我が家の子供②が、2019年度から本格的に塾デビューを果たしました。
これまで、まったりとした感じで勉強してきた子供②。
子供①の通う塾が、少子化対策なのか小学3年生からのコースを作り、通うことに・・・。
今回は、地方の小学3年生で塾に来る子はどんな子が多いのか、雰囲気はどうなのか、などをご報告していきます。
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小学校では優等生タイプの子供②が塾に通ってみた
周囲の出来る子の影響を受けて目が覚める子供①とは違い、あくまで自分を貫くマイペースな子供②。
先生から100%を求められれば、100%出せるけど101%までは出さない、というタイプです。
塾での仕事を通じて様々なタイプの生徒と接してきましたが、【100%は出せる優等生】はなかなか後伸びしません。
もちろん、100%出せることは良いことです。自分の小学生時代は、40%未満でしたから・・・。
子供②のこの良いようだけど欠点にもなってしまう性格を変えるために、夏の講習会に申し込んだのであります。
【学校ではデキル子】はある意味メリットデメリットがある
夏休み、小学校の個人面談で担任の先生とお話をしましたが、子供②は予想通り手のかからないタイプの生徒でした。
育てている母親はかつて、超グータラな小学生でした。
それを考えると、反面教師とし子育てしてきたのが活かされていると実感する瞬間です・笑。
ただ~し、子供②はこれまでも漢字テストの惨劇、さらに遡れば小学1年の頃の大甘な学習指導問題など色々と問題にぶつかってきました。
親として、このまま「小学校では出来る方」で甘んじていることに危機感を覚えます。
【中学以降に伸びないのでは?】と・・・。
子供②の小学1,2年の様子を見て来ても、「子供①より早めに手を打たないと厳しいかも」と感じていました。
そんなある日、子供①が塾から帰ってきたら1枚のチラシを渡してきたのです。
受け取ったチラシには「新年度 小学3年生コース開講」の文字が!
私は、心の中でガッツポーズしたのであります。
小学校のデキル子はあてにならないことも
元グータラ小学生から、中学入学後に猛勉強で地方の優等生グループに滑り込んだ私は、【小学生時代の優等生】と謳われていた同級生が中学以降伸び悩んでいたのを目の前でみてきました。
小学校の大判のテストは、それなりに真面目に勉強していれば高得点が取れるテストです。
親子で【うちの子は出来る!】と喜んでいると、中学入学に行われる先生作成による定期テストの問題を前に、打ちのめされるケースがあります。
仕事をしている時にも、こういうタイプの生徒に出会ってきました。
当の本人も、小学生の頃の優等生キャラを引きずってしまい、【中学でもトップ層にいる風】を演じていて、痛々しかったです。
というように私の経験上、子供②の性格では後々困ることになりそうだと思い、夏期講習会の参加を申し込んだのであります。
地方で小学3年から塾に来る子とは?通う際の注意点は?
中学受験をする子はクラスで2,3人でも多いくらいの地方都市で、小学3年生から塾に通う子の雰囲気なども気になる方も多いでしょう。
子供②から聞いた話をもとに人物像を紹介していきます。
1.公文・そろばんに通っている率が高い
子供①のクラスでもそうですが、公文やそろばんに通っている子が多いようです。
算数の授業で計算問題を解くとき、公文&そろばん組の子が一番最初に終了。
これは予想したことでしたが、子供①②も「公文やっているからね」「そろばんやっているからね」と呑気です・・・。
それでも、子供①のノラリクラリ計算スピードも色々やってきて劇的にアップしました。
↓コチラに計算スピードアップした経緯が書いてあります。
2.習い事を複数掛け持ちしている
塾で仕事をしていたので、「2つくらい習い事している子がゴロゴロしている」と予想していましたが、見事的中。
これもまた子供①のクラスと同様です。
スポーツ+勉強系、スポーツ+芸術系、プラスαで勉強系、という組み合わせの子がゴロゴロ。
将棋や囲碁を習っている、という子もいます。
子供①②曰く、【塾の同級生はみんな忙しそう】とのこと。
3.地方でも習い事のゴールを逆算する必要あり
習い事を複数している子は、学年が上がると習い事の整理整頓をする必要性が出てきそうです。
地方の場合、中学受験はそれほど盛んではありません。
大都会のように受験塾に時間を取られることもないので、教育熱心で余裕のある家庭の子は、複数の習い事通いをしている印象があります。
しかし地方でも、小学3,4年生から塾に通い始めるのであれば、習い事のゴール地点を逆算してからスタートするのが良い、といえます。
4.家庭学習の習慣が身に付いているのが絶対条件
小学3年生と言えども、毎日の宿題が出されます。
量は高学年の子供①に比べれば少ないですが、家庭学習がない子にこなすには難しいです。
【塾に入れば勉強してくれる】と期待している保護者も世の中にはいるかもしれません。
経験上、そういった考えで子供が入塾しても、子供が自分から勉強することは100人いたら1,2人レベルです。
1~2%の割合なので、残りの99人~98人の親はお金をドブ川に捨てるようなものです。
通塾で子供②に起きた変化とは?
さて、言われたことはやる子供②ですが、通塾して起きた変化があります。
結論から申しますと、メリットの方が多かったです。
変化1.計算スピードがアップした
公文やそろばんに通っている子の計算スピードの速さに驚き、「みんな凄いな~」と感心していた子供②。
根は真面目なので、塾から出される課題もコツコツ解いたことで1週間で計算スピードがアップしました。
まぁ、あまり私が計算スピード重視していないので、スタートラインが遅いこともありますけどね。
鍛えたら確実に速くなる、というレベルでしたから。
ところで、子供②は子供①よりは速そうだけれど、適当に解く癖がありました。
塾に通い、「速くそして正確に答えを書く子」が多数いる現実に目が覚めたようです。
学校のクラスの中ではそれなりに優等生扱いされているらしい子供②ですが、世の中は広いことを知りました。
変化2.勉強を真面目に取り組む子が多くいると感心する
小学3年生なので、授業中もガヤガヤしてはいるものの、学校より静かなようです。
「学校だと、勉強していない子もいるから」と子供②。
アチャ~、それは昔のお母さんだと、と心の中で思いながら話を聞いてあげました。
夢や目的を持って勉強している同級生がゴロゴロいて、「みんな将来のことを真面目に考えている」と驚く子供②。
「お父さんとお母さんは、小学3年生の頃の夢は何?」と質問をしてきました。
旦那さんが「小児科か陶芸家」と答える横で、私は頭を悩ませることに・・・。
「その日を一生懸命過ごすことで精一杯だったかな」と言い、逃げました。
変化3.オンオフの使い方が上手くなった
子供②は子供①に比べれば、勉強する・しないの切り替えが1年生の頃から上手でした。
それがさらに上手くなった印象があります。
学校の宿題以外にも、塾から出されている宿題もやらなくてはいけません。
「さっさと終わらせて本を読みたい」「テレビを見たい」と集中して勉強を片付けるようになりました。
オフの時はだらしなくソファーに横になって【こち亀】や【コナン】を読んだり、借りてきた本を読んでいます。
オンオフで両極端な顔を見せる子供②ですが、切り替えがスピーディーになりました。
学校外の世界を見せて刺激を与えるのはアリ
何かと自分でリミットを決めてしまう子供②ですが、通塾を子供①より1年ほど早目たことで、精神的に成長した気がします。
また、塾で習った上で学校の授業を受けることもあり、勉強への自信がついてきたようです。
同じ兄弟姉妹でも、習い事のタイミングや勉強へのアプローチが異なります。
子供②は長い目でコツコツ積み重ねていくタイプなので、小学3年から入塾というタイミングは合っていた、と現段階ではそう見えます。
もし、塾を検討しているのであれば、入塾に向けての下準備は必須ですよ。