自分自身、学校の宿題をほぼやらない小学生時代を過ごしました。
4年生の頃は先生から指名されて目の席に座らせられたほどのグータラ小学生。
自分を完全に反面教師に、緩いながらも子育てに邁進しています。
家庭学習習慣を定着させるには無視できないのが学校の宿題。
学校の宿題が出来ないのに、家庭学習ができるわけありません。
そこで今回は宿題をピックアップ。
エール出版社より本が出版されました。
小学3年生から4年生で気をつけるべきことを詳しく取り上げています。
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キンドルとは違う読み心地かなと思いますので、読み比べもしてみてください。
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透明教育ママの絵日記 教育系コミックエッセイだけど役に立つ可能性ゼロ【ブログ放置編】
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ありがとうございます。
宿題は授業内容の補完的な役割
宿題は小学校入学と、学校によってもちがいがあるかもしれません。
たいていGW明け頃から本格的にスタートします。
学校慣れに1ヶ月程度かかるので、ちょうどGW明けというのがタイミング的にも良いのでしょう。
宿題の目的は、授業内容をしっかり定着させ家庭学習の習慣を作らせることです。
この習慣がスッポリ抜けていると、私のように超絶苦労することになります・・・。
1年生でもガッツリ宿題の形が完成
子ども①②③の小学校では、最初はプリント1枚、音読で慣らしていく形でした。
その後、国語(ひらがな練習→漢字練習)と算数(プリント)の2本立て+音読・計算カード、をワンセットにした宿題へと変貌を遂げます。
机に座って勉強する習慣が出来ていないと、これを消化するのも大変。
1枚終わらせるのでも、押し問答が発生してもおかしくありません。
ですから、本気で家庭学習習慣を身につけさせたいと願うのであれば、以下を実践することをお勧めします。
・最低でも年長の冬からドリルなどを利用して毎日5分程度勉強させる
・毎日、机に座って折り紙、工作、お絵かきをする時間を設ける
・ダラダラとテレビや動画を見せない
以前ならテレビ、今はスマホで動画サイトを延々と見れる時代。
規則正しくメリハリのある生活を送りつつ、机に座って作業できる習慣がないと1年生から真面目に宿題に取り組むことは難しいです。
1、2年生で宿題をやってこない子はレアな存在
さて、そんなこんなで1年生からスムーズに宿題をやるのはそんなに簡単なことではありません。
ですが、1年生で宿題を全くやってこない子はレアな存在。
親が管理している、本人も1年生として頑張っている。
こうした様々な条件で宿題をやってこない子はほぼいないのだと思います。
2年生になると、チラホラと時々忘れてくる子が出てきますが、それでもたまに。
子ども①や②も「いるけど時々。みんな宿題を提出している」と言っていました。
算数のプリントと漢字練習、音読や計算カードがセット。
おそらく、音読や計算カードをやってこない子は一定数いると思います・笑。
けれど、プリントや漢字練習をスルーする子はほぼいない、と。
とくに漢字練習は、忘れてくると休み時間中に書いたり2ページ分書くことになったりと良いことは一つもありません。
低学年では【親の目+小学生としての緊張感】が効果を出し、宿題を全くやってこない子はかなりレアということなのでしょう。
3、4年生から変化が起きる
クラス内でも宿題を「時々忘れる」という子は低学年でもたまにいる状態が3、4年生頃から大きく変化します。
子ども①②の時も例外なく宿題を頻繁に忘れてくる子が少し出てきて、固定化していきました。
親側としても「もう低学年だから自分でできる」と思ってしまう学年。
プチ反抗期もあり、親も衝突を避けてあーだこーだ言いたくなくなるのでしょう。
あと、算数や漢字の学習内容も難しくなってきます。
面倒だな、と感じたらやはりやらなくなるもの。
そういった積み重ねもあり、宿題を遠ざけてしまう子が徐々に出てくる&固定化していくのだと考えられます。
高学年になるともはやメンバーが固定化
高学年になると、宿題を頻繁に忘れてくる子はほぼ固定化。
メンバーはほぼ変わらないまま卒業を迎える、と子ども①が言っていました。
私自身の経験でも、同じように宿題をやってこない子は決まっていました。
それで、中学に入って改心したかというとゼロ。
私以外のメンバーは全員もれなく中学でも勉強を全くせず、くすぶっていました・・・。
高学年になると音読はたまにやる程度になります。
しかし、普段の漢字練習と算数プリントの他にも週末の作文や自学自習ノートで勉強をするなど多様化。
まぁ、大変です。
時間管理がうまくないと消化するのもやっと。
計画を立てて勉強することができないと、学校の宿題をこなすことも難しくなります。
そして、そのまま中学入学となるので状況改善しないと本気でヤバイです。
先生は生徒の日頃の行いを見ている
子ども①②も数ヶ月に1度、宿題を持っていくのを忘れることがありました&ありますが、先生は日頃の態度を見ているので「やったけど置いてきた」と受け止めてくれました。
その時は「日頃の行いのおかげ」と声をかけていますす。
自分が全くそういった行動をしていなかったので、偉そうなこと言えませんが・・・。
塾で仕事をするようになり、生徒の日頃の授業態度で「やったけど忘れてきました。次持ってきます」の受け止め方が異なるのと同じ。
「この子は持ってくる」「この子は持ってこない(そもそもやっていない)」というのは日頃の授業態度を見ていれば明らかでした。
学校の先生も同じような気持ちになるはずです。
子ども①②の話でも、毎日欠かさず提出している子がうっかり忘れても「明日持ってきてください」と軽く言い、いつも忘れている子には叱るというのを目撃しています。
やはり日頃の行いは大切ですね。
というわけで、【学校の宿題をやってこない子が増えるのは何年生か問題】は、以下の通りになります。
・低学年ではそこそこ真面目にやってくる
・小学3,4年生から増える
・高学年になると完全に固定化する
という話でした。
個人的な経験値に偏っていますが、学力差が顕著となる小学3,4年生頃から宿題やらない子が目立ち始めてきます。
まずは宿題をしっかりやることに力を注ぎ、同時に家庭学習習慣を身につける。
低学年でできないと中学年、高学年でも身につくことができません。
そこから逆転するのは、親ではなく本人のやる気次第。
反抗期で思春期突入する手前の子どもを信じるよりは、鉄は熱いうちに打てと低学年の時にしっかり見ることが大切ですよ!!