【かなり本気】小学校の英語

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2020年度、ご存知の通り学校教育の世界は激動の1年になっています。

本来なら主役級であった【小学校での英語教科化】も昨年までの盛り上がりから一歩後退。

淡々と学校で授業が開始しています。

 

さて、6月から学校再開となり徐々に学校生活の平穏が取り戻されてきていますが、目玉だったはずの英語はどういった様子で進められているのか気になりますよね。

 

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完全に中学1年内容を含んでいる

これはアチコチで指摘されていますが、子供①(2020年度・小学6年)の学校英語を見聞きしているとこれまでの中学1年内容を下してきています。

曜日や天気の表現、疑問詞を使った文を会話でガンガン学んでいます

 

では、リアル公立小学6年生の英語をザクっと紹介。

 

1.会話重視の謳い文句は本当

 

子供①の学校ではたま~に、宿題も出されています。

この前は、こんな流れで出されました。

 

①授業で習った表現を使った英作文が宿題に出される(次回全員が発表)

②家で英作文を作る

③授業で1人ずつ発表

④英語の先生から質疑応答あることも

 

文部科学省が言っていた【英会話重視です】は本当です。

 

2.英単語等の練習は無し

 

文部科学省が、小学校での英語に関して「会話重視」としていることもあり昔ながらの単語練習や暗記系の宿題はでません。

 

とは言っても、子供①は本当にたま~に(2ヶ月に1度程度)自発的に練習しています。

なぜかというと、英作文を書くためにも単語のつづりをしっかり書く必要があるからです。

いちいち母親に聞くのも面倒らしく、頭に入れるために単語練習をしていました。

 

学校から【英単語を練習して】ということは言われていない模様。

 

3.テストはブルー大判も本格的

 

英語のテストですが、他の教科と同じようにブルーの大判テスト

どんなテストなのか子供①に聞いてみましたが【リスニング中心】とのこと。

 

テスト中に英単語が思い浮かばない時は、ピクチャーディクショナリーで探すのもOK。

子供①も探してギリギリセーフだったことがあるとか・・・。

 

テスト中に教科書で正しいつづりを確認するなんて、昔では考えられないことですが小学校英語では大丈夫のようです(他の学校では分かりません。あくまで子供①の学校ではOK)。

 

ただ、こんな風なテストは小学校まで。

中学校に進学すれば昔ながらのテストが待ち受けています。

しかも、子供①の学年は中学校以降に大変化が起こることが確定しています。

 

公立中学でも基本オールEnglish

私立中学ならあり得る話ですが、ついに公立中学でも英語は基本的に【オールEnglish】で授業が進められていくことが決まっています。

 

’生徒が英語に触れる機会を充実するとともに,授業を実際のコミュニケーションの場面とするため,授業は英語で行うことを基本とする。その際,生徒の理解の程度に応じた英語を用いるようにすること。’

文部科学省の「平成29・30年改訂 中学校 学習指導要領、解説等」より抜粋

 

現在の小学校の授業でも、オールEnglishですが、子ども①の話によるチンプンカンプンの子は一定数いるようです・・・。

子ども①はなんとかノリで理解しているよで楽しんでいますが、子どもによっては英語嫌いを増加&深化させる可能性もあります

 

オールEnglishによって、英語の好き嫌いが今まで以上にクッキリ分かれると危惧しています。

なんとか「英語好き」グループに我が子が入るには、どうすればよいのか簡単にできる対策を考えていきます。

 

1.英語のメリットを伝える

 

一番大切なのは親が「英語は難しい」と口にしないことです。

親が難しい、と言っていたら子供は無意識のうちに「難しいんだ」と刷り込み、接する前から拒否反応を示すようになります。

 

あと、ただ単に【英語は役に立つ】ばかり一方的にいうのもNGです。

なぜなら、英語さえわかれば万事OK、と捉えるから。

そんなわけありませんよね・笑。

 

・英語が出来ることで可能性が広がる

・英語が読めると大学進学後に論文読む数が増える、調べ物が楽になる

収入が増える、かも

 

子どもだからキラキラした内容をするひつようはありません。

人生の先輩として、リアルなメリットを伝えることが大切です。

 

2.アプリを利用する

 

昔、地方で小学生から英語を学ぶには「NHK講座」が一番ポピュラーだったと思います。

今ではスマホで簡単に幼児向けや子供向けの英語学習アプリを見つけることができます。

 

はっきり言って、活用しないのはもったいないです。

無料有料ありますが、積極的に利用してみて英単語や会話表現をコツコツ耳に慣らしておきましょう。

 

子ども①の話でも、小学校の英語はリスニング中心の授業なので耳を鍛えることが重要。

中学校でもリスニング力が成績を左右させそうな勢いなので、アプリ等を使って備えると安心です。

最初は、大人気英語アプリのDuolingoなどから手始めにスタートして耳を鍛えていく、とルートを考えておきましょう。

 

一口にアプリと言っても、対象やレベルは様々。

ずっと使い続けるのではなく、子どもに合わせて臨機応変に対応していくことがいいかな、と思います。

 

昔からの外国語学習のド定番、NHKでも無料アプリNHKゴガクを提供しています。

幼児向けはけっこう無料でもありますが、子ども①のように英語の授業を経験している子にはNHK系でも理解できると思います。

 

子供①②の塾の保護者対象の説明会で、「英語アプリのmikanで英単語を覚えている中高生が多い」という話が出てきたこともあり、かつてのような【書いて覚える】というスタイルは主流派ではなくなっています。

アプリを有効活用すれば軽々と英語に触れさせられます。

一昔前に比べれば、格段に英語学習の敷居が低くなっています。

 

プラス、我が家では小学生向けの英語の参考書を購入しました。

 

リスニングや英単語も大切ですが、やはり英文法が確実に理解できているかどうかは絶対に重要です。

結局、英語は日本語と同じように語学。

文構成や品詞の理解が不足していると英作文や長文を正しく書いたり読むことはできません。

 

【なんとなく話せて聞ける】を避けたいなら、家に小学生の子が読んでも理解できる英文法を置いておくことをお勧めします。

 

3.通信教材を利用するのもアリ

 

もう少し子供の成長に合わせてしっかり英語を学ばせたい、と考えているなら通信教材の英語教材を利用するのもアリです。

 

進研ゼミ

進研ゼミでは、数年前からオプション講座だった英語を強化として加えています。

今、激推しのチャレンジタッチの中にも入っているので、音声を聞きながらの勉強が簡単に導入できるのは魅力的です。チャレンジタッチの資料請求はコチラからどうぞ。

 

スマイルゼミ

タブレット型の通信教材をいち早く出し、教育産業界に衝撃を与えたスマイルゼミ。

コースに英語は入っていますが、さらに英語力を高めたい子のために別途料金がかかる【スマイルゼミ英語プレミアム】が用意されています。

【HOP/STEPSTEP/英検対策】があり、英検対策では2級まで対応

 

スマイルゼミの端末1台で、普段の教科勉強と英語強化ができます。

 

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Z会

【英語だけ通信教材を使いたい】というかたは、Z会がおすすめです。

紙ベースの教材では、小学3年生と4年生は専科(本科の国語や算数とは別)、5年と6年は本科コースに英語があります。

Z会のメリットは、1教科からの選択が可能な点です。

 

進研ゼミやスマイルゼミでは丸ごとパック状態なので、【塾に通っているから他の科目は必要ない】というお子さんには適しています。

Z会の資料請求はコチラからどうぞ。

 

 

公立の英語教育も昔と違います

公立学校だから昭和、平成初期のまんま、ではありません。

英語の教科化を通じて、かなりの変化を感じています。

 

ただ、置いてけぼりされている子は小学校で遅れてしまい中学で挽回するのが大変になりそう、と危機感を感じました。

 

2021年度に中学生になる子供①の英語教育をもう本腰で考えていかなければな、と痛感しています。

スマホやアプリなど、ITやテクノロジーの進化を最大限に利用し、英語への抵抗感をなくしていきましょう!

 

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