【公立移民】「マンションは学区で選びなさい」を読むべき4つの理由

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子供が乳児時代だと気にもしなかった学区の話

私も、子供①が乳幼児期に現在の街に越してきましたが、その時の優先事項は以下の通り。

  1. 小児科が近い
  2. 徒歩圏内にスーパーがある
  3. 徒歩圏内に図書館がある
  4. 徒歩圏内に駅がある(旦那さんの通勤)
  5. 近所に公園がある

それぞれ、優先事項は家庭によって異なるとは思いますが、学区のことは頭にはなかったです。

これが、年長以降の引っ越しになると、必ず学区問題が付いて回ります。

そして、ネットで検索して情報収集をするのです・・・。

 

エール出版社より本が出版されました。

小学3年生から4年生で気をつけるべきことを詳しく取り上げています。

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kindle出版しました。unlimitedでも読めます。

完全に無料で読めるコミックエッセイです。

 

↓こちらはアマゾンの縦読みfliptoonです。

キンドルとは違う読み心地かなと思いますので、読み比べもしてみてください。

内容は一緒です!

透明教育ママの絵日記 教育系コミックエッセイだけど役に立つ可能性ゼロ【ブログ放置編】

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kindleのジャンル別ベストセラー獲得しました!

ありがとうございます。

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親なら考える学区問題

現在、我が家が住んでいる学区は、近隣の学区の中では1,2位を争う人気学区。

最近同じ町内に、年長さんのいる一家(隣学区から)が引っ越してきたりしています。

駅から近く賃貸系の物件も多くあるので、元々転勤族に人気のある学区。

で、この転勤族の子は一定の学力をキープする上では欠かせない存在なのです。

何故かと申しますと、将来的に大都市圏に戻るので、小学校中・高学年以降の学力差を最初からなくすためにアレコレ対策しています。

 

大体の方がZ会のハイレベルコースor中学受験コースを受講して備えていましたね。

仕事の関係でココに住んでいる時は、ココでしかできない体験をさせ(海・山などの自然体験)、そして、首都圏に戻る時は学区選びは慎重に、という姿勢。

この学区問題、これまで2回ほど書いていますが、確実に地方都市にも波が押し寄せています。

私自身、同級生の中学校の越境を目撃しましたし、その後の実家の引っ越し先の学区との差に驚いたこともありました。関連記事:地方都市での学区格差

今では、小学校の時点で越境や引っ越しをする保護者もいます。

ネットや口コミであっという間に拡散する時代。すごいな、と感心していたところにある新書が出版されました。

マンションは学区で選びなさい

マンションは学区で選びなさい (小学館新書) (小学館新書 お 18-1)

 

マンションは学区で選びなさい (小学館新書) (小学館新書 お 18-1)

マンションは学区で選びなさいの著者、沖氏が代表を務めるスタイルアクト社はクローズアップ現代の特集にも登場しています。放送後はHPアクセス増加で大変だった、とか。

クローズアップ現代でも、公立小移民に対策を講じている保護者が映し出されていますが、地方都市レベルでも、良い中学校学区に入るために安アパートを間借りする手段も

 

本では、文京区などの小学6年生の国立中学・私立中学への進学率が40%越えとの記述があり、子供①②が通う小学校のことを思い浮かべました。

地方都市の人気学区でも、中学受験進学率は・・・。5%-10%あれば相当多い方です。

この本では、首都圏を中心に世帯年収No.1公立小が載っています

しかも、各区・市・町・村で!!

凄いの一言です。

全て、公のデーター(国勢調査など)を使って推計値を算出しているので、法的には何ら問題はありませんよ・笑。

公立小移民、とありますが、この流れは首都圏などの大都市だけの話ではなく、地方でも起きている話です。まぁ、本書で出てくる年収をみるとクラクラしますけどね・・・。

 

1.地方都市でも優良学区があることが分かる

学区と収入の関係は、私の父も知っていた感があり、「○○中(隣の学区でここからの越境が多かった)はお屋敷がないから荒れている」と自分の家を棚上げにして口にしていたものです。

私も、高校入学後に入学する生徒数が多い中学と1,2人しか来ない中学校(生徒数は多いのに)と差があることを肌で感じ、学区によって学力差はあるものなんだ、と痛感しました。

 

遠方で、生徒数も少ないのに、同学年で3,4人高校に入学している中学校がありました。

偶然、同じ部活になったので話を聞いてみると、親同士が同じ職場(大企業の研究職)であることが判明。

郊外にある企業の研究所通勤圏相で宅地開発が進む→そこに研究員が住む

夫婦とも大卒(院卒も)

子供の教育に熱心

No.1高校に進学、の図式が成り立っていたのです。

本の中では、私の体験に近い話(つくば市の国主導による研究都市計画)が載っています。

他も、都市部の人気学区と地方の人気学区は似ている共通点があります。

官公庁の官舎・大手銀行の社宅がある学区は学力が高い学区ですね。

 

郊外でも、大企業の研究員が多く住んでいる街・大学病院がある街はピンポイントで教育熱心な家庭率が高いです。

私の実家近くには、大手銀行の社宅がありました。

時々遊びに行っては生活水準の高さに羨望の眼差しで見ていましたよ~・笑。

その銀行の子供たちは3年サイクルで引っ越しをしていました。

 

2.首都圏近郊の区市町村の年収No.1小学校が分かる

↓住まいサーフィンの特集ページ学区別平均年収データーです。

こちらは、我がふるさと北関東を除いた関東のランキング表となっています・笑。

年収でのランキングですが、マンションは学区で選びなさいに書いてある文京区のように、世帯年収で上位にランクインしていないけれど、大人気学区、というのも存在していますね。

世帯が引退していて年収は少ないけれど伝統的な昔ながらの文教地区、というものです。

 

私の友人が利用した越境方法も、祖父母の家でした

年収と学区というのは1つの目安ですが、やはり教育熱の高さを示す指標になります。

今住んでいる市でも、□□地区は裕福層が高い=進学実績が異様に良い、です。

庶民の私は、恐ろしくて近づけないです。

外車率高い、という噂話を耳にしていますし。

 

私が住んでいる街は、便がいい=大企業の転勤族が一定数いる=熱心な家庭が増えてきている、という印象です。

こちらは庶民でも溶け込みやすい街です・笑。

我が家は、残念ながら大企業勤務ではないので、首都圏の年収ランキングの平均値を見ていると泣けてきます・・・苦笑。

 

3. 学区選びと物件の関係が分かる

大都市圏のように、中学受験がアツイ地域は、小学校の雰囲気は勉強への意識を左右しかねない問題です。

著者の沖氏自身も、お子さんの公立小移民を体験しており、本ではリアリティーあふれえる筆致で描写しています。

小学生の勉強=悪・可哀想、と考えている地域もありますからね、本当に。

私みたいに自分から勉強しない道を選んだ小学生ならまだしも(実家の町内は勉強は当たり前の家が多かった)、町内全体が「勉強だなんて!」という雰囲気だと抜け出すことも難しいです。

さて、首都圏だろうが地方だろうが、共通しているのは「良い学区の物件は値崩れしない」、です。

実家の北関東の某県でも、今の某県でも、学区によってマンション・戸建ての値段が変わる事実があります。学区が不動産の謳い文句にもなっていますし

道一本でマンションの値段が変わる! in地方都市に私の見聞が書いてあります。

 

マンションは学区で選びなさいも、学区でマンションを選ぶのは将来売却した際も値崩れしないから、との指摘がありました。

4. 情報戦は大切と分かる

住まいサーフィンで無料登録すると、様々なデーターが閲覧可能となります。私も登録してみましたが、首都圏だけでなく、様々な地域のマンションの評価が載っていました。

↑は我が故郷、北関東・3県もしっかり載っています!!! HP上のユーザー評価をクリックするとこちらの画面になります。

分譲マンションの間取りや住み心地、周辺環境等の情報が載っています。会員登録すると閲覧可能です。

登録はいたってシンプル。

資料請求は欲しくなければ、全てチェックを外せばいいことです。

私も、ゆる~い転勤族の妻ですし、分譲マンションを買うことは今のところないので、全部外して登録しました(住まいサーフィンさん、スミマセン)。

ただし、分譲マンションでも賃貸利用の物件もあるので、転勤先の住まいでそういった物件に出会う可能性も否定できません。備えにもなります

気になる地域があれば、選択すると資料や情報が送られてくるシステムです。

首都圏だけではなく、全国をカバーしています。

おまけ 日米の情報差

本の中で、日米の不動産、年収、学校レベルのランキング公開に関する認識の違いに触れているページがありました(P106)。

私が読んだ【われらの子ども:米国における機会格差の拡大】では親の年収の違いと学力の差が明確に示されている地図がバ~ンと載っていましたね。

本当に、道路挟んだ向こうとこちらでは世界が異なることが読者に伝わるような地図でしたね。

日本もネットを通じて、こうなりつつあるのかな、と今回紹介した本を読みながら考えしまいました。

 

地方での学区による差は中学で拡大!

地方では、小学校の環境差はもちろんありますが、一番大きな差が出るのは中学校に置いてです。

これは、自分の中学時代と末の弟の経験、そして塾での経験を通じて断言できます。

まず、定期テストの問題が大きく異なります

勉強して当然的な公立中(仮にA中)の定期テスト

基本はあるが、生徒間の差を出すために応用問題などハイレベルなテスト内容。基本ばかりだと、上位層が90点以上ばかりになる恐れがあるので。

勉強しなくてもOK的な雰囲気の中学校(仮にB中)の定期テスト

基本問題ばかり。最悪、ワークのまんま問題も。

校内ベスト10に入っていても、トップ高校に到達するレベルにではないが、親子で勘違いしてトップ高校を狙う。

そして塾の先生が困る。

口が裂けても、「通っている中学校のレベルは低いのであてになりません!」とは言えず・・・。

B中学区に住んでいる保護者が、校内順位を額面通りに受け取ると悲劇を起こします・・・。

塾などの校外模試で初めて現実を見るのですが、たいてい、中学3年生の頃ですね。

もちろん、B中のような学校でも例外はいますが、稀です。

トップ高校に到達可能は1,2人、よくて3人でしょうか。

首都圏では、それが小学校レベルで起きているのだな、と。

転勤族の方は必読です!!

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