【小4の壁に備えよう】小学校低学年での注意点

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小4の壁、10歳の壁という言葉は子育てをしていると1回は必ず耳にするはず。

キラーワードであり、通塾や通信教材を考える学年にもなります。

 

実際、いきなりとんでもなく勉強が難しくなるわけではありません。

ただし算数では四則計算の基本を全て学習しているので【分数】【小数】を本格的に学び始めます。

 

国語の方は、漢字がさらに難化し(小3から漢字苦手な子はつまづく)さらに学んだ漢字の量も増えているので【正しい漢字を書けなくなる】が多発してきます。

 

正しい漢字が書けない、を例えると以下の通り。

しゅういに気をつける

周囲に気をつける、を集囲と書くなど。

 

読み方が同じ漢字の中か正しいものをチョイスするのが出来ない、というものです。

 

小学校に入るとあっという間に3年が過ぎるので、低学年はそれ以上に早く進みます。

そして、【気がついたときは10歳の壁が待ち構えている】という流れです。

今回は、そんなことで低学年をクローズアップしてお話を進めていきます。

 

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まだ低学年と軽んずべからず

 

小学3,4年生から学力差が出てくるため低学年の様子がとても重要になってきます。

ひと昔前なら【まだ低学年】という捉えられ勉強に対して寛大な雰囲気でした(とくに地方では)。

 

ところがどっこい。

今では昭和的な風潮は地方都市でも消え失せつつあります

私も教育系の記事を書いており、時折扇動しているのではと悩むというか考える時もあります。

ただ、子ども①②③を育てていると感じるのは【完全に昭和とは違う】です。

 

宿題以外での差が学力差につながっている?

何というか【宿題しなくても気にしない】という子が激減。

 

私は【宿題しなくても全く気にしない】子どもでしたので、子ども①②③から聞く話に衝撃を受けてきました。

 

 

いつからこんなに真面目な子どもが増えたのか、と驚くばかりです・・・。

 

とはいえ、もちろん宿題提出を時々しない子も存在しています。

そしてメンバーは固定化していると。

 

大半の子は毎日学校の宿題に取り組んでいます。

そのため、乱暴な言い方をすれば学力が【宿題では差が出にくい】状況です。

 

家庭学習の有無はかなり大きい

 

学習系の習い事をしている子もけっこういますし、また通信教材を利用している子もいます。

学校の宿題以外のプラスアルファを取り入れている家庭と、宿題のみの家庭とで差が出やすい時代になっている。

 

ちょっと短絡的ですが、そんな印象を受けます。

自前で家庭学習の問題集をドリルを準備して家庭学習習慣を定着させるのはけっこう根気が必要。

 

そのため、通信教材や習い事に頼る気持ちも分かります。

そうしないと親の方が倒れるかも、です・笑。

 

本人が突然やる気が出てくれるのが一番いいのですが、現実はそんなに甘くありません。

やはり、小学校低学年からコツコツと学校の宿題以外の勉強をすきま時間などを有効活用してやっていく

 

それが小学3,4年生で迎える壁への初歩的な対処法です。

 

勉強に対する向き合い方も重要

親に言われて仕方なく勉強するのと、何かしらの目標に向かって勉強するのでは違う結果が出るでしょう。

 

「どうして学ぶのか」「なぜ勉強するのか」を理解していない子は珍しくありません。

小学1年の子に「人はなぜ学ぶのか」とお話をしてもチンプンカンプンになること間違いなし。

 

堅い感じはNG

色々学ぶことでたくさんのことが分かると声がけ

積乱雲はカミナリ雲とも呼ばれ雷雨のサイン

 

といったように、机の上での勉強ではなく生きる上で役立つ知識も全て学び、と教える。

 

さらに、子どもの好きなスポーツ選手などを例えると分かりやすくなります。

【スポーツでも学ぼうとしなければ作戦面を考えることも出来なくなる】

【さらなる向上を目指してスタイルやトレーニングを自分で考え変えることもしている】

どんな分野でも、【学ぶ姿勢が成功の秘訣】と伝えること。

 

どんなことでも学びは自分を育てる、と分かってもらえばOK。

勉強することがプラスになる、と理解していれば学年が上がってからも真面目に取り組む確率が高くなります。

 

螺旋階段のように繋がる

小学3年、4年で突如として壁が出現するわけでもありません。

壁と言っても、ものともせずに壊して通過したり軽々と乗り越える子もいます。

 

そういった差が出るのは【日頃からの勉強の差】【知識の豊富】【好奇心旺盛】がポイントになってきます。

 

勉強していれば済む、という話ではないので家庭で様々なジャンルの会話をしていくことも壁を軽々と超える要素になってきます。

 

勉強時間は学年が上がるにつれて意図的に増やす

 

よく言われる学年×10分。

1年生だったら10分、2年生だったら20分と学年によって家庭学習の時間を増やすというもの。

 

通塾を始めると宿題を消化するのにこんなことは言ってられませんが、学年に合わせて時間を増やしていきたいところ。

 

学年が上がれば勉強内容も難しくなります。

それなのに、10分程度では苦手克服も叶いません。

 

我が家の場合、小学1年の夏休みくらいまでは10分から15分程度+学校の宿題にしていました。

秋から冬以降は15分~20分と気づかれないように足しました・笑。

2年でも同様に、+5分程度ずつバレないように増やしていきます。

 

あくまでも、子どもが気づかないレベル。そして嫌がらない程度がベスト。

いきなり増やすとほぼほぼ勉強に嫌気がさします。

 

苦手克服は低学年のうちに

 

小学3年生以降の学びは、いきなり全部新しいことを勉強するわけではありません、

低学年の学習を土台にして繋がっていきます。

 

すなわち、低学年の時の理解の甘い単元を放置していると後で痛い目にあいます。

とくに、算数の単位はけっこう得意不得意が出やすい単元です。

 

基本的な長さ比べやかさ比べからスタートするので最初は楽です。

しかし、学年が上がるとガラリと変わります。

 

普段の生活であまり使う機会の少ない(職種によりますが)デシリットル、ヘクタールやアールを学ぶと躓く子が続出します。

「そのうち分かるはず」で済まさないようにしたいですね。

 

 

 

親も煽らず冷静に

小学2年生になると、低学年の目玉である九九を学びます。

速い子は就学時点でスラスラいえる子もいるので、気になる方は焦ってしまいます。

 

ただ、子ども①②をみていても小学2年生になってから学んでもその後の学習になにか困ったことはありません。

 

「クラスメイトの○○ちゃんはあんなに出来る!」

「このままだと小3とか4年で置いてけぼりになるかも・・・」

 

親がマイナスな気持ちになり、子どもに当たり散らすのは本末転倒。

低学年は土台作りと自分自身に言い聞かせ、地道に小学3,4年生頃から出現する壁対策をしていきましょう!

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