時期に育てるべきなのは、完成された優等生ではなく、中学・高校で自ら学び、困難に出会っても成長し続けられる学習者なのです。

 

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